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20世紀終盤、コンピュータはダウンサイジングとともにオープン化が進展しました。また、X線撮影の電子化や、CT、超音波検査などコンピュータ技術を前提とした医療技術も出現しました。こうした医療システムだけでなく、電子カルテなどのコンピュータシステムのほとんどが、現在、WindowsやUNIXといったダウンサイジングの産物である標準的なコンピュータ上で動作しています。
一方、病院内のネットワークは、SNAに代表されるメーカー独自プロトコルから、インターネットの爆発的普及によりIPプロトコルにほぼ統一されました。病院内の各システムが、すべて同じIPネットワーク上で運用することが可能になり、利便性、経済性の向上が図られています。しかし、従来、紙のカルテの補助的手段と位置づけられていた電子カルテが一般に浸透し、あらゆる情報の電子化、ペーパーレス化に進展したことで、ネットワークの停止は診療・治療活動停止に直結するようになりました。
また、病院内の隅々まで張り巡らされたネットワークは大規模で複雑化しています。加えて、Windows、UNIXおよび、IPネットワークは全世界に普及したことで、低価格化が進む反面、セキュリティー面においてはその脆弱性が叫ばれています。
以上を踏まえ、本小冊子では「止めないネットワーク」「安全で安心なネットワーク」、および「運用の容易性」の3つをキーワードに病院ネットワーク構築のポイントをご説明いたします。 |
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