この度は、AlliedWare Plus スイッチ製品 をお買いあげいただき、誠にありがとうございます。このリリースノートは、取扱説明書、コマンドリファレンスなどの補足や、ご使用の前にご理解いただきたい注意点など、お客様に最新の情報をお知らせするものです。
最初にこのリリースノートをよくお読みになり、本製品を正しくご使用ください。
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本リリースノートは、下記の製品・バージョンを対象としています。各項目がどの製品に該当するかは次のアイコンで示します。
アイコン | 対象製品 | 対象バージョン | 旧バージョン | |
---|---|---|---|---|
該当 | 非該当 | |||
IE200 | IE200 | CentreCOM IE200シリーズ | 5.5.1-2.13 | 5.5.1-2.11 |
ご購入時状態(AMFクリーン状態)の機器は起動時にAMFネットワークの自動検出を試みます。
AMFネットワークを検出できなかった場合でもIPネットワーク経由でSSHによる管理アクセスを可能とするため、既定のインターフェース上でDHCPおよびDHCPv6によるIPv4/IPv6アドレスの取得を試み、取得できなかったときはリンクローカルアドレスを自動設定した上で、SSHサーバーを有効にします。このとき、Telnet 無効設定、LDF検出有効設定、およびWebサーバーの有効設定も行われます。
※ 管理用Ethernetポート(eth0)を持つ製品ではeth0。管理用Ethernetポートを持たない製品ではデフォルトVLAN(vlan1)。VLAN(スイッチポート)を持たない製品では最初にリンクアップしたEthernetポートが既定のインターフェースとなります。
より詳細な設定は、コマンドリファレンスを参考にしてください。
各コマンドの状態は以下の通りとなっておりますので、必要に応じて各コマンドの無効、有効の設定を行ってください。
■ SSHサーバーの有効化、managerアカウントでのログイン許可
ssh server allow-users manager service ssh
SSHを利用しない場合には、これらを無効にしてください。
(config)#no ssh server allow-users manager (config)#no service ssh
■ Telnetサーバーの無効化
no service telnet
Telnetを利用する場合には、これを有効にしてください。
(config)#service telnet
■ ループガード(LDF検出)の有効化(vlan1のスイッチポートのみ)
loop-protection loop-detect ldf-interval 1 fast-block
LDF検出を利用しない場合には、これを無効にしてください。
(config)#no loop-protection loop-detect
■ DHCP/DHCPv6によるIPv4/IPv6アドレスの取得
ip dhcp-client vendor-identifying-class ip dhcp-client request vendor-identifying-specific ipv6 enable ipv6 address dhcp
これらの機能を利用しない場合には、該当インターフェースにおいてこれらの機能を無効にしてください。
(config-if)#no ip dhcp-client vendor-identifying-class (config-if)#no ip dhcp-client request vendor-identifying-specific (config-if)#no ipv6 enable (config-if)#no ipv6 address dhcp
■ IPv4アドレスの設定
該当インターフェースのIPアドレスを適切なアドレスに変更してください。
ファームウェアバージョン 5.5.0-1.1 以降、アプレット版 Web GUI はサポートされません。
5.5.0-1.1 以降のバージョンにアップグレードする場合は、GUIアプレットファイル(拡張子.jar)からGUIファイル(拡張子.gui)に切り替えてください。
なお、現在使用中のGUIファイルは、show httpコマンドで確認することができます。
本バージョンでは、以下の項目が修正されました。
本バージョンには、以下の制限事項があります。
システム起動時に下記のコンソールメッセージやログメッセージが出力されることがありますが、動作には影響ありません。
コンソールメッセージ
stop: Unable to stop job: Did not receive a reply. Possible causes include: the remote application did not send a reply, the message bus security policy blocked the reply, the reply timeout expired, or the network connection was broken. xx:xx:xx awplus init: getty (ttyS0) main process (XXXX) terminated with status 1
ログメッセージ
daemon.warning awplus init: network/getty_console (ttyS0) main process (XXXX) terminated with status 1
service httpコマンドでWebサーバーを有効にした状態で起動するとbufferedログに以下のメッセージが出力されることがありますが、これはWeb GUI用のファイルがインストールされていないことを示すものです。Web GUIを使用しない場合は動作に影響ありません。
user.notice awplus root: No GUI resource file installed
起動時に以下のログが出力されることがありますが、ログのみの問題で、システムは正常に起動します。
auth.warning awplus portmap[311]: user rpc not found, reverting to user bin
