tunnel openvpn route

モード: インターフェースモード
カテゴリー: VPN / OpenVPN


(config-if)# tunnel openvpn route ENTITY

(config-if)# no tunnel openvpn route


対象OpenVPNトンネルインターフェースに接続してきたOpenVPNクライアントに対し、指定したエンティティー定義内のサブネットとホストへの経路を通知するよう設定する。
no形式で実行した場合はエンティティー定義内経路の通知を無効にする。
初期設定は無効。

詳細は解説編を参照。


パラメーター

ENTITY エンティティー名(show entityで一覧表示可能)


使用例

■ OpenVPNトンネルインターフェースtunnel0において、エンティティー定義「ovpn_routes」に含まれるサブネット、ホストへの経路を通知するよう設定する。

awplus(config)# interface tunnel0
awplus(config-if)# tunnel openvpn route ovpn_routes


注意・補足事項

■ エンティティー定義内の経路が通知されるのはOpenVPNクライアントが接続してきたときだけ。OpenVPNクライアントの接続中にエンティティー定義の内容を変更しても経路情報の更新通知は行われない。変更後に新規接続してきたOpenVPNクライアントには新しい経路情報が通知される。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- tunnel openvpn route(インターフェースモード)

関連コマンド

tunnel mode openvpn tap(インターフェースモード)
tunnel mode openvpn tun(インターフェースモード)
show entity(特権EXECモード)
zone(グローバルコンフィグモード)



(C) 2019 - 2024 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002735 Rev.AD