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株式会社トクヤマ
マレーシア新プラントのネットワークインフラを支えるアライドテレシス
株式会社トクヤマ
半導体・太陽電池向けの多結晶シリコンで世界大手の一角をなす総合化学工業メーカー、トクヤマでは、マレーシアの新プラントのネットワークにコア・スイッチSwitchBlade x908をはじめとするアライドテレシス製品を導入し、高信頼のネットワークを実現した。
プロフィール
■株式会社トクヤマ
所  在  地 (東京本部)東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館
創     業 1918年2月16日
資  本  金 534.58億円(2014年3月末現在)
従業員数(連結) 5,756 名(2014年3月末現在)
事業内容:半導体関連製品の情報・電子分野、めがねレンズ材料や歯科材料など生活・医療分野、太陽電池用途の多結晶シリコンや資源環境事業の環境・エネルギー分野を主なフィールドとして製造販売業を展開している。
http://www.tokuyama.co.jp/
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太陽光発電の世界的な普及への貢献を目指すマレーシアプロジェクト
新プラントのネットワーク構築に際しての課題
コア・スイッチSBx908を中心に、高信頼のネットワークを構築
マレーシア計画のネットワークインフラを支えるアライドテレシス
太陽光発電の世界的な普及への貢献を目指すマレーシアプロジェクト

トクヤママレーシア ロジスティックサービス本部 ITシステム部マネージャー 田村 伸二氏
トクヤママレーシア
ロジスティックサービス本部
ITシステム部マネージャー
田村 伸二氏
株式会社トクヤマは、1918年(大正7年)に山口県徳山町(現在の周南市)で、当時は輸入品に依存していた「ソーダ灰(炭酸ナトリウム)」の国産化を目指し創業した。ソーダ灰は産業の基礎素材であり、当時の日本の産業振興に不可欠な素材だった。その後、1936年からは徳山曹達と社名を変更、1994年から現社名となり、さまざまな化学製品を製品群に加えながら、現在では、半導体関連製品の情報・電子分野、めがねレンズ材料や歯科材料など生活・医療分野、多結晶シリコンや資源環境事業の環境・エネルギー分野を主なフィールドとして事業を展開している。

多結晶シリコンは、金属ケイ素と塩化水素を反応させ合成した三塩化ケイ素を蒸溜精製し、高温で水素還元したもので、半導体や太陽電池に使われる。半導体向け多結晶シリコンの純度は最高クラスの99.999999999%(イレブンナイン)以上が必要とされ高度な製造技術が求められる。トクヤマは世界でイレブンナインクラスの多結晶シリコンを安定して供給できる数社のひとつとして、半導体向けシリコンの世界シェアは約20%(2012年同社推定値)になる。

2018年2月16日に創立100周年を迎える同社は、100周年ビジョン「化学の創造力と人財の活力で未来を拓く、ものづくり企業」を策定。「成長を加速する進化」をキーワードに新しい中期経営計画をスタートさせ、グローバルな事業展開をはかりながら、事業構造改革と新規事業の創出に取り組んでいる。その一環として、2011年1月より現地法人トクヤママレーシア(100%出資)を通じて、マレーシア、サラワク州ビンツル郊外サマランジュ工業団地に多結晶シリコンの第二製造拠点である製造プラントを建設し、2014年4月に竣工した。マレーシアプラントでは2013年9月には第一期プラントが稼働し、年間6,200トンの多結晶シリコンを製造している。第二期プラントは年間13,800トンを生産する計画だ。同社がマレーシアで工場建設に至った背景について、トクヤママレーシア ロジスティックサービス本部ITシステム部マネージャー田村伸二氏は、「当社の経営計画に基づくとともに、マレーシアでの社会的責任と経済・技術の投資、また、人材の開発に貢献するためです。プラントでは太陽光発電の生産だけでなく、再生可能な水力エネルギー発電を利用しています。電力は最大2,400メガワットを供給するバグンダムから供給され、環境保全活動の支援にも力を入れています」と語る。
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新プラントのネットワーク構築に際しての課題
トクヤママレーシア
トクヤママレーシア
建設当初のネットワーク環境について田村氏は、「当社は、サマランジュ工業団地に最初に投資した企業であり、また最初にプラント建設をした企業でもあります。建設当初はネットワークやインターネットを接続するための設備が全く整っていなかったため、電気やデータ接続を新規に確立する必要があり、通常のプラント建設よりも困難に面することが多かったのです」と語る。プラントのネットワークにおいては、安全性はもとより、広帯域化や冗長化による信頼性の高いネットワークインフラが求められる。