show memoryコマンドを実行した際、まれに以下のようなエラーログが出力されることがありますが、ログのみの問題で、通信には影響ありません。
hostd[xxx]: CMSG(xxxx).host.req.tipc[xx]: sending of reply failed send:-1 of xxxxx, error Cannot allocate memory IMI[xxxx]: CMSG(xxx).tport.host.req.tipc[xx]: Receive timed out socket xxx nbytes was -1 last error Resource temporarily unavailable IMI[xxxx]: CMSG(xxx).host.req.tipc[xx]: No response from server. (method: proc_get_sys_ps_info)
起動時にまれに以下のようなログが出力されることがありますが、動作には影響ありません。
user.err awplus-1 licencecheck: RPC[3]: Recv data error: Bad file descriptor
atmf cleanupコマンド、erase factory-defaultコマンドの実行時に、本来削除対象外であるGUIファイルが削除されることがあります。
なお、AMFのバックアップデータにGUIファイルが含まれている状態で当該機器にAMFオートリカバリーを実行した場合は、GUIファイルも含めて復元されます。
user.notice awplus root: GUI resource file awplus-gui_552_26.gui installed
enable-local 15
という不要な文字列が表示されます。
no log buffered
を入力してランタイムメモリーへのログ出力を一度無効にした後、default log buffered
を実行しても、ログ出力が再開しません。その場合はlog buffered
を実行することにより再開できます。
user.warning awplus NSM[XXXX]: 601 log messages were dropped - exceeded the log rate limitこれは短時間に大量のログメッセージが生成されたため一部のログ出力を抑制したことを示すものです。ログを抑制せずに出力させたい場合は、log-rate-limit nsmコマンドで単位時間あたりのログ出力上限設定を変更してください。
HSL: WARNING: Interface port1.0.28 detected link status remote fault
起動後に以下のようなログが出力されることがありますが、動作には問題ありません。
syslog.err awplus syslog-ng[287]: Error opening include file; filename='/etc/syslog-conf.d/delay_buffer', depth='1 syslog.err awplus syslog-ng[287]: Error resolving reference; content='rewrite', name='r_subst', location='/etc/syslog-conf.d/buffered:12:42' syslog.err awplus syslog-ng[287]: Error initializing new configuration, reverting to old config;
起動時に以下のログが出力されることがありますが、動作には影響ありません。
kern.notice awplus kernel: random: crng init done kern.notice awplus kernel: random: 6 urandom warning(s) missed due to ratelimiting
% Invalid input detected at '^' marker.
のエラーメッセージが出力されるべきですが、エラーメッセージが出力されないため、スクリプトファイルが正常に終了したかのように見えてしまいますが、通信には影響はありません。
トリガー設定時、scriptコマンドで指定したスクリプトファイルが存在しない場合、コンソールに出力されるメッセージ内のスクリプトファイルのパスが誤っています。
誤:% Script /flash/script-3.scp does not exist. Please ensure it is created before
正:% Script flash:/script-3.scp does not exist. Please ensure it is created before
また、スクリプトファイルが存在しないにもかかわらず前述のコマンドは入力できてしまうため、コンフィグに反映され、show triggerコマンドのスクリプト情報にもこのスクリプトファイルが表示されます。
sn enable trap
などと入力を省略した場合、入力したコマンドがホスト名欄に表示されコマンドが認識されない、または、コンソールの表示が乱れることがあります。コマンドはtab補完などを利用し省略せずに入力してください。
ioctl 35123 returned -1
のようなログが出力されることがありますが、通信には影響ありません。
Ctrl/C
キーを押して ping を中断してください。
daemon.warning dut chronyd[3197]: System clock wrong by 5307.988975 seconds, adjustment started daemon.warning dut chronyd[3197]: System clock was stepped by 5307.988975 seconds
no line vty
を設定し、保存、再起動を行ってください。
本製品から他の機器にTelnetで接続しているとき、次のようなメッセージが表示されます。
No entry for terminal type "network"; using vt100 terminal settings.
