[index] CentreCOM x550シリーズ コマンドリファレンス 5.5.4
モード: インターフェースモード
カテゴリー: IP / 経路制御(RIP)
(config-if)# ip rip authentication string [encrypted] TEXTLINE
(config-if)# no ip rip authentication string
対象インターフェースで使うRIPバージョン2の認証パスワードを設定する。
no形式で実行した場合はパスワードの設定を削除する。
本コマンドは、1インターフェース1パスワードで認証機能を運用するためのもの。1つのインターフェースで複数のパスワードを使いたい場合は、key chainコマンド、keyコマンド、key-stringコマンドでキーチェーン(パスワードセット)を定義した上で、本コマンドではなくip rip authentication key-chainコマンドを使ってインターフェースにキーチェーンを適用すること。
1つのインターフェースに対して、ip rip authentication key-chainコマンドとip rip authentication stringコマンドを併用することはできない。
encrypted |
TEXTLINE で指定した文字列がすでに暗号化されたパスワードであることを示す。これは通常コンフィグファイル中で使用されるもので、コマンドラインから使うものではない |
||||
TEXTLINE |
RIP認証パスワード。TEXTLINEは行末までがその値と見なされるため、スペースを含んでいてもよい |
■ vlan20インターフェースで使用するRIPバージョン2認証用のパスワードを設定する。
awplus(config)# interface vlan20 ↓ awplus(config-if)# ip rip authentication string 9Werty! ↓
awplus(config)# interface vlan20 ↓ awplus(config-if)# no ip rip authentication string ↓
■ バージョン5.5.4-0.x以降、入力したパスワードはコンフィグ中で自動的に暗号化される。
パスワードが暗号化された状態で保存したコンフィグのままバージョン5.5.3-2.x以前にダウングレードした場合、コンフィグ読み込み時に当該行がエラーとなる。ダウングレード時は、必要に応じて再設定するか、前バージョンで保存したコンフィグを適用すること。
interface (グローバルコンフィグモード) | +- ip rip authentication string(インターフェースモード)
ip rip authentication key-chain(インターフェースモード)
ip rip authentication mode(インターフェースモード)
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