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石狩市役所
マイナンバー制度の運用開始を視野に耐障害性や運用管理性に優れた庁内ネットワークを構築
石狩市役所
北海道石狩市役所ではマイナンバー制度の運用開始やネットワーク機器の老朽化などを契機に本庁舎及び支所、出先機関のネットワークを全面的に刷新した。その基盤としてVCS対応のコア・スイッチからフロア・スイッチ、部門のアクセス・スイッチまでアライドテレシスの製品群を採用。ダイナミックVLANを利用して業務系、情報系、住基ネット系の各セグメントのアクセスを制御するほか、リンクアグリゲーションを活用して2Gbpsの広帯域を実現した。そして、ネットワーク機器と認証システム、統合監視ソフトウェアなどを組み合わせ、セキュリティーや障害対応の課題を解決する総合的なソリューションが評価された。
お客様プロフィール
■ 石狩市役所
所在地 :
市 制 :

人 口 :
 北海道石狩市花川北6条1-30-2
 1996年9月
 2005年10月 石狩市、厚田村、浜益村が合併、現在の石狩市が誕生
 59,120人(2016年4月1日現在 外国人含む)

石狩市は西側一帯が石狩湾に面し、北海道の中でも温暖で、四季がはっきりとした住みやすい環境として知られる。石狩市発祥の「石狩鍋」など、豊かな海の幸や野菜など食材にも恵まれている。海浜植物が自生する「はまなすの丘公園」などの観光スポットも数多い。