本製品のSSHサーバーに対して、次に示すような非対話式SSH接続(コマンド実行)をしないでください。
※本製品のIPアドレスを192.168.10.1と仮定しています。
clientHost> ssh manager@192.168.10.1 "show system"
SSHログイン時、ログアウトするときに以下のログが表示されますが、動作に影響はありません。
sshd[2592]: error: Received disconnect from xxx.xxx.xxx.xxx: disconnected by server request
SSHサーバー機能を使用する場合、セッションタイムアウト(ssh server session-timeoutコマンド)は初期値「0」(タイムアウトしない)のままご使用ください。
TACACS+認証やRADIUS認証用のユーザー名、パスワードを使用して機器にSSHでログインしようとすると、以下のエラーが出力され、ログインに失敗することがあります。その場合は再度、認証用のユーザー名、パスワードを使用してSSHログインしてください。
sshd[74545]: fatal: mm_request_receive_expect: read: rtype 104 != type 102
Keys successfully set
というnoticeレベルのログやCLIメッセージが出力されることがありますが、動作に影響はありません。
EXFX[1976]: Link flapping detected on portx.y.z, check connection/configuration
HSL[800]: ERROR: Cannot get auth port state from lport=0x8000005
no shutdown
を入力しても、ポートが有効にならないことがあります。この場合は、再度shutdown
→ no shutdown
を入力してください。
11:21:40 awplus HSL[485]: HSL: ERROR: Can't find multicast FDB entry : Port port1.0.2 mac (0000.0000.0000) VID 512 11:21:40 awplus HSL[485]: HSL: ERROR: Can't find multicast FDB entry : Port port1.0.2 mac (0000.0000.0000) VID 512 11:21:40 awplus HSL[485]: HSL: ERROR: Can't find multicast FDB entry : Port port1.0.2 mac (0000.0000.0000) VID 0 11:21:40 awplus HSL[485]: HSL: ERROR: Can't find multicast FDB entry : Port port1.0.2 mac (0000.0000.0000) VID 0
運用中、ターミナルソフトのテキスト貼り付け機能を使って、スイッチポートにVLANとポート認証の設定を連続して入力すると、 ポート認証でSupplicantに正しいVLANをアサインできなくなることがあります。この場合、再度スイッチポートのVLAN設定を入力しなおすことで正しいVLANをアサインできるようになります。なお、設定をスタートアップコンフィグに保存し、再起動した場合は発生しません。
no aaa authentication dot1x
でサーバーリストを削除しても、インターフェース上にはサーバーリストを関連付ける dot1x authentication の設定が残ります。この場合は、インターフェース上でもno dot1x authentication
を実行して設定を削除してください。
no service power-inline
でPoE給電機能を無効化したときに、下記のようなログが出力されますが、動作に影響はありません。
POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x20 failed startup checks POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x21 failed startup checks POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x22 failed startup checks POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x24 failed startup checks POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x20 failed startup checks POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x25 failed startup checks POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x26 failed startup checks POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x28 failed startup checks POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x21 failed startup checks POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x29 failed startup checks POEHW[856]: POE Device /dev/i2c-1:0x2a failed startup checks
