[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: インターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / スイッチポート
(config-if)# storm-control TYPE level <0.0-100.0>
(config-if)# no storm-control TYPE level
対象スイッチポートにおける各種L2パケットの受信上限値を設定する(パケットストームプロテクションの設定)。
no形式で実行した場合は指定した上限値を初期値に戻す。
TYPE |
L2パケット(フレーム)の種類。次のいずれかを指定する | ||||
broadcast |
ブロードキャストパケット | ||||
multicast |
マルチキャストパケット | ||||
dlf |
未学習MACアドレス宛てのユニキャストパケット(dlf = Destination Lookup Failure) | ||||
<0.0-100.0> |
TYPEで指定したL2パケットの受信上限値。ポート帯域に対するパーセンテージで指定する(小数点第1位まで指定可能。小数点以下は指定してもしなくてもよい)。上限を超えて受信したパケットは破棄される。初期値は100(制限なし) |
■ ポート1.0.1で受信可能なL2ブロードキャストパケットをポート帯域の30%までに制限する。
awplus(config)# interface port1.0.1 ↓ awplus(config-if)# storm-control broadcast level 30 ↓
awplus(config)# interface port1.0.1 ↓ awplus(config-if)# no storm-control broadcast level ↓
■ 本コマンドはLAN側スイッチポートでのみ使用可能。
■ リンク速度の異なるポートが混在する環境において、高速なポートにパケットストームプロテクションの設定を行った場合、高速なポートから低速なポートへの転送レートは、パケットストームプロテクションの設定値よりも低くなる。
interface (グローバルコンフィグモード) | +- storm-control level(インターフェースモード)
show storm-control(非特権EXECモード)
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