Web GUI / かんたん設定


かんたん接続
1. 設定開始
2. 接続方式の選択
3. 接続情報の入力・選択
IPv4 - DHCP接続
IPv4 - 固定IP接続
IPv4 - PPPoE接続
IPv6 - IPoE接続
SLAAC
DHCPv6 PD
IPv6 - IPv4 over IPv6接続
DS-Lite
IPv6 - SLAAC
IPv6 - DHCPv6 PD
MAP-E
4. 設定内容の確認と保存
5. 設定完了
かんたんVPN
1. 設定開始
2. 接続情報の入力・選択
3. 設定内容の確認と保存
4. 設定完了


「かんたん設定」メニュー配下の各画面では、インターネット接続とVPN接続の設定を対話的に行うことができます。
「かんたん設定」では、次の設定が可能です。
以下、それぞれの設定の流れと各画面の表示・設定内容について説明します。
Web GUIを使用するための準備については、「Web GUI」/「準備」をご参照ください。

かんたん接続

「かんたん接続」画面では、必要な情報を入力するだけで端末型インターネット接続の設定を行うことができます。設定の流れは次のとおりです。
  1. 設定開始
  2. 接続方式の選択
  3. 接続情報の入力・選択
  4. 設定内容の確認と保存
  5. 設定完了

1. 設定開始

インターネット接続が未設定の場合、次の画面が表示されます。設定を開始するには「設定開始」ボタンをクリックしてください。

Note
インターネット接続が設定済みの場合は接続状態の要約画面が表示されます。
同画面で「設定開始」ボタンをクリックすると、インターネット接続設定を最初からやりなおすことができます。

2. 接続方式の選択

インターネットに接続するための方式を選択します。
下記のいずれかを選択して「次へ」をクリックしてください。


3. 接続情報の入力・選択

選択した接続方式に応じた設定画面が表示されますので、必要な情報を入力または選択し、「次へ」をクリックしてください。
以下、各接続方式の入力・選択項目について説明します。

IPv4 - DHCP接続

IPv4 DHCP接続の設定を行います。

WAN側インターフェース
インターネット接続に使用するインターフェースです。
DNSサーバー
名前解決に使用するDNSサーバーを指定します。
DHCPでDNSサーバーアドレスを自動取得する場合はデフォルトのままでかまいません。
固定設定が必要な場合は、右側の下向き矢印をクリックして「+ DNSサーバー追加」をクリックし、DNSサーバーのアドレスを入力してください。
DHCPサーバー
本製品のLAN側インターフェースでDHCPサーバー機能を動作させ、LAN側端末にIPアドレスなどを提供する場合は「有効」を、DHCPサーバー機能を利用しない場合は「無効」を選択してください。
Note
かんたん接続でDHCPサーバーを有効に設定した場合、DHCPサーバーがLAN側端末に割り当てるIPアドレスの範囲は xxx.xxx.xxx.2 ~ xxx.xxx.xxx.254 となります。このため、LAN側インターフェースのIPアドレスが xxx.xxx.xxx.1/24 でない場合、「DHCPサーバー」は「無効」を選択し、かんたん接続の完了後、ネットワークメニューの「DHCPサーバー」 からDHCPサーバーを手動で設定してください。

IPv4 - 固定IP接続

IPv4 固定IP接続の設定を行います。

IPアドレス
WAN側インターフェースに設定するIPアドレスを「192.168.101.1/24」の形式で入力してください。
デフォルトゲートウェイ
インターネット接続に使用する上位ルーター(デフォルトゲートウェイ)のアドレスを入力してください。
WAN側インターフェース
インターネット接続に使用するインターフェースです。
DNSサーバー
名前解決に使用するDNSサーバーを指定します。
右側の下向き矢印をクリックして「+ DNSサーバー追加」をクリックし、DNSサーバーのアドレスを入力してください。
DHCPサーバー
本製品のLAN側インターフェースでDHCPサーバー機能を動作させ、LAN側端末にIPアドレスなどを提供する場合は「有効」を、DHCPサーバー機能を利用しない場合は「無効」を選択してください。
Note
かんたん接続でDHCPサーバーを有効に設定した場合、DHCPサーバーがLAN側端末に割り当てるIPアドレスの範囲は xxx.xxx.xxx.2 ~ xxx.xxx.xxx.254 となります。このため、LAN側インターフェースのIPアドレスが xxx.xxx.xxx.1/24 でない場合、「DHCPサーバー」は「無効」を選択し、かんたん接続の完了後、ネットワークメニューの「DHCPサーバー」 からDHCPサーバーを手動で設定してください。