LLDP-MEDの情報にもとづいてPoE給電を行う場合、受電機器から要求された電力量よりも低い電力量でLLDPが応答してしまうことがありますが、PoEの動作に影響はありません。
1ポートに適用するVLANクラシファイアグループは2グループまでにしてください。
同じVLANクラシファイアグループ内に複数のルールを定義した場合、設定順ではなく番号順に反映されます。
インターフェースにプライベートVLANの設定をしたままプライベートVLANを削除することはできません。プライベートVLANを削除する場合は次の手順でVLANを削除するようにしてください。
IPサブネットVLAN を使用する場合は、以下の条件を満たすように設定してください。
たとえば、ポート1.0.1~1.0.4でIPサブネットVLAN「vlan10」、「vlan20」を使用する場合、これらのポートはすべて同じポートVLAN(たとえばvlan100)に所属させてください。
たとえば、ポート1.0.1~1.0.4でIPサブネットVLAN「vlan10」、「vlan20」を使用している場合、他のポートでvlan10、vlan20を使用することはできません。
また、IPサブネットVLANは本製品(CPU)宛ての通信には使用できません。
エンハンストプライベートVLANの設定において、プロミスキャスポートとセカンダリーポートのVLAN情報が一致しない誤った設定を行った場合、エラーが表示されます。エラー表示後、プロミスキャスポートのタグなし情報が間違って表示されます。
このため以下のエラー表示後は必ずセカンダリーポートの設定VLANがプロミスキャスポートの設定VLANに含まれていることを確認してください。
% Secondary port vlans do not match promiscuous ports
% Cannot reconfigure VLAN as there are already ports attached. % Operation failed, an internal error has occured. Error -63
state disable
で対象VLANに所属するパケットの転送を無効化している場合、パケットの転送を再度有効化するには vlanコマンドでstate enable
に変更した後、設定を保存して再起動する必要があります。
vlanコマンドにおいて、state management-only
を指定するVLANにはname VLANNAME
パラメーター(VLAN名)を設定しないでください。
VLAN名を設定した場合、再起動時に state management-only
の設定が正常に適用されません。
udld reset コマンドの実行または閉塞持続時間(udld time disable-period コマンド)の満了にともないUDLDのポート閉塞が解除された後でも、物理リンクがダウンしている場合は show interface status コマンドの表示上 err-disabled 状態を維持するのが本来の仕様ですが、UP 状態に戻ってしまいます。
show ethernet cfm errorlogコマンド実行時、表示されるイベントリストに日付、時刻が含まれていません。 また、リストの先頭に Remote-MAC : 0000.0000.0000 のエントリーが表示されますが、動作には影響ありません。
MSTP使用時のポート状態はshow spanning-tree mst instanceコマンドで確認してください。
show spanning-tree briefコマンドでは、ポートが実際には転送可能な状態であってもDiscardingと表示される場合があります。
インターフェースに下記コマンドが設定されている状態でスパニングツリープロトコルの動作モードを変更すると、下記コマンドの設定が初期化・削除されます。動作モード変更後に下記コマンドを再設定してください。
アクセスリストによって破棄された場合でも、パケットの送信元情報(IPアドレス、MACアドレスなど)がARPキャッシュ、FDBに登録されますが、パケット破棄の動作に影響はありません。
DHCP Snoopingを有効にしている機器を起動した際、下記のようなエラーログが表示されることがありますが、実際にはランニングコンフィグから削除されず、動作にも影響はありません。
WARNING: Failed to execute the following commands: 89: ip dhcp snooping trust – (not executed) 97: ip dhcp snooping – (not executed)
