ライブラリー
導入事例
WEBカタログ
プレゼンテーション素材集
製品写真
製品外観図
メール配信サービス
導入事例
品川インターシティ
ビル監視ネットワークインフラに、高信頼のアライドテレシス監視カメラソリューションを採用
品川インターシティ
「品川インターシティ」
東京・品川駅東口にある超高層大型複合ビル「品川インターシティ」は1998年のオープン以来、ビル利用者の安全・安心を守ってきた監視カメラをIP化、2012年4月から新たなビル監視カメラシステムが稼動を開始した。そのネットワークインフラにアライドテレシスのコア・スイッチ「x900シリーズ」およびエッジ・スイッチ「GS900M V2シリーズ」を採用。300台以上の監視カメラの映像データをスイッチングする優れたパフォーマンスや、24時間・365日のノンストップ稼動に求められる高い可用性などが評価された。
プロフィール
■品川インターシティ
所在地:東京都港区港南2-15-1
事業主: 興和不動産、住友生命保険、大林組
竣工:1998年11月
敷地面積:35,564u
総延床面積:337,119u
■品川インターシティマネジメント株式会社
所在地:東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟5階
品川駅東口地区再開発地区計画のリーディングプロジェクトとして、「創造と交流の園都(まち)」を基本理念に計画。緑と憩いの空間となるセントラルガーデンや品川駅東西自由通路を整備するなど、品川駅周辺のインフラ整備に貢献。ビジネスと文化の拠点として、品川エリアの中核を担っている。
http://www.sicity.co.jp/
Top
ビル利用者の安全・安心を守る監視カメラシステムをIP化
監視カメラシステムとネットワークの要件を整理
アライドテレシスの監視カメラネットワークソリューションを採用
映像をマルチキャスト配信し、各棟監視センターでモニタリング
ネットワーク管理を活用してスイッチを一元管理
ビル利用者の安全・安心を守る監視カメラシステムをIP化
青木康之氏
興和不動産株式会社
ビル事業本部
営業グループ
営業第一部
係長 青木康之氏

品川はかつて東海道五十三次の宿場として栄え、江戸の表玄関として重要な役割を果たしてきた。現在は、東海道新幹線品川駅の開業や大手企業の本社進出などとともに、東京の南の玄関口としてますます重要性が増している。品川駅東口のビル群の中でも、ひときわ存在感を示しているのが品川インターシティだ。

次世代の機能的なオフィスを目指した3つのオフィス棟と商業店舗(ショップ&レストラン) 棟、ホール棟の5棟で構成される超高層大型複合ビルとして1998年に誕生した。当時の最先端設備を導入し、ビルに入居する企業のICT活用に欠かせない情報通信インフラをはじめ、コンピューター制御された駐車場、都市の環境保全とエネルギーの効率的な利用を図る地域冷暖房施設などは、その一例だ。

また、インテリジェント・ビル・オートメーションシステムを高度化したビルマネジメントシステムを採用。ビル内の監視室では、空調制御やエレベーター制御、入退館管理にとどまらず、設備機器の稼動実績管理など最新技術を駆 使し、ビル内の居住性やエネルギー効率に配慮した高レベルのビル管理を実施している。

そして、ビルの安全を守るのが防災センターである。メインの防災センターと各高層棟を監視するサブセンターが24時間・365日、ビル内と周辺の安全を守っている。防災センターでは監視カメラや各種センサーから送られてくる情報を監視・分析し、防災・防犯の迅速な初動態勢を敷いている。

品川インターシティでは、防災・防犯用の監視カメラシステムを従来のアナログ方式からIP方式に刷新。その狙いについて、品川インターシティの事業主の1社で、不動産賃貸業務を担当する興和不動産ビル事業本部の青木康之氏は「品川インターシティはオープンして14年になります。周辺に新しいビルが相次いで建設されるなか、当ビルのグレードの維持・拡充を進めてきました。今回の監視カメラシステムの刷新も、ビルの防災・防犯を強化するためです。このほか、店舗やレストランの案内を分かりやすく表示するなど、ビル利用者の利便性や安全性の向上に注力しています」と述べる。

Top
監視カメラシステムとネットワークの要件を整理
角田之雄氏
品川インターシティ
マネジメント株式会社
管理営業本部
施設管理部
担当部長 角田之雄氏

品川インターシティは従来、約150台の監視カメラを設置し、防災・防犯に役立ててきた。だが、監視カメラシステムを導入してから10年以上が過ぎ、システムの老朽化に加え、さまざまな課題を抱えていたという。導入した98年当時はアナログ方式が主流だったが、近年はIP方式が一般的になっている。

品川インターシティの施設・設備を管理運営する品川インターシティマネジメント 管理営業本部 施設管理部 担当部長の角田之雄氏は「相対的に映像品質が低いことや、必要な映像シーンを検索・表示するのに時間がかかることなど、アナログ方式ではさまざまな制約があったのです」とこれまでの課題を説明する。

そして、アナログ方式の監視カメラは最大で約150台までしか対応できず、「監視の死角をなくすために、カメラを増設したくてもできませんでした。また、これまで分散配置していた録画装置をメインの監視センターに集中配置してモニタリングできるよう、ネットワークを含め新たな監視カメラシステムを構築することになり、3年ほど前から検討を開始したのです」と、角田氏は経緯を話す。

