Web GUI / ネットワークサービス
ネットワークサービスメニュー配下の各画面では、ネットワーク経由で提供または利用するサービス(サーバー機能/クライアント機能)の設定やPing、Tracerouteといったネットワークツールの実行を行えます。
CLIにおける制限事項は、基本的にすべてWeb GUIでの操作にも該当します。Web GUI上で各種機能の設定を行うときは、該当機能の解説編・コマンド編に記載の制限事項をご参照ください(全角文字および半角カナも入力できません)。
Web GUIの画面、メニュー構成、機能などは、製品機種やファームウェア、GUIファイルのバージョンによって異なる可能性があります。
本マニュアルは、GUIバージョン2.20.0をもとに記述しています。
Web GUIの画面を開いた状態で長期間操作をしない状態が続くと、画面表示が正しく行われなくなることがあります。その場合はいったんログアウトし、再ログインしてください。
DHCPサーバー
DHCPサーバーの状態確認と設定変更を行えます。
詳細は「IP付加機能」/「DHCPサーバー」 をご覧ください。
DHCPプール名
DHCPプール名が表示されます
ネットワーク
DHCPプールの対象ネットワークが表示されます
デフォルトゲートウェイ
クライアントに通知するデフォルトゲートウェイアドレスが表示されます
リース時間
DHCPプールが提供するIPアドレスのリース時間が表示されます
IPアドレス範囲
DHCPプールが提供するIPアドレスの範囲が表示されます
DNSサーバー
クライアントに通知するDNSサーバーアドレスが表示されます
無効・有効スライドボタン
DHCPサーバー機能の無効・有効を切り替えます
新規DHCPプールボタン
新規DHCPプール ダイアログが開きます
編集ボタン
DHCPプールを編集します。DHCPプールを編集 ダイアログが開きます
削除ボタン
DHCPプールを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
新規DHCPプール
DHCPプールを新規追加するためのダイアログです。
DHCPプール名
追加するDHCPプールの名前を入力してください。255文字以内。半角英数字とハイフン(-)、アンダースコア(_)を使用可能です
ネットワーク
DHCPプールの対象ネットワークアドレスを入力してください
デフォルトゲートウェイ(オプション)
クライアントにデフォルトゲートウェイ(ルーター)のアドレスを通知する場合は、デフォルトゲートウェイのアドレスを入力してから「追加」ボタンをクリックしてください
リース時間
右側の下向き矢印をクリックし、DHCPプールが提供するIPアドレスのリース時間を指定してください
IPアドレス範囲
右側の下向き矢印をクリックして「+ 動的IPアドレスの範囲指定」をクリックし、DHCPプールが提供するIPアドレスの範囲を入力してください
DNSサーバー
クライアントにDNSサーバーのアドレスを通知する場合は、DNSサーバーのアドレスを入力してから「追加」ボタンをクリックしてください
キャンセルボタン
新規DHCPプールを追加せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
新規DHCPプールを追加して一覧画面に戻ります
DHCPで通知するサブネットマスクの指定はCLIから行ってください。
DHCPプールを編集
登録済みのDHCPプールを編集するためのダイアログです。
DHCPプール名
DHCPプールの名前を変更してください。255文字以内。半角英数字とハイフン(-)、アンダースコア(_)を使用可能です
ネットワーク
DHCPプールの対象ネットワークアドレスを変更してください
デフォルトゲートウェイ(オプション)
アドレスを追加するにはアドレスを入力してから「追加」ボタンをクリックしてください。追加済みのアドレスを削除するには「×」をクリックします
リース時間
右側の下向き矢印をクリックし、リース時間を変更してください
IPアドレス範囲
右側の下向き矢印をクリックし、DHCPプールが提供するIPアドレスの範囲を変更してください
DNSサーバー
アドレスを追加するにはアドレスを入力してから「追加」ボタンをクリックしてください。追加済みのアドレスを削除するには「×」をクリックします
キャンセルボタン
DHCPプールの設定を変更せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
DHCPプールの設定を変更して一覧画面に戻ります
DHCPで通知するサブネットマスクの指定はCLIから行ってください。
SMTPサーバー
電子メール送信機能(メールクライアント)の状態の確認と設定変更を行えます。
詳細は「運用・管理」/「メール送信」 をご覧ください。
設定ボタン
設定を追加・変更するためのダイアログが開きます
SMTPサーバーアドレス
送信用メールサーバー(SMTPサーバー)が表示されます
ポート
送信用メールサーバー(SMTPサーバー)のTCPポート番号が表示されます
認証方式
SMTP認証方式が表示されます
ユーザー名
SMTP認証ユーザー名が表示されます
送信元メールアドレス
送信元メールアドレスが表示されます
設定を追加・変更するためのダイアログです。
SMTPサーバーアドレス
送信用メールサーバー(SMTPサーバー)のIPアドレスまたはホスト名を入力してください
ポート
送信用メールサーバー(SMTPサーバー)のTCPポート番号(初期値25)を入力してください
認証方式
SMTP認証における認証方式(CRAM-MD5認証/LOGIN認証/PLAIN認証)を選択してください
ユーザー名
SMTP認証ユーザー名を入力してください。64文字以内。半角英数字とハイフン(-)、アンダースコア(_)、メールアドレスのみ使用可能です
新パスワード
SMTP認証用のパスワードを入力してください。32文字以内。半角英数字と記号( ! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~
)が使用可能です
送信元メールアドレス
送信元メールアドレスを入力してください
削除ボタン
登録済みメールクライアントの設定を削除します
キャンセルボタン