IPv6アドレスを設定したインターフェースのリンクステータスがダウンとなっている状態でshow interfaceコマンドを実行した場合、該当インターフェースに設定したIPv6の情報が表示されませんが、表示のみの問題で、動作には影響ありません。
インターフェースに設定したIPv6アドレスの情報を確認したい場合は、show ipv6 interfaceコマンドを使用してください。
no ipv6 enable
を実行してください。
IPv6のデフォルト経路設定で、ネクストホップにグローバルユニキャストアドレスを設定している場合、該当経路がダウンすると次のようなログが記録されることがありますが、動作には影響ありません。このメッセージを回避するには、ネクストホップとしてリンクローカルアドレスを設定してください。
HSL[640]: HSL: ERROR: Route could not be added : No route to host HSL[640]: HSL: ERROR: Error adding route ::/0 to kernel HSL[640]: HSL: ERROR: Failed to add IPv6 prefix 0x0/0x0 nexthop 0x10000fd entry to TCP/IP stack ret= -309
マルチキャストルーティングが無効、かつIGMPv3を有効にしている場合、マルチキャストサーバーからマルチキャストストリームを受信した後にマルチキャストレシーバーから「同マルチキャストグループアドレス、かつ別ソースIPアドレス」へのIGMPv3 Joinを受信すると、Joinを受信したVLANに所属する全ポートにマルチキャストストリームがフラッディングされます。
マルチキャストルーティングが有効な場合や、マルチキャストストリームを受信する前にIGMPv3 Joinの情報が登録された場合、本事象は発生しません。
user.warning awplus NSM[xxx]: Sending Query Solicit on IGMP Interface vlan1000 vid not successful
PIM-SSMを使用しているネットワークにおいて、同一VLANに所属する複数のサーバーから同一マルチキャストグループアドレス宛てに未登録のマルチキャストトラフィックが送信されている場合、IGMPv3 Snoopingが動作している装置で show ip igmp snooping statistics interfaceコマンドを実行すると、当該マルチキャストグループのエントリーがサーバーの数だけ表示されます。
その状態でマルチキャスト受信者から当該マルチキャストグループアドレスへのIGMPv3 Joinを受信すると、show ip igmp snooping statistics interfaceコマンドで表示されている当該マルチキャストグループのエントリーが1つ消えますが、表示上の問題です。本事象が発生した場合でも、マルチキャストパケットは正しく転送されます。
また、本事象発生後にエントリーが登録された場合、当該エントリーは同コマンドで表示されません。
IPv6マルチキャストトラフィックが存在する環境において、(S,G)または(*,G)エントリーが登録可能な上限を超えた場合には以下のようなエラーログが生成されます。また、超過分のエントリーは登録されません。
local6.err awplus EXFX[808]: Failed to add IPv6 MC prefix Grp ff03:102::103, Src 2001:abcd:cafe:10::2; LPM RAM is FULL local7.err awplus EXFX[808]: DBG:_exfx_mcl3_routeAdd 1200:rc=19 local7.err awplus EXFX[808]: DBG:exfx_mcl3_routeAdd 1333:rc=19 local7.err awplus EXFX[808]: DBG:exfx_mc_entryAdd 216:rc=19
% No such Group-Rec found
というエラーメッセージが表示されることがありますが、コマンドの動作には問題ありません。
clear ipv6 mld group *
ですべてのグループを削除した場合、ルーターポートのエントリーも削除されてしまいます。clear ipv6 mld group ff1e::1
のように特定のグループを指定した場合は削除されないため、グループを指定し削除してください。また、削除されてしまった場合もMLD Queryを受信すれば再登録されます。
no ipv6 mld snooping report-suppression
でReport抑制機能を無効化してください。
ARPやIGMPなどCPUで処理されるパケットに対してイングレスフィルターが正しく動作しません。
ARPに関しては、以下の設定でフィルターすることが可能です。
mls qos enable access-list 4000 deny any any vlan 100 class-map class1 match access-group 4000 policy-map policy1 class default class class1 interface port2.0.24 service-policy input policy1