品川インターシティマネジメントでは、國興システムズおよび、スミセイ情報システムとともに新たな監視カメラシステムの導入に向け、要件を整理した。まず、最新IP方式の採用を大前提として、監視カメラの台数は300台以上に 倍増する。そして、高画質のハイビジョン映像で録画・監視できること、監視映像の検索・表示がスピーディーに行えること、録画装置をメインの監視センターで一元管理できること、ネットワーク機器は冗長化して可用性・信頼性 を高めることなど、さまざまな要件が出された。

Top
アライドテレシスの監視カメラネットワークソリューションを採用
ラック内のx900-24XS
ラック内のx900-24XS

スミセイ情報システムでは、これらの要件をもとにIP監視カメラシステムのインフラとなるネットワーク機器の選定に着手。まず、監視カメラシステムの制御サーバーや録画サーバーを収容するコア・スイッチには、300台以上の監視カメラから送られてくる大容量の映像データが常時流れることになる。そのため、「高スペックのレイヤー3スイッチが不可欠です。映像品質低下の要因となるパケットロスを防ぎ、高いパフォーマンスを維持できるようスイッチのパケット転送量やスイッチング容量などを比較・検討しました」と、ネットワーク設計を担当したスミセイ情報システムの林雅大氏は述べる。

そして、複数ベンダーのスイッチの中からアライドテレシスのコア・スイッチ「x900-24XS」を2台、エッジ・スイッチ「GS924M V2」を21台導入。他社製品に比べ、「x900シリーズはパケット転送やスイッチングのスペックが高く、IP監視カメラシステムのネットワークに要求される高い性能を重視し、品川インターシティマネジメント様に推奨しました」と、林氏は話す。

ネットワーク構成は、冗長化された「x900-24XS」を中心に、スター型で各棟に設置された「GS924M V2」を1Gbpsで接続。GS924M V2の配下にはPoEスイッチと監視カメラが接続される。このスター型ネットワーク構成は、監視カメラ用ソフトウェアベンダーの助言もあり、ネットワーク運用のしやすさを考慮しシンプルにした。そして、2台のコア・スイッチはVRRPで冗長化するほか、RSTPを用いて耐障害性を確保し、ネットワーク障害で監視映像を録画できなくなる事態を極力、回避できるように工夫していると、スミセイ情報システムの鶴田豊久氏は述べる。

Top
映像をマルチキャスト配信し、各棟監視センターでモニタリング

品川インターシティの随所に設置された300台以上の監視カメラの映像を録画サーバーに収集、監視端末に配信する高速・広帯域ネットワークをインフラとして、新たな監視カメラシステムが2012年4月から本格稼動を開始した。その導入効果について、角田氏は「非常に鮮明な映像で監視業務が行えるようになり、問題発生時の原因究明がしやすくなるなど、さまざまな効果が出ています」と述べる。

例えば、建物内のエスカレーターに取り付けられた安全装置が何らかの理由で作動し、エスカレーターが停止することがある。従来のアナログ監視カメラでは映像品質が低かったため、監視員が映像で原因を確認しようとしても、不明なこともあったようだ。だが、新監視カメラシステムでは映像が鮮明になり、人がエスカレーターにぶつかって停止したなど、因果関係がより分かりやすくなったという。

防災センターの監視モニター
防災センターの監視モニター

こうした監視業務はメインの監視センターのほか、各棟の監視センターから行っている。従来は各棟に録画装置を分散配置してモニタリングしていたが、今回はメインの監視センターに集中配置された録画サーバーから、ネットワークを介して各棟の監視センターへ映像をマルチキャストで配信。これにより、例えば、監視員がエスカレーター停止の原因を調査する際、録画サーバーから必要な映像を簡単に検索・表示でき、調査時間も大幅に短縮することができるようになったという。

Top
ネットワーク管理を活用してスイッチを一元管理

監視カメラとともにネットワークは24時間・365日、ノンストップの稼動が要求される。そこで、ネットワークマネージメント・ソフトウェア「Swim Manager」を用いてアライドテレシスのスイッチ製品を一元管理。万一の障害発生時にはアラートで通知するなど、迅速に対応できる態勢を整えている。

今回、品川インターシティが導入した監視用カメラ管理ソフトウェアは、サーバーの増設でカメラ台数の制約がなくなるという。「今後、必要に応じてカメラを増設できるようになり、拡張性の高い監視カメラシステムを構築することができました」と角田氏は述べる。

そして、監視カメラの増設など、品川インターシティマネジメントの要請に応じ、「システムの拡張にも柔軟に対応できるよう、高いパフォーマンスのコア・スイッチとエッジ・スイッチを選択しています。今後の拡張の問い合わ せなどでも、これまで通り、スピーディーな助言をお願いします」と、鶴田氏はアライドテレシスのサポートに期待する。

品川インターシティ内のオフィスで働く人とレストラン、ショップを訪れる人を合わせると、1日に数万人が建物内を行き交うという。人々の安全・安心を守り、快適な都市生活を支える監視カメラシステムのインフラを、アライドテレシスのネットワーク製品、ソリューションが担っている。(取材:2012年6月)

ネットワーク構成図
プロフィール
■スミセイ情報システム株式会社
東京本社:東京都新宿区西新宿6-14-1 新宿グリーンタワービル
設立:1971年5月
資本金:3億円
従業員数:1,356名(2012年4月現在)
システムコンサルティング、システム開発・運用管理、SI事業、ネットワーク設計・運用、セキュリティーサービスなど、広範な事業を展開している。
http://www.slcs.co.jp/
導入事例一覧へ


PAGE TOP