boot system

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / システム


(config)# boot system {FILEPATH}

(config)# no boot system


通常用ファームウェアのイメージファイルを指定する。
no形式で実行した場合は、通常用ファームウェアの指定を削除する(ファームウェアの指定がないと通常起動できなくなるので注意)。


パラメーター

FILEPATH 通常用ファームウェアのイメージファイルのパス。イメージファイルは、フラッシュメモリーのルートディレクトリー(flash:/)になくてはならない。また、拡張子は「.rel」でなくてはならない


使用例

■ フラッシュメモリー上のTQ7403R-5.5.5-0.2.relを通常用ファームウェアに指定する。これにより、次回起動時からこのイメージファイルがロードされるようになる。

awplus(config)# boot system flash:/TQ7403R-5.5.5-0.2.rel
Note
5.5.5-0.2は説明用の架空バージョンであり、実際には存在しない可能性があります。


注意・補足事項

■ イメージファイルの設定は、本コマンド実行時にシステムファイルに保存されるため、copyコマンドやwrite fileコマンド、write memoryコマンドなどでコンフィグに保存する必要はない。
■ 本コマンドは、複数ノードを対象とするワーキングセットプロンプト(atmf working-set)では実行できない(下記メッセージが出てエラーになる。「no boot system」による通常用ファームウェアの指定の削除は可能)。1台のノードだけを対象とするワーキングセットプロンプトか、ローカルプロンプトから実行すること。

% Working set must contain only single node for this command


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- boot system(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

dir(特権EXECモード)
reboot(特権EXECモード)
reload(特権EXECモード)
show boot(特権EXECモード)
show system(非特権EXECモード)



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