下記3条件の併用はできません。
match cos
または match eth-format protocol ethii-tagged
match vlan
またはアクセスリストのvlan
パラメーター
match access-group
match cos
および match eth-format ethii-tagged protocol
の条件は適用できません。
プレマーキングは未サポートです。
AMFリンクとして使用しているスタティックチャンネルグループの設定や構成を変更する場合は、次に示す手順A・Bのいずれかにしたがってください。
[手順A]
[手順B]
オートリカバリーが成功したにもかかわらず、リカバリー後に正しく通信できない場合は、代替機の接続先が交換前と同じポートかどうかを確認してください。誤って交換前とは異なるポートに代替機を接続してしまった場合は、オートリカバリーが動作したとしても、交換前とネットワーク構成が異なるため、正しく通信できない可能性がありますのでご注意ください。
LACPインターフェースでAMFリンクの設定を行っている構成で対向機器が再起動すると、起動後に以下のログが出力されることがありますが、ログのみの問題でAMFの動作には影響ありません。
user.notice awplus ATMF[523]: Incarnation is not possible with the data received port1.0.28 (ifindex 5028)
log host
で設定したすべてのSyslogサーバーに送信されます。
show atmf links guest detail
では表示されない項目があります。当該項目を確認するには、show lldp neighbors detail
を使用してください。
AMFゲストノードがAMFネットワークに初めて参加したとき、下記の状況においてゲストノードのファームウェアバージョン情報が表示されない場合があります。
show atmf guests detail
を実行した場合
show atmf links guest detail
を実行した場合
その場合は、次のいずれかを実行してください。
前記手順で復旧すると、それ以降本事象は発生しません。
自動バックアップを中断した場合、AMFマスター上に以下のようなログが出力されますが、動作に問題はありません。
ATMFFS[13301]: ATMF backup: Aborted backup for node ノード名 (ホスト名) due to insufficient media space ATMFFS[13301]: ATMF backup: Aborted "ノード名 (ホスト名)" on backup by user request
ATMFFS[13301]: ATMF backup: Could not copy rsync log file to media ATMFFS[13301]: ATMF backup: Errors occurred during all-nodes backup
atmf domain vlan コマンドの設定を変更し、保存、再起動すると、コンフィグ読み込み時にエラーが表示されますが、動作には影響ありません。
デフォルトのAMFマネージメントVLANを使用している環境ではno atmf management vlan
を実行しないでください。
AMFセキュアモードで、AMFノードのオートリカバリーを実行するとき、リカバリー中に以下のようなログが出力されることがありますが、オートリカバリーは正常に行われます。
Local certificate subject host_xxxx_xxxx_xxxx does not match node Name xxxx!
AMF上のメンバーを再起動すると下記ログが記録され、AMFネットワークへの再接続が完了するまで1分程度かかることがあります。
Interface portX.Y.Z link partner has no valid ATMF response
AMFクリーンアップ実行時に以下のログが出力される場合がありますが、ログのみの問題で、クリーンアップの動作には影響ありません。
syslog-ng[xxx]: Error opening file for writing;filename='/flash/log/messages', error='No such file or directory (2)' {noformat}
crond[452]: time disparity of 5099512 minutes detected
user.err awplus ATMF[1779]: Learning failed for guest TQm5403: Unknown error (18)
user.err awplus ATMF[1813]: Learning failed for guest TQm5403: Login validation error
page allocation failure
というエラーメッセージが出力されることがありますが、オートリカバリーは正常に行われます。
