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トーアエイヨー株式会社
総務部 情報システム課
課長 安斎 秀明氏 |
がん、脳血管疾患とともに三大生活習慣病に数えられる心臓病。トーアエイヨーは心臓病、すなわち狭心症や心筋梗塞、不整脈といった循環器領域の医療用医薬品に特化したスペシャリティファーマとして、患者様のQOL(Quality of Life)の向上に貢献している。中でも、1981年に提供を開始した心臓病薬「フランドル」や、長時間にわたって効果を発揮する日本初の貼る心臓病薬「フランドルテープ」など、独創的な医薬品づくりで循環器医療の進化を支えてきた。
同社では医薬品開発の拠点として東京と福島に研究施設を設け新薬開発に向けた基礎研究を続けている。高付加価値の製剤開発にも力を入れ、2001年に福島工場内に製剤技術センターを設立。研究と生産のシームレスな融合を図り、開発体制の効率化を推進している。
福島工場の情報化は、オフコンで工場の生産管理を始めた1985年頃に遡る。90年代になり、生産管理や販売管理など基幹系システムのほか、グループウェアなど情報系システムを導入。そのインフラとして工場内の製造棟や研究棟、事務棟などの建屋を光ケーブルで結ぶ構内LANを構築した。
そして、製剤技術センターの開設を契機に高速な基幹LANを導入。ギガビット対応レイヤー3スイッチを冗長化して構内LANを運用してきた。だが、「コア・スイッチが稼働して8年近くが過ぎ、さまざまな問題が顕在化していました」とトーアエイヨー総務部情報システム課課長、安斎秀明氏は打ち明ける。従来のコア・スイッチはアクティブ/スタンバイで構成。例えば、メインスイッチに障害が発生した場合、バックアップ用スイッチに切り替わるよう設定していたが、経路の切り替えに数10秒程を要していたという。復旧後、再びメインスイッチに切り替わるのにも時間がかかる問題があった。「コア・スイッチを冗長化していたので業務停止は無かったのですが、障害からの復旧時にネットワークが遮断されてしまうので時間帯の調整には気を使いました。コア・スイッチの老朽化に加え、サポート切れの問題もあり、構内LANを刷新することになったのです」と安斎氏はこれまでの経緯を説明する。
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