ppp service-name

モード: インターフェースモード
カテゴリー: PPP / 一般設定


(config-if)# ppp service-name NAME

(config-if)# no ppp service-name


対象PPPインターフェースにおける接続先のPPPoEサービス名を指定する。
no形式で実行した場合はPPPoEサービス名を未指定に戻す。
初期状態では未指定。

PPPoEサービス名が未指定のときは、サービス名の指定なしでPADIを送信し、最初に応答のあったPPPoEサーバー(アクセスコンセントレーター)に接続要求を出す。
PPPoEサービス名を指定しているときは、該当サービス名を指定したPADIを送信し、該当サービスを提供できる最初に応答のあったPPPoEサーバーに接続要求を出す。


パラメーター

NAME PPPoEサービス名。最大18文字


使用例

■ ppp0インターフェースにおいて、PPPoEサービス名として「Internet」を指定する。

awplus(config)# interface ppp0
awplus(config-if)# ppp service-name Internet


注意・補足事項

■ 本コマンドはEthernet上のPPPインターフェース(pppX)、すなわち、PPPoEインターフェース上でのみ有効。

■ 契約したプロバイダーからPPPoEサービス名の情報が提供されていない場合は、本コマンドを設定しないこと。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- ppp service-name(インターフェースモード)

関連コマンド

encapsulation ppp(インターフェースモード)
show interface(非特権EXECモード)



(C) 2019 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002735 Rev.D