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佼成学園ではICT活用の基盤として、校内ネットワークを刷新。コア・スイッチに「SwitchBlade x908」、校内の各フロアにはPoE+対応ギガビット・インテリジェント・スタッカブルスイッチ「AT-x510-28GPX」を導入。そして、IEEE802.11n対応無線LAN AP 「AT-TQ3600」を各教室に設置するとともに、無線LAN APコントローラー「Allied Telesis Unified Wireless Controller (UWC)」を導入している。
無線LAN APをはじめ、校内ネットワークの要件について、簗瀬氏は「生徒や教員が一斉にタブレット端末などを利用しても、ストレスなくインターネット接続やコミュニケーションが行える通信環境を実現することでした」と述べる。例えばiPadの利用は専任教員(約60人)のほか、2015年度は高校1年(約200人)だが、2016年度は高校新1年生と中学生全員が利用する予定だ。iPadは授業のほかにも、朝のホームルームなどでも利用されている。今後、全中学生と高校生がホームルームや授業で利用するようになると、生徒と教員を合わせて1,000人近いユーザーが一斉に無線LAN APを利用する可能性もある。
佼成学園の校内ネットワーク構築を支援する株式会社アドバンスト インターナショナルの樋口仁氏は「学校では多人数が一斉にアクセスするといった特殊事情があります。各教室の無線LAN APは、1教室あたり約30人の生徒が同時にアクセスしてもストレスなく利用できる高いパフォーマンスと信頼性に加え、コスト効果を考え、企業向けネットワーク製品で豊富な実績のあるアライドテレシス製品を推奨しました」と説明する。
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