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学校法人 電波学園 名古屋工学院専門学校
データ通信、IP電話、監視カメラの統合を視野にキャンパスLANを刷新
学校法人 電波学園 名古屋工学院専門学校
「学校法人 電波学園 名古屋工学院専門学校」
学校法人 電波学園 名古屋工学院専門学校の特色の1つは、実験・実習を豊富に取り入れた実践教育にある。そのインフラとして、アライドテレシスのコア・スイッチ「SwitchBlade x908」を中核に高速・広帯域のキャンパスネットワークを構築。CG制作など学生の快適なネットワーク利用に加え、校務用のIP電話や監視カメラなどの統合も視野とするネットワークインフラの役割を担う。また、柔軟な無線LANの運用管理を視野に無線LANアクセスポイント「AT-TQ2450」を一部導入するなど、先進的なキャンパスネットワーク構築を推進している。
プロフィール
■学校法人 電波学園 名古屋工学院専門学校
所在地:名古屋市熱田区神宮4-7-21
設立:1952年
コンピュータ・IT、ゲーム・CG、映像・音響、電気、電子・デジタル家電、機械・ロボット・CADの6分野、22学科がある。「社会から喜ばれる知識と技術を持ち、歓迎される人柄を兼ね備えた人材を育成し、英知と勤勉な国民性を高め、科学技術、文化の発展に貢献する」を学園建学の精神に、創立以来、約60,000名に及ぶ人材を社会へ送り出している。
http://www.denpa.ac.jp/
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充実した施設と設備でITやCGなどの実践教育を推進
ループ障害や老朽化など、従来のネットワークインフラの課題
課題解決に向けキャンパスネットワークを再構築
大規模な無線LANにも柔軟に対応できるAT-TQ2450を導入
データ通信、IP電話、監視カメラの統合も視野に入れたキャンパスネットワークを構築
充実した施設と設備でITやCGなどの実践教育を推進
学校法人 電波学園<br>
名古屋工学院専門学校<br>
メディア学部 部長<br>
井東秀樹氏
学校法人 電波学園
名古屋工学院専門学校
メディア学部 部長
井東秀樹氏

自動車に代表される日本のモノづくりをリードする愛知県。名古屋市にある学校法人 電波学園 名古屋工学院専門学校(以下、名古屋工学院専門学校)は、昭和27年に名古屋無線電信学校を名古屋市熱田区に開校して以来、平成24年には創立60周年を迎える。名古屋工学院専門学校には、先端技術と知識が学べる6つの分野、22学科がある。例えばコンピュー ター・IT分野の情報総合学科(4年制)では、システム開発、プログラミング、データベース、ネットワーク、セキュリティーなどITの先端技術を習得するとともに、学生の資格取得に注力。
「基本情報技術者などに加え、難易度の高いスペシャリスト試験や各ITベンダーの資格試験の合格を目指すカリキュラムを用意し、幅広いITスキルを備えた将来のプロジェクトリーダーを育成しています」と名古屋工学院専門学校メディア学部の部長、井東秀樹氏は述べる。

同校の特色の1つは、実験・実習を豊富に取り入れた実践教育にある。工学系専門学校ではトップクラスの施設と設備を持ち、コン ピューター・IT分野ではサーバーやネットワーク機器を用いて各種設定などを学ぶ。

また、ゲーム・CG分野では最新のモーションキャプチャーなどを用いた制作実習や、電子・デジタル家電分野ではIP電話の設定・接続を学ぶ実習もある。コンピューター・IT分野やゲーム分野の学生にパソコンを無償で貸与しており、授業での利用だけでなく、就職活動の情報入手など 快適なキャンパスライフをサポートしている。

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ループ障害や老朽化など、従来のネットワークインフラの課題
学校法人 電波学園 名古屋工学院専門学校 メディア学部 メディア学科 科長 根岸雅巳氏
学校法人 電波学園
名古屋工学院専門学校
メディア学部
メディア学科 科長
根岸雅巳氏

