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茨城西南医療センター病院
病院長 亀崎 高夫氏 |
厚生農業協同組合連合会は、「農民の健康は農協組織の手で守り、明るく豊かな農村を築く」ことを目的に設立された。茨城県における農村医療の取り組みは、戦前、水戸市に病院を開設したのを皮切りに、戦中・戦後は県内に農協病院・診療所を設け、農民や地域住民の医療と健康管理を担ってきた。現在、茨城県厚生農業協同組合連合会(茨城県厚生連)は、県内6ヵ所に病院(総ベッド数約2,500床)を設け、公的医療機関として地域に根ざした医療活動を推進している。
その1つが茨城西南医療センター病院である。1990年に茨城西南地域2次救急病院、2000年に救命救急センター(第3次救急医療施設)の指定を受けるなど、救急医療に取り組んでいる。同病院は利根川流域の茨城県西部県境に位置することから、茨城県内のみならず隣接する千葉や埼玉、群馬、栃木県の救急患者を受け入れるなど地域医療に貢献している。
そして、救命救急センターや小児救急、地域周産期母子医療センターなどの救急医療を24時間体制で行うほか、地域がん診療連携拠点病院などに指定されている。地域医療の拡充を図るため2009年4月から病院の増改築に着手し、前期工事(K棟)が2010年5月に竣工した。
施設・設備の拡充とともに、医療情報システムの整備も重要になる。「医療情報システムの役割は大きくなっています。例えば、紙のカルテやレントゲンフィルムなどの診療情報が増え、その保管場所も不足する状況です。そこで、今後はフィルムレス化の推進や、後期工事に合わせて電子カルテシステムの早期導入なども視野に入れているところです」と茨城西南医療センター病院の病院長、亀崎高夫氏は述べる。そして、医療情報システムを支える院内ネットワークの要件について、亀崎氏は「迅速・確実に医療情報を利用できることはもちろん、患者さんの個人情報を保護するセキュリティーも不可欠になります」と強調する。 |