http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/
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機器の老朽化や庁内LANの複雑化が課題
ソリューションの総合評価でアライドテレシス製品を採用
リンクアグリゲーションやダイナミックVLANを活用
「強靭性向上」にも柔軟に対応できる基盤を実現
機器の老朽化や庁内LANの複雑化が課題
石狩市 総務部 情報政策課 課長 椿原 功氏
石狩市
総務部
情報政策課 課長
椿原 功氏
  札幌中心部から車で約30分。自然豊かな石狩市では「このまちに住み続けたい・住みたいと思うまち」であり続けるため、30年先の目指すまちの姿に向かって「第5期石狩市総合計画」(2015 〜 2022年)を策定。「新現役世代(知識や技能、経験を有する高齢者)がいしかりで活躍する」、「いしかりの子育て力をさらに発揮する」、「いしかりの資源からモノやしごとを創り出す」、「いろんないしかりの顔をつくる」、「いしかりが誇る人や文化を育てる」といった5つの戦略目標を掲げ、市民と協働で進めていくという。
  こうした取り組みをはじめ、行政に欠かせないのがICT基盤だ。石狩市役所では庁舎が現在の場所に移転した1993年以降、職員や端末台数の増加に対応するため、都度、LANケーブルを継ぎ足す形で庁内LANを手直ししてきた。庁内LANは大別して、業務系、インターネットやメールなどの情報系、住基ネット(住民基本台帳ネットワークシステム)系の3つのセグメントに物理的に分けられ、ネットワークが複雑化していたという。機器の老朽化もあり、「障害発生時に庁内のどこで問題が発生しているのか切り分けに時間がかかり、ネットワーク安定運用の観点からも課題になっていたのです」と石狩市総務部情報政策課の課長、椿原功氏は打ち明ける。
  また、従来の基幹LANの通信速度は100Mbps。全庁で約900台の端末(情報系約600台、業務系約300台)が接続される。庁内の誰かがファイルサーバーから大容量ファイルをダウンロードしたりするとネットワーク帯域が圧迫され、他の職員のサーバーアクセスなどにも影響があったという。業務系で扱うWebシステムなどのデータ量も大きくなっており、石狩市役所の支所、福祉センターや図書館などの出先機関を含め、シンプルかつ広帯域の庁内LANが求められていた。加えて、「マイナンバー制度の運用開始を控え、より信頼性が高く、広帯域の庁内LANへと刷新するため、情報政策課内で検討を始めたのです」と椿原氏は説明する。
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ソリューションの総合評価でアライドテレシス製品を採用
総務部 情報政策課 情報政策担当 主査 宮本 智徳氏
総務部
情報政策課
情報政策担当 主査
宮本 智徳氏
総務部 情報政策課 情報政策担当 主任 江口 貴之氏
総務部
情報政策課
情報政策担当 主任
江口 貴之氏
  情報政策課では、庁内LANの課題を洗い出した。物理的なセグメント分割や広帯域LANのほか、「許可されていない端末の検知も課題でした」と情報政策課情報政策担当主査の宮本智徳氏は話す。石狩市役所では持ち込みPCなど未許可の端末が庁内ネットワークに接続されると検知する装置を各セグメントに設置していたが、「検知はするものの、どこで接続されたのか場所が分からず、経験で場所の特定をしていました。マイナンバー制度の運用ではより高いセキュリティーが求められるため、端末接続の場所を検知できることや、ネットワーク障害箇所を特定できることなどを要件に、プロポーザル方式で各社からの提案を募り、検討したのです」(宮本氏)。
  そして、複数社の提案の中から、アライドテレシスのネットワーク機器を中核に、認証システムや統合監視ソフトウェアなどを組み合わせたソリューションを総合評価し、採用した。決め手の1つは、性能と価格の「バランスのよさ」だという。すべての機器を冗長化するとなるとコストも高くなる。一方、「万一、ネットワークが止まっても、監視システムを使って障害箇所を特定できればすぐに復旧できます。コア・スイッチやフロア・スイッチなどの基幹系は冗長化し、部門のアクセス・スイッチはシングル構成にする。 アライドテレシスの提案は実運用で問題はなく、過度の投資を抑えたものでした」と情報政策課情報政策担当主任の江口貴之氏は評価する。
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リンクアグリゲーションやダイナミックVLANを活用
石狩市役所
▲ 石狩市役所
  石狩市役所の新庁内LANは、コア・スイッチにVCS対応「SwitchBlade x908」を2台設置して冗長化するほか、フロア・スイッチは「x510Lシリーズ」を2台組み合わせて冗長化し、VCS(Virtual Chassis Stacking)であたかも1台のように管理できるようにしている。また、コア・スイッチとフロア・スイッチ間は1Gbpsを2本束ねるリンクアグリゲーションにより、2Gbpsの広帯域化と回線の冗長化を図っている。
  そして、アクセス・スイッチは「x210シリーズ」を配置するとともに、業務系、情報系、住基ネット系の3セグメントをダイナミックVLANで論理的に分割。「ダイナミックVLANの提案はアライドテレシスだけでした。認証システムと組み合わせることで、従来の端末検知の課題を解決できる点も評価しました」と椿原氏は述べる。石狩市役所では、業務系、情報系、住基ネットといったセグメントごとに接続できる端末のMACアドレスを設定し、認証システムに登録しておくことで、職員は端末を接続するポートを意識せずに、動的に端末が認められたセグメントへ接続できる。このため、従来のように職員が間違ったセグメントのポートに端末を接続して不正接続検知とみなされることもないという。
  また、厚田、浜益の両支所には「x510Lシリーズ」と「x210シリーズ」を配置して本庁と同様に3セグメントのダイナミックVLANを、出先機関には「x210シリーズ」を配置し、情報系セグメントのダイナミックVLANを割り当てている。 以前は支所も物理的に分けたセグメントごとに端末のMACアドレスを登録していたという。支所と本庁の間で端末を移設する場合、再登録の手間が必要だったが、「ダイナミックVLANにしたことで、運用管理の負荷を軽減できます」と江口氏は導入効果を話す。
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「強靭性向上」にも柔軟に対応できる基盤を実現
石狩市ロゴ
▲ 石狩の頭文字「i」を型どりながら、同時に市民と、その連帯、伸びゆく未来を指さす手を表現。また、全体では木、花、太陽、石狩川と広がりゆく街を表現している。
  新庁内LANは2015年10月に本格稼働を開始。その導入効果として椿原氏はネットワークの広帯域化を挙げる。以前は帯域を大量に消費する動画サイトの閲覧は禁じていたが、現在は動画の観光情報などを必要に応じて閲覧することも可能だという。また、広帯域化を前提に「オフィスアプリケーションのクラウドサービスを導入しており、今後は本庁と支所、出先機関を結ぶデスクトップ会議などの活用も考えられます」(椿原氏)。
  また、宮本氏は「統合監視ソフトウェアを活用してスイッチの構成管理や障害管理が可能になり、万一の障害時には障害箇所を通知するメールや表示灯でスムーズな対応が行えるようになりました」と導入効果を話す。以前、出先機関のスイッチがトラブルを起こした場合、電話で対応できないときには現地に足を運んでいた。新庁内LANの稼働後、ネットワーク機器の大きなトラブルはないが、万一の障害時にも復旧までの時間短縮が可能になり、結果として、住民サービスや職員の業務効率の低下を防ぐことができるという。
  マイナンバー制度の運用が開始され、自治体ではセキュリティー対策の強化に向け、「自治体情報システム強靭性向上モデル」に基づく庁内LANの見直しが求められている。 例えば、マイナンバー利用の事務系の通信と他のシステムの通信との分離や、LGWAN接続系とインターネット接続系の通信の分離が必要になる。「新たにセグメントが必要になる場合でも、庁内LANを論理的に増やせ、柔軟かつ低コストに拡張できると思います」と椿原氏は期待する。そして、「ネットワーク機器とセキュリティー対策などを組み合わせ、トータルなソリューションとして提案してもらえれば、より一層のメリットが生れます」と各氏は話す。
  自治体情報システム強靭性向上モデルなど、自治体ネットワークの整備拡充への取り組みが進むなか、信頼性の高い、広帯域な庁内LANへ刷新した石狩市役所。アライドテレシスでは今後も、セキュリティー対策の強化や、効率的なネットワーク運用を支援する自治体向けネットワークソリューションを拡充、提案していく。
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