[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: DHCPv6モード
カテゴリー: IP付加機能 / DHCPv6サーバー
(config-dhcp6)# address range STARTADDR ENDADDR [lifetime [VALID] [PREFERRED]]
(config-dhcp6)# no address range STARTADDR ENDADDR
DHCPv6クライアントに対して動的に割り当てるIPv6アドレスの範囲を「X:X::X:0~X:X::X:ffff」のような書式で指定する。
no形式で実行した場合は、動的割り当てIPv6アドレス範囲の設定を削除する。
なお、address prefixコマンドを使えば、割り当てアドレスを「X:X::X:X/M」のようなプレフィックス表記で指定することもできる。
STARTADDR := |
X:X::X:X |
||||
クライアントに割り当てるIPv6アドレス範囲の最初のアドレス(値がもっとも小さいアドレス) | |||||
ENDADDR := |
X:X::X:X |
||||
クライアントに割り当てるIPv6アドレス範囲の最後のアドレス(値がもっとも大きいアドレス) | |||||
VALID := |
{<5-315360000> | infinite} |
||||
IPv6アドレスの最終有効時間(秒)。少なくともPREFERRED パラメーターの値と同じか、それよりも大きい値でなくてはならない。省略時は2592000秒(30日) |
|||||
PREFERRED := |
{<5-315360000> | infinite} |
||||
IPv6アドレスの推奨有効時間(秒)。VALID パラメーターの値と同じか、それよりも小さい値でなくてはならない。省略時は604800秒(7日) |
■ DHCPv6クライアントに対して、2001:db8:1:1::dd00 ~ 2001:db8:1:1::dd7fの範囲からIPv6アドレスを動的に割り当てるよう設定する。
awplus(config-dhcp6)# address range 2001:db8:1:1::dd00 2001:db8:1:1::dd7f ↓
■ 本コマンドで指定する割り当て範囲には、自インターフェースのIPv6アドレスを含めないよう注意すること。
■ 最終有効時間(VALID
)に infinite
を設定した場合は、DHCPv6クライアントにIPv6アドレスを割り当てても、show ipv6 dhcp bindingコマンドの表示には反映されない。
ipv6 dhcp pool (グローバルコンフィグモード) | +- address range(DHCPv6モード)
address prefix(DHCPv6モード)
ipv6 dhcp server(インターフェースモード)
show ipv6 dhcp binding(非特権EXECモード)
show ipv6 dhcp pool(非特権EXECモード)
(C) 2019 - 2024 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-002735 Rev.AD