[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / ログ
(config)# [no] log DESTINATION exclude {level LEVEL & facility FACILITY & program PROGRAM & msgtext TEXTLINE}
指定したログ出力先において、条件に一致したログメッセージを出力しないよう設定する(ログ出力抑制機能)。
no形式で実行した場合は、出力抑制の条件を削除する。
| DESTINATION | ログメッセージの出力先。hostログとemailログの場合は、logコマンドで定義した出力先を指定すること | ||||
| buffered | ランタイムメモリー | ||||
| permanent | フラッシュメモリー | ||||
| monitor | ターミナルモニター(terminal monitorコマンド) | ||||
| console | コンソールポート | ||||
| host {A.B.C.D|X:X::X:X} | syslogサーバー。サーバーのIPv4アドレス(A.B.C.D)またはIPv6アドレス(X:X::X:X)を指定する | ||||
| email TOADDRESS | 電子メールアドレス。TOADDRESSにメールアドレスを指定する | ||||
| external | 外部メディア(USBメモリー)上のファイル(logコマンドのexternalパラメーターで指定したファイル) | ||||
| level LEVEL | メッセージのレベル(重要度)。各出力先において、指定したレベルのメッセージは出力されなくなる。 LEVELには以下の名称または番号を指定する。省略時はすべてのレベルが出力対象となる | ||||
| emergencies | レベル0。システムが使用不能であることを示す | ||||
| alerts | レベル1。ただちに対処を要する状況であることを示す | ||||
| critical | レベル2。重大な問題が発生したことを示す | ||||
| errors | レベル3。一般的なエラーメッセージ | ||||
| warnings | レベル4。警告メッセージ | ||||
| notices | レベル5。エラーではないが、管理者の注意を要するかもしれないメッセージ | ||||
| informational | レベル6。通常運用における詳細情報 | ||||
| debugging | レベル7。きわめて詳細な情報 | ||||
| <0-7> | レベル番号。0~7は、上記のemergencies(0)~debugging(7)に対応しており同じ意味。0がもっとも重要度が高く、7がもっとも低い | ||||
| facility FACILITY | メッセージのファシリティー。各出力先において、指定したファシリティーのメッセージは出力されなくなる。 FACILITYには以下のいずれかを指定する。省略時はすべてのファシリティーが出力対象となる | ||||
| auth | 認証サブシステム | ||||
| authpriv | 認証サブシステム(機密性の高いもの) | ||||
| cron | 定期実行デーモン(crond) | ||||
| daemon | システムデーモン | ||||
| ftp | ファイル転送サブシステム | ||||
| kern | カーネル | ||||
| local5 | UTM関連機能 | ||||
| lpr | プリンタースプーラーサブシステム | ||||
| mail | メールサブシステム | ||||
| news | ネットニュースサブシステム | ||||
| syslog | syslogデーモン(syslogd) | ||||
| user | ユーザープロセス | ||||
| uucp | UUCPサブシステム | ||||
| program PROGRAM | メッセージの生成元プログラム。各出力先には、指定したプログラムの生成したメッセージだけが出力される。省略時はすべてのプログラムが出力対象となる。プログラム名の一覧・詳細はコマンドラインの「?」ヘルプで確認すること | ||||
| WORD | プログラム名。show logコマンド、show log permanentコマンドなどで<program>欄に表示される。大文字小文字を区別する | ||||
| msgtext TEXTLINE | メッセージの内容。各出力先において、指定した文字列を含むメッセージは出力されなくなる。大文字小文字を区別する。省略時はメッセージの内容には関知しない。 TEXTLINEは行末までがその値と見なされるため、スペースを含んでいてもよい(本パラメーターはコマンドラインの最後に指定すること) | ||||
configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- log exclude(グローバルコンフィグモード)
log(グローバルコンフィグモード)
log(filter)(グローバルコンフィグモード)
show log config(特権EXECモード)
terminal monitor(特権EXECモード)
(C) 2019 - 2024 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-002735 Rev.AD