こうしたコンピューターやネットワーク機器、アプリケーションを活用した専門教育のインフラとなるのがキャンパスネットワークである。名古屋工学院専門学校では1980年代に導入したFDDIを皮切りにキャンパスネットワークを整備してきた歴史を持つ。約10年前にギガビットイーサネットを基幹とするキャンパスネットワークを構築・運用してきたが、「この間、ネットワーク上を流れるデータの質と量も大きく変っており、さまざまな課題を抱えていたのです」と、運用を担当するメディア学科の科長、根岸雅巳氏は打ち明ける。

当時としては最新の海外製コア・スイッチを導入し運用してきたが、大容量データを扱うCGなどの実習の拡充に伴い、「相対的にパフォーマンスが低下していました。また、機器の老朽化やループ障害など、運用面でいくつもの不具合が生じていたのです」(根岸氏)。

キャンパスは本部のある1号館の周辺に、国道や鉄道を挟んで複数の建屋(号館)が分散する。従来のキャンパスネットワークは利便性を重視して設計。教職員や学生はどの建屋からもVLANを介して必要な情報へアクセスできるIT環境を整備してきた。ところが、学生の誤接続によってループ障害が度々発生していたという。

「従来のネットワーク構成では、ある建屋で起こったループ障害がキャンパス全体に波及します。そのため、授業でネットワークを使えなくなるなど、大きな影響がありました」と、電波学園の施設管理課主任、高山敏昌氏は話す。復旧に向けて障害箇所を特定するにも、ネットワークの運用管理を担当する教職員は、根岸氏や高山氏など数名。「講義中はネットワーク障害に対応できず、数時間の停止を余儀なくされることもありました」(根岸氏)。

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課題解決に向けキャンパスネットワークを再構築
学校法人 電波学園 法人事務局 総務部 施設管理課 主任 高山敏昌氏
学校法人 電波学園
法人事務局 総務部
施設管理課 主任 高山敏昌氏

名古屋工学院専門学校では、課題解決に向けてキャンパスネットワークの再構築に着手。国内、海外の複数ネットワークベンダーの製品を比較・検討した結果、アライドテレシス製品を採用した。その決め手になったのが「要求する機能を満たしていることに加え、国内メーカーの安心感がありました」と根岸氏は述べる。従来の製品は海外ベンダーで、保守サポートにも不安があったという。「アライドテレシスはサポート体制が明確なうえ、マニュアルなども日本語なので分かりやすいですね」と根岸氏は強調する。

同校では、VCS対応のコア・スイッチ「SwitchBlade x908」を2台導入して冗長化する一方、ネットワークを更新した各建屋(3号館、6号館、10号館)のディストリビュー ション・スイッチに「x600シリーズ」、各教室のエッジ・スイッチにループガード機能を搭載した「GS900M V2シリーズ」を導入。これにより、課題であったループ障害を局所化し、安定的なキャンパスネットワークを運用できる。

そして、障害対応とともに、要件となったのがセキュリティーの強化である。これまでも教職員と学生に貸与するすべてのPCにIPアドレスを付与し、クラス(教室)単位にVLANを構成するなどアクセス制御を行っているが、高山氏は「校内には学生の個人情報をはじめ、保護すべき情報がたくさんあります。部外者の不正利用を防ぐためにもセキュリティーの強化が必須でした」と述べる。

そして、よりきめ細かなアクセス制御が行えるよう、マルチプルVLANやダイナミックVLANなどに対応するアライドテレシス製品を導入し、教室ごとに約130のVLANを構成。学生は教室に設置されたGS900M V2シリーズを介して集中管理されたサーバーファームへアクセスする仕組みだ。教室単位でアクセス制御することにより、学生は授業に応じた情報を入手できる。例えば、学生がインターネットを使って授業を行うときは接続を許可。それ 以外は接続不可にして授業に集中できるようにするなど、VLANで柔軟なアクセス制御を実施している。

ネットワーク設計・構築を担当したトーテックアメニティの宮嶋貴光氏は「高速・広帯域のネットワーク構築でx908などの製品群をさまざまなユーザーに導入しており、高い評価を得ていました。また、認証VLANなどの要件にマッチすることから、アライドテレシス製品を推奨しました」と述べる。

