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株式会社gloops
ソーシャルアプリ事業に求められる高品質、高信頼なネットワーク基盤を構築
株式会社gloops
「みんなの手に、新しい遊びを。」というコーポレートスローガンを掲げ、ソーシャルゲームをはじめとするモバイルエンターテインメントを幅広く提供する株式会社gloops(グループス)。低遅延で運用性の高いネットワークを求め、新データセンターおよび新社屋にアライドテレシスのネットワークソリューションを導入した。
プロフィール
■株式会社gloops
所在地 東京都港区六本木一丁目四番五号
アークヒルズサウスタワー6F
株式会社gloopsロゴ
代表者 代表取締役社長 池田 秀行
設 立 2005年8月2日
ソーシャルゲームをはじめとするソーシャルアプリケーション事業を展開。モバイルエンターテインメントの可能性を追求し、楽しさと驚きにあふれるコンテンツを創造し、繋がり合う面白さを提供していく。エンターテインメントを通じて人と人とのコミュニケーションを活性化させるサービスを提供するほか、国内外において各種社会貢献活動に取り組んでいる。
http://gloops.com/
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遅延がビジネスの損失に繋がるソーシャルアプリ事業
コストや運用の自由度、対応のスピード感を求め、自社でネットワーク運用を開始
EPSR(※1)によるリング型ネットワークを採用
運用の自由度が増し、スピード感を持った対応が可能に
さらに厳しさを増していくネットワークの要求に対応
遅延がビジネスの損失に繋がるソーシャルアプリ事業
株式会社gloops ソーシャルゲーム事業本部 システム統括部 インフラグループ 村上 誠氏
株式会社gloops
ソーシャルゲーム事業本部
システム統括部
インフラグループ
村上 誠氏
ゲームを中心としたソーシャルアプリ事業を展開する株式会社gloopsは、2005年の設立以来、数多くのタイトルを提供し、着実に成長を続けるソーシャルエンターテインメントプロバイダーだ。

株式会社gloops ソーシャルゲーム事業本部 システム統括部 インフラグループの村上誠氏は「事業の急激な成長にともなって、サービス提供に必要となるサーバーやネットワークもここ数年で急速に拡大しています。お客様に提供するサービスですので、ネットワークに関してはレスポンスタイム、つまり遅延がないように厳しく取り組んでいます。特に総合ポータルサイト経由のゲーム提供の場合には、遅延がサービスの停止に繋がるケースもありますので、ネットワークの運用はシビアです」とソーシャルゲームに求められるネットワークについて語る。

さらに、gloopsでは最近、総合ポータルサイト経由だけでなく、ネイティブアプリと呼ばれる、自社で提供するタイプのタイトルも増えてきており、ネットワークに対する要求は高まる一方だと村上氏は言う。

「総合ポータルサイト経由の場合はある程度トラフィックも絞られますが、ネイティブアプリはスマートフォンをはじめとするインターネット全体から直接エンドユーザーが接続してくることになります。トラフィックも大変多くなりますので、ネットワークにはさらに高い品質、信頼性が求められます」(村上氏)

サーバーやネットワークの停止はもちろん、多少の遅延でさえもビジネスの損失に繋がってしまうソーシャルアプリ業界。加えて、サービスリリースの間隔も短いことから、インフラの柔軟性や対応のスピード感も必要となる。
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コストや運用の自由度、対応のスピード感を求め、自社でネットワーク運用を開始
株式会社gloops クロスファンクション統括部 システム基盤部 インフラグループ エンジニア 今野 泰弘氏
株式会社gloops
クロスファンクション統括部
システム基盤部
インフラグループ
エンジニア
今野 泰弘氏
gloopsでは従来、ゲームサービス用サーバーと社内業務用サーバーをデータセンターに預け、運用を行ってきた。しかし、ネットワーク周りの運用に関しては、フルマネージドという形でデータセンター事業者に任せていた。

「フルマネージドでお任せしていたので、ネットワークに関しては、内部がどういう接続で、どのような設定がされているかが分かりにくいという面がありました。急速にビジネスが拡大する中で、ランニングコストや運用の自由度、スピード感といった観点から、ネットワークに関しても自社で構築して運用していこうという方向性になりました」と村上氏。

株式会社gloops クロスファンクション統括部 システム基盤部 インフラグループ エンジニアの今野泰弘氏は「大きなトラブルがあったわけではありませんが、やはりフルマネージドでお任せしていますと、即日で対応してもらいたいところが何日か必要となるなど、対応のスピード感に欠ける部分がありました」と、求めるスピード感がフルマネージドでは得られなくなってきたと指摘する。

そこで、新たなデータセンターへの移行プロジェクトがスタートした。最新のデータセンターで新たなゲーム配信サービスシステムを構築するというプロジェクトだ。もちろん、新データセンターでのネットワークの設計から、構築、運用まですべてをgloopsが自ら行う。すでにリリース済みのタイトルに関しては容易に移行できないものもあるため、従来のデータセンターも併用ということになるが、そちらについてもネットワークの運用を引き取る、レンタル機器を買い取るといった変更が行われることになった。

あわせて、社屋の移転も決定していたため、社内のネットワーク構成に関しても見直しを実施し、運用性を高めることとした。
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EPSR(※1)によるリング型ネットワークを採用
新データセンターではリング型のネットワーク構成が採用された。村上氏は「低遅延で、自由度が大きく、さらに、フラットなL2ネットワークをということで、さまざまなネットワーク構成を検討しました。その結果、リング型のネットワーク構成が最適という結論に達しました」と話す。冗長性や運用性、拡張性といった新ネットワークの要件に加え、ケーブル費用などの敷設コストを抑えることもできるリング型のネットワーク構成が採用されたのだ。

