[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: IP付加機能 / DHCPv6サーバー
(config)# ipv6 local pool POOLNAME X:X::X:X/M SUB_PLEN
(config)# ipv6 local pool POOLNAME PREFIXNAME SLA_ID SUB_PLEN
(config)# no ipv6 local pool
DHCPv6サーバー機能(IA_PD)のプレフィックスプールを作成する。
no形式で実行した場合はプレフィックスプールを削除する。
1つ目の書式は、任意のアドレスブロック(X:X::X:X/M)からプレフィックスを割り当てるためのもの。
2つ目の書式は、DHCPv6 PDクライアント機能によって上位のDHCPv6サーバーから取得したプレフィックス(PREFIXNAME)を再割り当てするためのもの。
POOLNAME |
プレフィックスプール名 | ||||
PREFIXNAME |
上位DHCPv6サーバーから割り当てられたプレフィックスの内部名。割り当てられたプレフィックスを下位のDHCPv6 PDクライアント再割り当てする場合に、DHCPv6 PDクライアント(ipv6 dhcp client pdコマンド)の設定で指定したPREFIXNAMEを指定する | ||||
SLA_ID := |
X:X::X:X/M |
||||
上位DHCPv6サーバーから割り当てられたプレフィックス(PREFIXNAME)のうち、再割り当てに使用するアドレスブロックの範囲をプレフィックスの中位ビット(SLA ID)とプレフィックス長で指定する。実際の割り当て時には、この中からSUB_PLENで指定した大きさ(長さ)ずつプレフィックスを切り出す | |||||
X:X::X:X/M |
割り当て可能なアドレスブロック全体をIPv6プレフィックスとプレフィックス長で指定する。実際の割り当て時には、この中からSUB_PLENで指定した大きさ(長さ)ずつプレフィックスを切り出す | ||||
SUB_PLEN := |
<1-127> |
||||
クライアントに割り当てるアドレスブロックの大きさをプレフィックス長で指定する |
■ アドレスブロック2001:db8:2200::/40から、/48単位でプレフィックスを動的割り当てするプレフィックスプールBlockToDelegateを作成する。実際に割り当てられるプレフィックスは、2001:db8:2200::/48、2001:db8:2201::/48、2001:db8:2202::/48 ... 2001:db8:22ff::/48 のようになる。
awplus(config)# ipv6 local pool BlockToDelegate 2001:db8:2200::/40 48 ↓
awplus(config)# ipv6 local pool BlockToSubdelegate DelegatedPrefix ::200:0:0:0:0/56 64 ↓
■ アドレスのリースの範囲を指定する場合は、インターフェースに設定しているIPv6アドレスを含めないようにする必要がある。
configure terminal (特権EXECモード) | +- ipv6 local pool(グローバルコンフィグモード)
ipv6 dhcp client pd(インターフェースモード)
prefix-delegation pool(DHCPv6モード)
show ipv6 dhcp pool(非特権EXECモード)
(C) 2019 - 2024 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-002735 Rev.AD