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安全・安心の医療活動の基盤となる高可用性の冗長ネットワークを構築 |
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「医療法人社団 寿量会 熊本機能病院」
医療法人社団 寿量会 熊本機能病院では電子カルテシステムの刷新とともに、今後のトラフィック増大などを視野に院内ネットワークを再構築。コア・スイッチにVCS(Virtual Chassis Stacking)対応のx900シリーズ、ディストリビューション・スイッチにx600シリーズを導入し、機器と経路の冗長化による高い可用性と広帯域化を実現した。また、病棟のベッドサイドで入院患者の投薬確認やレントゲン画像の参照などが行なえるよう、ローミングが不要な無線LANシステムを導入。医療活動の安全・安心の向上にITをフル活用している。 |
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プロフィール |
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■医療法人社団 寿量会 熊本機能病院 |
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所在地:熊本県熊本市山室6-8-1
開設:1981年5月
病床数:410床
診療科目:整形外科、リハビリテーション科、脳神経外科など12科目
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健康管理に代表される保健から疾病の治療にかかわり、リハビリテーション医療を通じて、生活自立支援までの一貫した流れの中で、高度な医療を提供し地域社会に貢献している。健康生活を支援する地域交流館、総合リハビリテーションセンター、地域ケア支援センターなどの各種施設を備える。 |
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熊本機能病院
整形外科部長兼医療情報部長
高橋 知幹氏 |
医療法人社団 寿量会 熊本機能病院(以下、熊本機能病院)は1981年の開設以来、整形外科とリハビリテーション科を中核に身体機能を回復させる医療を実施。日常の健康管理から救急医療、リハビリテーション医療、在宅医療まで一貫した医療体制を通じて地域社会に貢献している。
具体的には、病院に併設された指定運動療法施設や地域交流館などでの健康セミナーや栄養・体力づくりのアドバイスなどを通じた健康維持の活動をはじめ、地域の救急センターとして24時間体制で対応する救急医療、高度で専門的な技術を駆使して最先端の医療を提供する治療、病気・ケガの治療後も人々の生活自立をサポートする自立支援などの医療を提供。また、地域の医療機関との連携にも注力し、神経生理検査や画像診断などの予約システムを構築、運用を実施している。
こうした医療活動に欠かせないのが院内の各種システムである。熊本機能病院ではいち早く医事会計システムや看護支援システムなどを導入。2004年にオーダリングシステム、2005年に電子カルテシステムの稼働を開始している。そして、医療情報システムのインフラとして院内ネットワークを構築。コア・スイッチは、アライドテレシスのギガビットイーサネット・スイッチ「CentreCOM 9816GB」を2台導入して冗長化する一方、ディストリビューション・スイッチにはL3スイッチ「CentreCOM 8724XL」を導入、運用してきた。
「これまで電子カルテシステムを導入し、医療情報の電子化を進めてきました。より安全性の高い医療を目指すためにも、医療情報の連携を図り、スタッフが情報を的確に共有する仕組みが重要になります。そこで、2010年秋から新たな電子カルテシステムの稼働を開始しています」と、熊本機能病院の整形外科部長兼医療情報部長を務める高橋知幹氏は話す。 |
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| ラック内のx900-24XS、x600-24Ts |
ディストリビューション・スイッチにはx600-24Ts/48Tsを合計11台導入。院内は多数のセグメントで構成され、部門間のルーティングや端末のアドレス管理を行うほか、障害時の早期復旧に役立てる狙いがある。また、院内ネットワークの再構築に際し、「ケーブル等のインフラはできるだけ既存資産を流用する打合せを病院様と密に行い、スイッチの選定ではコストパフォーマンスが高いx600シリーズを、x900シリーズとともに推奨しました」と、熊本機能病院のネットワークを設計から施工、保守までを自社で一貫して行っている株式会社ナバックの近森義仁氏は説明する。
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株式会社ナバック
情報通信グループ
ネットワークシステム室長
東 英洋氏
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また、同社の東英洋氏は「x900シリーズの技術的な支援を含め、ネットワーク機器更新を行う際にも的確にバックアップしてくれました」とアライドテレシスのサポート体制を評価する。稼働している院内ネットワークでの導入では、既存のスイッチを手際よく切り替えることになる。「あらかじめコア・スイッチなどを社内に持ち込んでコンフィグレーションの設定、動作検証などを綿密に実施しています。しかし、切り替えでは想定外の事態も考えられることから、深夜にアライドテレシスの担当者に待機してもらい、問題なく作業を完了できました」と東氏は振り返る。
そして、新たな院内ネットワークは2010年3月から本格稼働を開始。「ネットワークの可用性を高められ、電子カルテを活用する上でも大きな安心感があります」と田村氏は導入効果を説明する。
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| 院内廊下壁面に設置された無線アクセスポイントEXRP-20 |
電子カルテシステムの機能拡充とともに、安全管理を強化する手段として無線LANシステムの導入も課題になっていたという。従来、病棟の入院患者に投薬などの処置を行う場合、看護師はナースステーションに設置されたデスクトップPCの情報を元に、患者の点滴などを目視で確認していた。「無線LANシステムとノートPCを活用することで、ベッドサイドで患者のリストバンド、医薬品、処置する看護師のバーコードを読み取り、3点チェックが行えます。ITの活用で安全性が高められ、情報の共有もスピーディに行えます」と、高橋氏は無線LANシステム導入の意義を話す。
無線LANは場所に制約されることなく情報をやり取りできる利便性の半面、医療機関では病棟を移動しながらアクセスすることが多く、電波の状態によっては通信が途切れたりすることもありえる。熊本機能病院では病棟の一部で無線LANを利用していたものの、「移動すると通信が途切れるなどローミングの問題もあり、看護師からより使い勝手の良いシステムをという声が情報システム課に寄せられていました」と田村氏は述べる。
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| 院内の中心に位置するリハビリテーションセンター |
こうした通信の問題を解消するため、院内ネットワークの再構築に合わせ、エクストリコム社の無線LANシステムを導入。すべてのアクセスポイントを同一チャンネルで運用し、途切れのない通信が行える特長がある。PoE対応の無線LANスイッチのほか、病棟の各フロアに約90台のアクセスポイントを設置。「安全性の確保に加え、看護師の業務負荷を軽減することで患者さんと接する時間が増えるなど、看護の質を高められます。また、ノートPCの画面にレントゲン画像や検査データを表示しながら、患者さんにベッドサイドで症状を分かりやすく説明できるようになります」と高橋氏は無線LANの活用に期待する。今後、リハビリテーションセンターにも無線LANシステムを導入する構想もあるようだ。
24時間体制で救急医療からリハビリテーション医療、在宅での自立支援まで一貫した医療を提供する熊本機能病院。アライドテレシスのネットワーク製品が最先端の医療に貢献している。(取材:2010年8月) |
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プロフィール |
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■株式会社 ナバック(情報通信グループ) |
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本社:熊本県熊本市小山4-7-102
創業:1986年4月
資本金:6,710万円 |
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ネットワーク環境の構築・設計・施工・保守・管理を一貫して行っている。
また、ホテル・旅館トータルシステムの企画、開発、販売および保守、システム開発などを全国的に展開している。 |
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