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大規模な無線LANにも柔軟に対応できるAT-TQ2450を導入

有線LANに加え、一部の教室(大教室)にアライドテレシスの無線LANアクセスポイント「AT-TQ2450」を導入。IEEE 802.11a/b/g/nに対応し、2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用が可能で、広帯域アプリケーションの利用にも適した無線LANアクセスポイントである。また、外部認証サーバーと組み合わせたダイナミックVLANにより、無線クライアントごとのVLAN割り当てをサポートする。

「大教室の場合、すべての机に有線LANのポートを用意するのは困難ですが、有線のVLANと同様に柔軟な制御が行えることと、今後の無線LANアクセスポイントコントローラーの活用も視野にAT-TQ2450を導入しています」(根岸氏)。AT-TQ2450に対応する無線LANアクセスポイントコントローラー(Allied Telesis Unified Wireless Controller/UWC)は、最大210台までのアクセスポイントの自動検出などの機能を備え、異なるセグメントのアクセスポイント間のローミングにも対応。根岸氏は、名古屋で行われたアライドテレシスのプライベートショーで無線LANアク セスポイントコントローラーを紹介され、その拡張性の高さに関心を持ったという。

データ通信、IP電話、監視カメラの統合も視野に入れたキャンパスネットワークを構築

新キャパンスネットワークが2011年10月から本格稼働を開始した。井東氏は「本格的な導入効果の検証はこれから」と前置きしつつ、「ループ障害などによるトラブルを局所化できるようになり、ICTを活用した授業が安定的に行えるようになりました」と述べる。また、基幹系だけでなく、端末まで1Gbpsの通信速度でネットワークを利用でき、「学生がサーバーにアクセスしながら共同で作業するCG制作など、レスポンスが速くなり、快適に実習できると好評です」と、根岸氏はネットワークのパフォーマンス向上を評価する。さらに、サーバーファームに導入しているx600シリーズのアップリンクを10Gbpsにする計画もあり、ボトルネックのないキャンパスネットワークづくりを推進していくという。
そして、授業や校務でのデータ通信に加え、IP内線電話や監視カメラの統合も視野に入れた統合ネットワークも検討されている。

ラック内のSBx908、GS924M V2
ラック内のSBx908、GS924M V2
ラック内のx600-48Ts、GS924M V2
ラック内のx600-48Ts、GS924M V2

現在、IP電話は改修された10号館や、6号館で導入され、各建屋との内線電話に利用している。また、監視カメラは防犯用に各建屋に従来から設置。「職員はデスクのPCからリアルタイムに映像をモニターできる環境を整えています」と高山氏は説明する。監視用カメラと画像サーバー間は同軸ケーブルを利用しているが、広帯域のキャンパスネットワークを構築したことにより、将来的にIPへの移行も視野に入れる。

また、1号館のx908を中核に3号館、6号館、10号館の各建屋のx600シリーズをスター型で接続。公道をまたぐことから基幹の回線は光無線を利用している。今後、基幹系をリング構成で冗長化する計画もある。イーサネットリングプロテクション機能であるEPSR(Ethernet Protection Switched Ring)を用い、障害検出と経路の切り替えをより高速に行い、耐障害性を高める狙いがある。

名古屋工学院専門学校では、最先端のICTを駆使した授業や校務を支えるインフラとしての役割に加え、最新技術を駆使したキャンパスネットワークを通じ、学生たちの技術や知識の習得を支援している。(取材:2011年9月)

ネットワーク構成図
プロフィール
■トーテックアメニティ株式会社
本社:名古屋市西区名駅2-27-8
設立:1971年5月
資本金:1億8,062万円
従業員数:1,522名(2011年9月末現在)

情報システム構築を支援する「ソリューションアウトソーシング事業」と、先進技術を提供する「テクノロジーアウトソーシング事業」を両輪に高品質なサービスを提供している。
トーテックアメニティ株式会社 ネットワークソリューション事業部 第1システム部 第2グループ 係長 宮嶋貴光氏
トーテックアメニティ株式会社
ネットワークソリューション
事業部
第1システム部 第2グループ
係長 宮嶋貴光氏
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