tunnel ttl

モード: インターフェースモード
カテゴリー: VPN / トンネルインターフェース


(config-if)# tunnel ttl <1-255>

(config-if)# no tunnel ttl


対象トンネルインターフェースから送信するデリバリー(外側)パケットのヘッダーにセットするTTL/Hop Limit値を指定する。
no形式で実行した場合はTTL値を未設定に戻す。
トンネルインターフェース作成直後の初期状態は未設定。

本コマンド未設定時は、ペイロード(内側)ヘッダーのTTL/Hop Limit値をデリバリーヘッダーのTTL/Hop Limitフィールドにコピーする。


パラメーター

<1-255> デリバリーヘッダーのTTL/Hop Limitフィールド値


使用例

■ トンネルインターフェースtunnel0において、デリバリーヘッダーのTTL/Hop Limitフィールドに255をセットするよう設定する。

awplus(config)# interface tunnel0
awplus(config-if)# tunnel ttl 255

■ トンネルインターフェースtunnel0において、デリバリーヘッダーのTTL/Hop Limit値を未設定に戻す。この場合、ペイロードヘッダーのTTL/Hop Limit値がデリバリーヘッダーにコピーされる。
awplus(config)# interface tunnel0
awplus(config-if)# no tunnel ttl


注意・補足事項

■ 本コマンドはIPv6トンネルインターフェースでのみ有効。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- tunnel ttl(インターフェースモード)

関連コマンド

show interface(非特権EXECモード)
tunnel mode ipv6(インターフェースモード)



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