[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: インターフェースモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド
(config-if)# switchport atmf-arealink remote-area NAME vlan <2-4094>
(config-if)# no switchport atmf-arealink
AMFエリアリンクを設定する。
no形式で実行した場合は、AMFエリアリンクを解除する。
NAME |
AMFエリア名。最大15文字。大文字小文字を区別する。対向の機器の所属するエリア名を入力する。 | ||||
vlan <2-4094> |
AMFエリアリンクのVLAN ID。対向の機器のポートと同じVLAN IDを設定する。 ここで指定するVLAN IDは、コントローラー機能が内部的に使用するマネージメントVLANのIDとなる。vlan databaseコマンドで作成したVLAN IDは指定できない。vlan databaseコマンドで設定を行っていないVLAN IDを指定すること。 |
■ エリア名「area1」と接続するために、ポート1.0.1にAMFエリアリンクを設定する。
SBx81(config)# interface port1.0.1 ↓ SBx81(config-if)# switchport atmf-arealink remote-area area1 vlan 2000 ↓
SBx81(config)# interface port1.0.1 ↓ SBx81(config-if)# no switchport atmf-arealink ↓
■ AT-AR2010V、AT-TQ6702 GEN2-R、vFirewall(AT-NFV-APL)、AT-AR4000S-Cloud、AMF Cloud、AMF Cloud(AT-VST-APL版)、AMF Cloud(AT-VST-VRT版)はスイッチポートを持たないため、本コマンドは使用できない。
■ AT-AR4050S/AT-AR4050S-5G/AT-AR3050S/AT-AR2050V、AT-AR1050Vにおいて、本コマンドはLANポートでのみ有効。
■ 本コマンドを実行すると対象ポートまたはスタティックチャンネルグループはタグ付きポート(トランクポート)に自動設定される。
指定したVLAN IDを使用して、コントローラー機能が内部的に使用するマネージメントパケットを送受信する。
エリアリンク接続ポートのネイティブVLAN(switchport trunk native vlanコマンド)をなしに設定してもこのパケットの送受信には影響しない。
■ タグなしポートとして運用中のポートに対して本コマンドを実行すると、タグなしVLANの設定が失われるため、本コマンド実行後にネイティブVLAN(タグ付きポートで受信したタグなしパケットの所属VLAN)を再設定すること。
たとえば、次の設定がしてあるポート1.0.1をエリアリンクに設定する場合を考える。
FSW244(config)# interface port1.0.1 ↓ FSW244(config-if)# switchport mode access ↓ FSW244(config-if)# switchport access vlan 10 ↓ここでポート1.0.1をエリアリンクに設定すると、このポートはタグ付きポートとなり、タグなしパケットはネイティブVLANの初期設定値であるvlan1として扱われるようになるので、タグなしパケットをvlan10として扱えるよう、switchport trunk native vlanコマンドでネイティブVLANをvlan10に再設定すること。
FSW244(config)# interface port1.0.1 ↓ FSW244(config-if)# switchport atmf-arealink remote-area area1 vlan 2000 ↓ FSW244(config-if)# switchport trunk native vlan 10 ↓
interface (グローバルコンフィグモード) | +- switchport atmf-arealink remote-area(インターフェースモード)
atmf-arealink remote-area(インターフェースモード)
show atmf links(特権EXECモード)
(C) 2019 - 2024 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-002735 Rev.AD