ip pim register-source

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: IPマルチキャスト / PIM


(config)# ip pim [vrf VRFNAME] register-source {A.B.C.D|IFNAME}

(config)# no ip pim [vrf VRFNAME] register-source


(PIM-SM)Registerメッセージ送信時の始点IPアドレスを明示的に指定する。
no形式で実行した場合は初期設定の動作に戻る。
初期設定では、送信者にもっとも近いインターフェース(RPFインターフェース)のIPアドレスを使用する。


パラメーター

vrf VRFNAME VRFインスタンス名。省略時はグローバルVRFインスタンスが対象となる
A.B.C.D IPアドレス
IFNAME インターフェース名。Registerメッセージの送信時には、指定したインターフェースのIPアドレスが始点IPアドレスとして使われる


注意・補足事項

■ 本コマンドで指定するIPアドレスは、ランデブーポイント(RP)から到達可能なアドレスでなくてはならない。これは、RPがRegister-Stopメッセージを送信するときに、このアドレスを終点アドレスに設定するため。ループバックインターフェースのアドレスを指定してもよいが、その場合は該当アドレスへの経路を適切に通知しておくこと。

■ 本コマンドで指定するIPアドレス(インターフェース)では、PIM-SMが有効になっていなくてもよい。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- ip pim register-source(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

ip pim sparse-mode(インターフェースモード)
ip vrf(グローバルコンフィグモード)



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