ポート認証またはAMFアプリケーションプロキシーのホワイトリストと、AMFアプリケーションプロキシーの破棄、ポート無効化、隔離、ログアクションのいずれかを併用しているとき、端末にアクションが適用されるとshow application-proxy threat-protectionコマンドの出力や、AMF Securityの「デバイス」/「接続中 デバイス一覧」画面、AMF Securityのログに、端末に割り当てられたVLAN以外に、端末接続ポートに設定されているVLANの遮断情報も表示されることがありますが、動作には影響ありません。
AMFノードのホスト名を2回以上変更する場合、以前に使用したことのあるホスト名を設定すると当該AMFノードのAMFバックアップが失敗します。
本事象が発生した場合、当該AMFノードを再起動してください。
使用したことのないホスト名を設定する場合、本事象は発生しません。
ダッシュボードのシステム情報ウィジェットに表示されるCPU使用率が正しくありません。
CPU使用率は CLI の show cpu コマンドで確認してください。
各種ドキュメントの補足事項および誤記訂正です。
本製品がサポートするSFPモジュールの最新情報については、弊社ホームページをご覧ください。
ssh server secure-macコマンド有効時の使用可能なメッセージ認証コード(MAC)アルゴリズムの候補から、umac-64@openssh.comを除外しました。
スパニングツリープロトコルにおいて、ルート不整合(root-inconsistent)状態のポートの役割をデフォルトの代表ポート(Designated port)ではなく、代替ポート(Alternate port)に遷移させる機能を追加しました。
本機能は、ルートガード機能を有効にしたポートが、ルートブリッジとなる可能性のある別のデバイスのポートに誤って接続される可能性がある場合にのみ使用してください。
本機能はデフォルト無効ですが、spanning-tree alternate-root-inconsistentコマンドにより装置全体で有効・無効の設定が可能です。
TCP Timestampオプションの有効・無効を切り替えるip tcp-timestampコマンドをサポートしました。
モード:グローバルコンフィグモード
(config)# [no] ip tcp-timestamp
TCP Timestampオプションを有効にする。
no形式で実行した場合はTCP Timestampオプションを無効にする。
初期設定は有効。
モード:インターフェースモード
(config-if)# [no] arp-loose-check
本コマンドを適用することで、従来どおり、異なるサブネットのIPアドレスに対してもARP登録できるようになります。本コマンドは初期設定では無効です。
- Fault: Alarm asserted. Yes. - Fault: Alarm cleared. No.
IE200シリーズ | |
---|---|
パフォーマンス | |
VLAN登録数 | 1024 |
MACアドレス(FDB)登録数 ※1 | 2K |
IPv4ホスト(ARP)登録数 | - |
IPv4ルート登録数 | - |
リンクアグリゲーション | |
グループ数(筐体あたり) | 4 ※2 |
ポート数(グループあたり) | 4 |
ハードウェアパケットフィルター | |
登録数 | 495 ※3 ※4 ※5 |
認証端末数 | |
認証端末数(ポートあたり) | 256 |
認証端末数(装置あたり) | 256 |
マルチプルダイナミックVLAN(ポートあたり) | 256 |
マルチプルダイナミックVLAN(装置あたり) | 256 |
ローカルRADIUSサーバー | |
ユーザー登録数 | - |
RADIUSクライアント(NAS)登録数 | - |
AMFアプリケーションプロキシー ※6 | |
AT-SESC 接続数 | - |
被疑端末情報保持数 | 10000 ※7 |
アクション「ポート無効化」による最大被疑端末遮断数 | 2048 ※7 ※8 |
アクション「隔離」による最大被疑端末遮断数 | 2048 ※7 ※8 |
アクション「IPフィルター」による最大被疑端末遮断数 | 164 ※9 |
アクション「ログ」による最大被疑端末遮断数 | 2048 ※7 ※8 |
その他 | |
VRF-Liteインスタンス数 | - |
IPv4マルチキャストルーティングインターフェース数 | - |
最新のコマンドリファレンスに記載されていない機能、コマンドはサポート対象外ですので、あらかじめご了承ください。最新マニュアルの入手先については、次節「最新マニュアルについて」をご覧ください。
本リリースノートは、下記の最新マニュアルに対応した内容になっていますので、お手持ちのマニュアルが下記のものでない場合は、弊社ホームページで最新の情報をご覧ください。
http://www.allied-telesis.co.jp/
対象製品 | マニュアルタイトル | パーツ番号 |
---|---|---|
CentreCOM IE200シリーズ | CentreCOM IE200 シリーズ 取扱説明書 | 613-002295 Rev.D |
CentreCOM IE200 シリーズ コマンドリファレンス | 613-002310 Rev.AB |