[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: IPv6 / 経路制御
(config)# ipv6 route X:X::X:X/M {GATEWAY & IFNAME | null} [<1-255>] [description TEXTLINE]
(config)# no ipv6 route X:X::X:X/M [{GATEWAY & IFNAME | null} [<1-255>]]
IPv6経路表にスタティック経路を追加する。
X:X::X:X/M |
宛先ネットワークアドレス。IPv6アドレスとプレフィックス長で指定する。なお、デフォルト経路を追加する場合は、宛先ネットワークアドレスとして「::/0」(「0:0:0:0:0:0:0:0/0」の省略形)を指定する | ||||
GATEWAY := |
X:X::X:X [IFNAME] |
||||
転送先(ネクストホップ)のIPv6アドレス。詳細は書式パターンを参照 | |||||
IFNAME |
出力インターフェース名。詳細は書式パターンを参照 | ||||
null |
ブラックホール経路を登録する場合に指定する特殊なインターフェース名。nullを指定した場合、該当経路宛てのパケットは転送されずに破棄される | ||||
<1-255> |
管理距離(経路選択時の優先度)。同じサブネット長のスタティック経路を複数登録する場合に、それらの間で優先順位を付けたい場合に本値を使用可能(フローティングスタティックルートの利用)。値が小さいほど優先度が高い。省略時はスタティック経路のデフォルト値である1となる | ||||
description TEXTLINE |
説明文。TEXTLINEは行末までがその値と見なされるため、スペースを含んでいてもよい |
■ 2001:db8:2::/48へのスタティック経路を登録する。
awplus(config)# ipv6 route 2001:db8:2::/48 2001:db8:1:10::1 ↓
awplus(config)# ipv6 route 2001:db8:2::/48 fe80::1 vlan1 ↓
awplus(config)# ipv6 route ::/0 fe80::2 vlan1 ↓
Note以下の説明において、「非ポイントツーポイントインターフェース」とは、次のインターフェースを指します。
また、「ポイントツーポイントインターフェース」とは、次のインターフェースを指します。
- VLANインターフェース
- Ethernetインターフェース
- ブリッジインターフェース
- OpenVPN Tap(L2)トンネルインターフェース
- PPPoE/PPPインターフェース
- トンネルインターフェース(前記「非ポイントツーポイントインターフェース」に含まれるものを除く)
ipv6 route X:X::X:X/M GATEWAY [<1-255>]
ipv6 route X:X::X:X/M GATEWAY IFNAME [<1-255>]
ipv6 route X:X::X:X/M IFNAME [<1-255>]
ipv6 route X:X::X:X/M null [<1-255>]
configure terminal (特権EXECモード) | +- ipv6 route(グローバルコンフィグモード)
show ipv6 route(非特権EXECモード)
show ipv6 route database(非特権EXECモード)
show ipv6 route summary(非特権EXECモード)
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