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加島屋では、ミッションクリティカルな生産管理システムや顧客管理システムなどをiNET IMAGE BANKの仮想環境で運用する一方、本社の高速LANを品質管理などで活用している。例えば、食の安全・安心が求められる中、製品のトレーサビリティー(履歴管理)が重要になる。原料のサケなどをいつ、どこで調達し、加工したかといった履歴を管理。従来から、紙ベースで履歴情報を管理してきたが、紙の保管場所やスムーズな検索で難点があったという。
そこで、紙の履歴情報をPDFでデジタル化してサーバーに保管。必要に応じて履歴情報を容易に検索できる環境を整えている。製品を販売するデパートなどからもトレーサビリティーの要望があり、依頼に応じて履歴情報を示す必要があるという。「品質管理に付随する履歴情報などをきちんと管理しなければ、食の安全・安心は担保できません。近年は、生産管理や顧客管理などに加え、重要なデータが増えています。社内で扱う情報の質、量ともに変わっており、高速な社内ネットワークの導入効果が表れてくるはずです」と加島氏は見ている。
重要データを保全するためにも、データセンターの活用が企業のテーマになる。システムをアウトソーシングすることにより、「サーバーのリプレースなどが不要になり、コスト削減にも役立ちます。さらに、BCP対策を進めるうえで、データのバックアップが欠かせません。その基盤となる信頼性の高いネットワーク機器がますます重要になります」(加島氏)。その点、「アライドテレシスの製品は自治体や病院、鉄道などの公共機関にも採用されており、安心できます」と五十嵐氏は評価する。
そして、BSNアイネットの坂田氏は「iNET IMAGE BANKのサービス提供に先立ち、x900シリーズなどの検証を重ね、お客様が安心して預けられるインフラ構築を実現してきました。ネットワーク技術も日々進化しており、今後もアライドテレシスには先進的な提案を期待しています」と話す。
加島屋の味づくりに、特別な「秘伝」はないという。材料となるサケなどの素材選びに心を配り、より良いものの確保に努めている。こうした姿勢は、ビジネス基盤となるITにも相通じるものがあるだろう。品質にこだわる加島屋。そして最新の仮想化技術を活用したITソリューションを提供するBSNアイネット。両社をつなぐネットワーク基盤をアライドテレシスが強力にサポートしている。(取材:2011年5月) |