マレーシアプラントの新たなネットワークの要件としても、安全性、冗長性が重視された。また、マレーシアプラントは、データ共有や安全のためのモニタリングなどの情報系、製造工程管理のための生産系、ゲストがアクセスするためのビジター系の3系統のネットワークの構築が要件となった。さらに、ネットワークの運用管理には、効率性と管理負荷の軽減が求められた。同社では、このような要件をもとにネットワーク設計の検討を進め、アライドテレシスのネットワーク製品を採用することになった。その理由について田村氏は、「プラントのネットワークは堅牢で、安全性と冗長性に基づいた信頼性の高いものでなければなりません。また、運用についても効率的であるとともに、管理負荷を軽減できるような構造が求められます。このような観点からアライドテレシスの製品を採用することにしました」と語る。
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コア・スイッチSBx908を中心に、高信頼のネットワークを構築
マレーシア サラワク州
マレーシア サラワク州
マレーシアプラントのネットワークには、コア・スイッチ「SwitchBlade x908」が2台導入され、VCS(VirtualChassis Stacking)で冗長化するとともに、プラント内各棟に導入したレイヤー3・ギガビットイーサネットスイッチ「x600シリーズ」を経由して各棟の端末までにいたる1Gbpsの広帯域による基幹ネットワークが構築された。VCSは、専用のスタックケーブルで接続することで、複数台のスイッチを仮想的に一台のスイッチとし、簡単にシンプル且つ、拡張性に優れた負荷分散型冗長ネットワークを安価に実現するものだ。田村氏は、「プラントの、“止められないネットワーク”のコアとして、VCS対応のコア・スイッチを冗長化して配置し、さらに、コアと各ディストリビューションの間でリンクアグリゲーションによる経路の冗長化と帯域の増強(1Gbps)を図るという構成にしました」と語る。

情報系、生産系、ビジター系の3系統のネットワークはVLANにより分割され、セキュリティーを確保しながら効率的なネットワークを実現している。また、SBx908は、オプションの拡張モジュールを装着することで、光ファイバーやイーサネットケーブルによる10ギガビットインターフェースに対応しているため、今後のネットワーク拡張に対しても柔軟に対応することが可能だ。
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マレーシア計画のネットワークインフラを支えるアライドテレシス
トクヤマ マレーシア プラント
トクヤマ マレーシア プラント
マレーシア サラワク州
マレーシア サラワク州
マレーシアプラントのネットワークは2013年9月の第一期プラントの稼働に合わせて運用が開始された。運用開始後、ネットワークには大きなトラブルもなく、順調に想定通り稼働しているという。ネットワーク構築の効果について田村氏は、「事前の想定通りのネットワークが実現できました。また、技術サポートの面でも、アライドテレシスには日本から、またマレーシアから、サポートスタッフに迅速に対応してもらえました」と語る。

また、同社は、クチン本社、クアラルンプール支店やビンツル支店でもアライドテレシスのネットワーク製品を導入しており、将来の拡張にも柔軟に対応するネットワークが構築されている。

最後に今後の展望を伺った。「当社の第2の製造拠点となるマレーシア第一期プラントは、順調に稼動を開始することができました。第二期プラントの工事も順調に進んでいます。堅牢で安全性の高いネットワークを構築するために、アライドテレシスには今後も情報提供をはじめ、ご協力をお願いできればと思います」と田村氏は語る。

マレーシアにおける多結晶シリコンの第二製造拠点の建設を機に、クリーンで再生可能なエネルギーとして期待される太陽光発電の世界的な普及への貢献を目指すトクヤママレーシア計画のネットワークインフラをアライドテレシスが担っている。
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