IPv4 - PPPoE接続

IPv4 PPPoE接続の設定を行います。

サービス名
PPPoEサービス名。通常は空欄のままでかまいません。
インターネットサービスプロバイダー(ISP)からPPPoEサービス名を指定されている場合のみ入力してください。
ユーザー名
PPPユーザー名。ISPから通知されたインターネット接続用のユーザー名を入力してください。
パスワード
PPPパスワード。ISPから通知されたインターネット接続用のパスワードを入力してください。
WAN側インターフェース
インターネット接続に使用するインターフェースです。
DNSサーバー
名前解決に使用するDNSサーバーを指定します。
PPPoE接続時にIPCPでDNSサーバーアドレスを自動取得する場合はデフォルトのままでかまいません。
固定設定が必要な場合は、右側の下向き矢印をクリックして「+ DNSサーバー追加」をクリックし、DNSサーバーのアドレスを入力してください。
DHCPサーバー
本製品のLAN側インターフェースでDHCPサーバー機能を動作させ、LAN側端末にIPアドレスなどを提供する場合は「有効」を、DHCPサーバー機能を利用しない場合は「無効」を選択してください。
Note
かんたん接続でDHCPサーバーを有効に設定した場合、DHCPサーバーがLAN側端末に割り当てるIPアドレスの範囲は xxx.xxx.xxx.2 ~ xxx.xxx.xxx.254 となります。このため、LAN側インターフェースのIPアドレスが xxx.xxx.xxx.1/24 でない場合、「DHCPサーバー」は「無効」を選択し、かんたん接続の完了後、ネットワークメニューの「DHCPサーバー」 からDHCPサーバーを手動で設定してください。

IPv6 - IPoE接続

IPv6 IPoE接続の設定を行います。
SLAAC
IPoE接続(RA方式)の設定を行います。

WAN側インターフェース
インターネット接続に使用するインターフェースです。

DHCPv6 PD
IPoE接続(DHCPv6 PD方式)の設定を行います。

WAN側インターフェース
インターネット接続に使用するインターフェースです。
プレフィックス名
取得したプレフィックスを参照するための名前を入力してください。

IPv6 - IPv4 over IPv6接続

IPv6 IPoE接続とIPv4 over IPv6の設定を一括して行います。
DS-Lite
IPv6 IPoE接続とDS-LiteによるIPv4接続の設定を行います。

WAN側インターフェース
インターネット接続に使用するインターフェースです。
トンネルIPアドレス
トンネルインターフェースに設定するIPv4アドレスを入力してください。
終点アドレス
トンネルインターフェースから送信するデリバリーパケットの終点(対向装置:事業者側ルーター(AFTR))アドレスを入力してください。
DHCPサーバー
本製品のLAN側インターフェースでDHCPサーバー機能を動作させ、LAN側端末にIPアドレスなどを提供する場合は「有効」を、DHCPサーバー機能を利用しない場合は「無効」を選択してください。

IPv6 - SLAAC
IPv6 IPoE接続(RA方式)とIPv6トンネル(固定)によるIPv4接続の設定を行います。

表 7
WAN側インターフェース
インターネット接続に使用するインターフェースです。
トンネルIPアドレス
トンネルインターフェースに設定するIPv4アドレスを入力してください。
終点アドレス
トンネルインターフェースから送信するデリバリーパケットの終点(対向装置:事業者側ルーター(BR))アドレスを入力してください。
Suffix
ISPから事前に指定されたインターフェースIDを入力してください。
DDNSサーバー
ダイナミックDNSクライアント機能を利用してIPv6アドレスの更新情報をアップデートサーバーに通知します。
有効時には「DDNSアップデート用URL」「DDNSユーザー名」「DDNSパスワード」の項目が表示されます。
DHCPサーバー
本製品のLAN側インターフェースでDHCPサーバー機能を動作させ、LAN側端末にIPアドレスなどを提供する場合は「有効」を、DHCPサーバー機能を利用しない場合は「無効」を選択してください。

IPv6 - DHCPv6 PD
IPv6 IPoE接続(DHCPv6 PD方式)とIPv6トンネル(固定)によるIPv4接続の設定を行います。

WAN側インターフェース
インターネット接続に使用するインターフェースです。
プレフィックス名
取得したプレフィックスを参照するための名前を入力してください。
トンネルIPアドレス
トンネルインターフェースに設定するIPv4アドレスを入力してください。
終点アドレス
トンネルインターフェースから送信するデリバリーパケットの終点(対向装置:事業者側ルーター(BR))アドレスを入力してください。
Suffix
ISPから事前に指定されたインターフェースIDを入力してください。
DDNSサーバー
ダイナミックDNSクライアント機能を利用してIPv6アドレスの更新情報をアップデートサーバーに通知します。
有効時には「DDNSアップデート用URL」「DDNSユーザー名」「DDNSパスワード」の項目が表示されます。
DHCPサーバー
本製品のLAN側インターフェースでDHCPサーバー機能を動作させ、LAN側端末にIPアドレスなどを提供する場合は「有効」を、DHCPサーバー機能を利用しない場合は「無効」を選択してください。