ネットワークを構成する製品に関しては、リング型を構成できる機器をいくつか検討した結果、アライドテレシスのネットワーク製品が選定された。

村上氏は選定の理由について「機器のスペックや仕様、動作条件、運用性、配線の数といったところまで細かく検討し、総合的な判断からアライドテレシスの製品を選定しました」と語る。

さらに、アライドテレシスの柔軟な対応力も選定の理由になったと村上氏は言う。「最初にいただいた提案から、さらに機能的な要望を戻すこともあったのですが、そういった要望も細やかに汲み取っていただけたのがアライドテレシスでした。また、初期構築に関してはアライドテレシス側で構築していただけるということで、導入から構築運用までワンストップで対応してくれるというのも嬉しいポイントでした」
(村上氏)

導入機器は、コア・スイッチ「SwitchBlade x908」をはじめ、10ギガビットイーサネットスイッチ 「Centre COM AT-x610-24Ts/X」、ギガビット・インテリジェント・スタッカブルスイッチ「CentreCOM AT-x510-52GTX」などのアライドテレシス製品。VCS(バーチャルシャーシスタック)機能を用いて冗長化されたSwitchBlade x908のもとに、各ラックのToR(Top of Rack)スイッチとしてVCSにより仮想スイッチ化されたCentreCOM AT-x510-52GTXが導入されている。これらの機器は、EPSR(Ethernet Protected Switched Ring)機能を用いてリング型に構成され、レイヤー2レベルでのループ防止と冗長化を実現している。

「EPSR機能を活用し、リング型のネットワーク構成を構築することで、十分なコスト低減を図りつつ、必要な機能を乗せることができました」(村上氏)
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運用の自由度が増し、スピード感を持った対応が可能に
エントランス
木目の温もりを感じられるエントランス付近。白い壁を活かし、ゲーム紹介の投影も行っている。
あわせて、新社屋の社内ネットワークに関しても、SwitchBlade x908とCentreCOM AT-x510-28GPXを導入、EPSR機能を利用してリング型のネットワークを構築している。「各フロアにリング型のネットワークを構築し、リングの両サイドにPoE対応のスイッチを設置して無線LANのアクセスポイントを設置しています」と今野氏は言う。

新データセンター、新社屋ともに順調に構築は進んだ。データセンターネットワークの設置と接続、初期設定はアライドテレシスが担当し、新社屋についてはgloopsが設置から全てを行っている。「ネットワーク機器の設定は非常に簡単で、使い勝手に問題はありませんでした」と今野氏。

2013年秋、新データセンター、新社屋ともに新たなインフラは正式に稼働を開始した。その後、大きなトラブルもなく、ネットワークは順調に利用されている。

「設定変更に手間がかからないというのは導入の大きな効果だと思います。特に社内ネットワークは人員の増加とともに継ぎ足して拡張してきましたので、それが整理できただけでも運用の負荷は削減できたと言えます」(村上氏)

自社での運用に変わったことで自由度が増し、スピード感を持った対応が可能になっただけでなく、可用性、拡張性の高いリング型ネットワーク構成により、ネットワークの品質、信頼性も高めることに成功した。

あわせて、新データセンターの高いサーバー収容効率やアウトソーシングやレンタルコストの削減など、さまざまなコスト削減努力により、トータルでのランニングコストを大幅に削減することができたという。
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さらに厳しさを増していくネットワークの要求に対応
共有スペース
普段は社員が自由に利用できる「ハングアウトフィールド」。全社員が集まれる広さがあり、シーンに応じて色々な利用方法もあるフレキシブルな作りになっている。
gloopsでは今回のプロジェクトに先駆けて、ネットワーク認証アプライアンスもアライドテレシスから導入している。個人端末が社内システムへアクセスする際の管理性を高めるとともに、追尾性を向上するために、ネットワークの1つの課題解決として、移転に先立って導入された。

今後は順次、新データセンターへの移行を進めるとともに、システムの改善、拡張を行っていく。

「ネイティブアプリが増えてきていますので、今後はグローバル側のネットワークを含めてしっかり整備していきたいと考えています。アライドテレシスには導入後もさまざまな要望を出していますが、対応も非常に良く、コミュニケーションも上手く取れています。今後も支援をお願いしたいと思っています」
(村上氏)

また、gloopsではネットワークの運用ツールなどの自社開発も行っており、今後も運用環境の充実を進めていく。

「設定を容易に行えるように、ネットワークの可視化ができるツールなどの開発を進めています。ネットワーク監視ツールなどとも連動して、ますます運用負荷を削減していきます」と今野氏。

アライドテレシスのネットワークソリューションは今後も、高品質、低遅延が求められるソーシャルアプリ事業のネットワークインフラを支えていく。
(取材:2014年04月)
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gloopsのアプリが配信される仕組み
※1 EPSR:イーサネットリングプロテクション機能である“EPSR”(Ethernet Protected Switched Ring)は、リング構成のネットワークに特化した、レイヤー2のループ防止・冗長化機能(RFC3619)です。トポロジーをリング構成に限定し、各スイッチの役割をあらかじめ固定することにより、障害の検出と経路の切り替えをより高速に行います。
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