[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: インターフェースモード
カテゴリー: PPP / 一般設定
(config-if)# ppp authentication refuse {eap & chap & pap}
(config-if)# no ppp authentication refuse
対象PPPインターフェースにおいて、受け入れを拒否する認証プロトコル(複数指定可能)を指定する。
no形式で実行した場合は受け入れを拒否する認証プロトコルを「なし」にする。
初期設定はなし。
具体的な動作としては、接続相手から受け取ったLCP Config-Requestパケットに本コマンドで指定した認証プロトコルを示すオプションが含まれている場合、該当LCP Configure-Requestパケットに対してLCP Configure-NAKを返す。
本コマンドを使うことにより、PPP接続時に特定の認証方式だけを受け入れる設定が可能になる。
認証プロトコルは、EAP、CHAP、PAPの順に優先される。
eap |
EAP認証 | ||||
chap |
CHAP認証 | ||||
pap |
PAP認証 |
■ ppp0インターフェースにおいて、PPP接続時にCHAP認証だけを受け入れるように設定する(EAP認証とPAP認証を拒否する)。
awplus(config)# interface ppp0 ↓ awplus(config-if)# ppp authentication refuse eap pap ↓
awplus(config)# interface ppp0 ↓ awplus(config-if)# no ppp authentication refuse ↓
■ 本コマンドはPPPインターフェース(pppX)でのみ有効。
interface (グローバルコンフィグモード) | +- ppp authentication refuse(インターフェースモード)
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