MAP-E
IPv6 IPoE接続とMAP-EによるIPv4接続の設定を行います。

WAN側インターフェース
インターネット接続に使用するインターフェースです。
ソフトワイヤー設定名
ソフトワイヤー設定を新規作成し、その内容を編集するためにつける名前。任意の設定名を入力してください。
IP電話
ひかり電話(ホームゲートウェイ)を設置した回線の場合は「有効」、未設置の場合は「無効」を選択してください。
有効時には「プレフィックス名」の項目が表示されます。
DHCPサーバー
本製品のLAN側インターフェースでDHCPサーバー機能を動作させ、LAN側端末にIPアドレスなどを提供する場合は「有効」を、DHCPサーバー機能を利用しない場合は「無効」を選択してください。

4. 設定内容の確認と保存

前の画面で入力・選択した設定内容が表示されますので、問題がなければ「保存」をクリックしてください(図はPPPoE接続の例。接続方式によって表示項目は異なります)。
Note
すでにインターネット接続が設定済みの状態で「保存」をクリックすると、ランニングコンフィグ上の既存設定が消去され、新たに設定した内容で置き換えられます。


5. 設定完了

設定保存が完了すると接続状態の要約画面が表示されます(図はPPPoE接続の例。接続方式によって表示項目は異なります)。
Note
かんたん設定で設定した内容はランニングコンフィグに保存され動作に反映されますが、スタートアップコンフィグ(コンフィグファイル)には自動保存されません。設定内容に問題がないことを確認したら、ナビゲーションバーの保存ボタンなどを利用して手動でスタートアップコンフィグに設定を保存してください。

設定済みの状態から「設定開始」ボタンをクリックすると、接続方式の選択画面に移動し、インターネット接続設定を最初からやりなおすことができます。

かんたんVPN

「かんたんVPN」画面では、必要な情報を入力するだけでVPN接続の設定を行うことができます。設定の流れは次のとおりです。
  1. 設定開始
  2. 接続情報の入力・選択
  3. 設定内容の確認と保存
  4. 設定完了

1. 設定開始

VPN接続が未設定の場合、次の画面が表示されます。設定を開始するには「設定開始」ボタンをクリックしてください。

Note
「かんたんVPN」の設定を開始するにはインターネット接続の設定が完了している必要があります。
未設定の場合、次の画面が表示されますので、先に「かんたん接続」でインターネット接続の設定を行ってください。

Note
VPN接続が設定済みの場合は接続状態の要約画面が表示されます。
同画面で「設定開始」ボタンをクリックすると、VPN接続設定を最初からやりなおすことができます。

2. 接続情報の入力・選択

VPN接続に必要な情報を入力または選択し、「次へ」をクリックしてください。

トンネルIPアドレス/プレフィックス長
トンネルインターフェースに設定するIPアドレスを「172.16.0.2/30」の形式で入力してください。
始点インターフェース
VPN接続に使用するインターフェースを選択してください。
終点アドレス
VPN接続先(対向ルーター)のIPアドレスまたはホスト名を入力してください。
ローカルID
必要な場合、このルーターのISAKMP ID(ローカルID)を入力してください。
リモートID
必要な場合、対向ルーターのISAKMP ID(リモートID)を入力してください。
事前共有鍵
VPN接続用のパスワード(ISAKMP事前共有鍵)を入力してください。
リモートネットワーク
対向ルーターのLAN側ネットワークアドレスを「192.168.60.0/24」の形式で入力してください

3. 設定内容の確認と保存

前の画面で入力・選択した設定内容が表示されますので、問題がなければ「保存」をクリックしてください。
Note
すでにVPN接続が設定済みの状態で「保存」をクリックすると、ランニングコンフィグ上の既存設定が消去され、新たに設定した内容で置き換えられます。


4. 設定完了

設定保存が完了すると接続状態の要約画面が表示されます。
Note
かんたん設定で設定した内容はランニングコンフィグに保存され動作に反映されますが、スタートアップコンフィグ(コンフィグファイル)には自動保存されません。設定内容に問題がないことを確認したら、ナビゲーションバーの保存ボタンなどを利用して手動でスタートアップコンフィグに設定を保存してください。

設定済みの状態から「設定開始」ボタンをクリックすると、接続情報の入力・選択画面に移動し、VPN接続設定を最初からやりなおすことができます。


(C) 2019 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002735 Rev.D