switchport atmf-guestlink

モード: インターフェースモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド


(config-if)# [no] switchport atmf-guestlink [class NAME [ip A.B.C.D | ipv6 X:X::X:X]]


対象スイッチポートをAMFゲストリンクに設定する。
no形式で実行した場合はAMFゲストリンクとしての設定を解除する。

AMFゲストリンクは、AMFメンバーに接続したゲストノードから、機器情報を取得するためのポートおよびリンクのこと。

本コマンドはマスター、メンバーでのみ有効。


パラメーター

class NAME AMFゲストノードのゲストクラス名。最大15文字。大文字小文字を区別する。本パラメーターを省略した場合は、modeltypeコマンドおよびdiscoveryコマンドの初期値のパラメーターが使用される。
ip A.B.C.D ゲストノードのIPv4アドレス。discoveryコマンドのパラメーターでstaticを選択した場合、または特定のIPアドレスをゲストノードの対象とする場合に指定する。
ipv6 X:X::X:X ゲストノードのIPv6アドレス。discoveryコマンドのパラメーターでstaticを選択した場合に指定する。


使用例

■ ポート1.0.1を、AMFゲストリンクに設定する(ゲストクラスを指定しないため、modeltypeコマンドおよびdiscoveryコマンドのパラメーターは初期値が使用される)。

FSW241(config)# interface port1.0.1
FSW241(config-if)# switchport atmf-guestlink 

■ ポート1.0.1を、ゲストノードのIPv4アドレス「192.168.3.3」を指定したゲストノードクラス「camera」のAMFゲストリンクに、設定する。
FSW241(config)# interface port1.0.1
FSW241(config-if)# switchport atmf-guestlink class camera ip 192.168.3.3 

■ ポート1.0.1~1.0.3を、discoveryコマンドのパラメーターがdynamicに設定されているゲストノードクラス「camera」のAMFゲストリンクに、設定する。
FSW241(config)# interface port1.0.1-port1.0.3
FSW241(config-if)# switchport atmf-guestlink class camera


注意・補足事項

■ AT-AR2010V、AMF Cloudはスイッチポートを持たないため、本コマンドは使用できない。

■ AT-AR4050S/AT-AR3050S/AT-AR2050V、AT-AR1050Vにおいて、本コマンドはLANポートでのみ有効。

■ 1つのAMFゲストノード接続ポートに接続できるゲストノードは1台だけ。HUBなどを介して複数のゲストノードを接続することはできない。

■ リンクアグリゲーションのポートには、本コマンドは使用できない。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- switchport atmf-guestlink(インターフェースモード)

関連コマンド

atmf guest-class(グローバルコンフィグモード)
atmf retry guest-link(特権EXECモード)
discovery(AMFゲストコンフィグモード)
http-enable(AMFゲストコンフィグモード)
modeltype(AMFゲストコンフィグモード)
show atmf guests(特権EXECモード)
show atmf links guest(特権EXECモード)
username(AMFゲストコンフィグモード)



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