設定を追加・変更せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
設定を追加・変更して一覧画面に戻ります
ツール
指定したIPv4アドレス宛てにtraceroute とping を実行できます。
Traceroute
XXX.XXX.XXX.XXX
Tracerouteの実行対象を入力してください。IPv4アドレスのみ指定可能です
Tracerouteボタン
入力したIPv4アドレス宛てにTracerouteを実行します
Ping
XXX.XXX.XXX.XXX
Pingの実行対象を入力してください。IPv4アドレスのみ指定可能です
Pingボタン
入力したIPv4アドレス宛てにPingを実行します
RADIUSサーバー
RADIUSサーバーの設定変更を行えます。
詳細は「運用・管理」/「RADIUSサーバー」 をご覧ください。
ローカルRADIUSサーバーを有効にしてからNASおよびユーザー追加を行ってください。
無効・有効スライドボタン
RADIUSサーバー機能の無効・有効を切り替えます
ローカルCAの証明書をエクスポートボタン
ローカルCAの証明書(PEM形式ファイル)のダウンロードを開始します
ユーザー
RADIUSサーバーに登録されているユーザーの一覧が表示されます
CSVからインポートボタン
CSVファイル(カンマ区切りテキストファイル)からユーザー情報をインポートするためのCSVからユーザーをインポート ダイアログが開きます
CSVにエクスポートボタン
登録されている全ユーザーの情報を含むCSVファイル(カンマ区切りテキストファイル)のダウンロードを開始します
ユーザー追加ボタン
新規ユーザーを追加するためのユーザー追加 ダイアログが開きます
ユーザー
登録済みユーザーのユーザー名が表示されます
グループ
登録済みユーザーの所属しているユーザーグループ名が表示されます
エクスポートボタン
登録済みユーザーのユーザー証明書と秘密鍵をPKCS#12形式のファイルとしてエクスポートするためのユーザーキーをエクスポート ダイアログが開きます
編集ボタン
登録済みユーザー情報を編集するためのユーザー編集 ダイアログが開きます
削除ボタン
登録済みユーザーを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
グループ一覧
RADIUSサーバーに登録されているユーザーグループの一覧が表示されます
CSVからインポートボタン
CSVファイル(カンマ区切りテキストファイル)からユーザーグループ情報をインポートするためのCSVからグループをインポート ダイアログが開きます
CSVにエクスポートボタン
登録されている全ユーザーグループの情報を含むCSVファイル(カンマ区切りテキストファイル)のダウンロードを開始します
グループ追加ボタン
新規ユーザーグループを追加するためのグループ追加 ダイアログが開きます
グループ
登録済みユーザーグループのグループ名が表示されます
VLAN
登録済みユーザーグループに割り当てるVLANが表示されます
編集ボタン
登録済みユーザーグループ情報を編集するためのグループ編集 ダイアログが開きます
削除ボタン
登録済みユーザーグループを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
NAS
RADIUSサーバーに登録されているNAS(RADIUSクライアント)の一覧が表示されます
NAS追加ボタン
新規NASを追加するためのNAS追加 ダイアログが開きます
NAS
登録済みNASのIPアドレスが表示されます
共有パスワード
登録済みNAS・RADIUSサーバー間の通信に使用する共有パスワードが表示されます
削除ボタン
登録済みNASを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
「CSVにエクスポート」ボタンでダウンロードしたユーザー情報のCSVファイル仕様は次のとおりです。
ユーザー名、グループ名の2カラムで出力されます。パスワードは出力されません。
1行目は引用符なしの見出し行です。ユーザー情報は2行名以降に引用符付きで出力されます。
インポート用CSVとはカラム数、書式(見出し行と引用符の有無)とも異なるため、エクスポートしたものをそのままインポートすることはできません。
「CSVにエクスポート」ボタンでダウンロードしたユーザーグループ情報のCSVファイル仕様は次のとおりです。
ユーザーグループ名、VLANの2カラムで出力されます。
1行目は引用符なしの見出し行です。ユーザーグループ情報は2行名以降に引用符付きで出力されます。
インポート用CSVとはカラム数、書式(見出し行と引用符の有無)とも異なるため、エクスポートしたものをそのままインポートすることはできません。
CSVからユーザーをインポート
CSVファイル(カンマ区切りテキストファイル)からユーザー情報をインポートするためのダイアログです。
CSVファイル
選択したCSVファイル名が表示されます。クリックすると参照ボタンと同様にファイル選択ダイアログが開きます
参照
インポートするCSVファイルを指定するためのファイル選択ダイアログが開きます
キャンセルボタン
CSVファイルからユーザー情報をインポートせずに前の画面に戻ります
適用ボタン
CSVファイルからユーザー情報をインポートして前の画面に戻ります
ユーザー情報をインポートする場合、CSVファイルの各行は「ユーザー名,パスワード,グループ名」の3カラムで構成されている必要があります。
次に例を示します。
user11,password11,groupA
user12,password12,groupA
user21,password21,groupB
user22,password22,groupB
ユーザー名、パスワードは省略できません。グループ名は省略可能です。
各値を引用符でくくらないでください。
登録済みユーザーを含む行を見つけると、該当行でインポート動作が終了しそれ以降の行はインポートされません。
未登録のグループ名を含むCSVファイルはインポートできません。ユーザーの所属先グループは先に登録してください。
「CSVにエクスポート」ボタンでエクスポートしたユーザー情報のCSVファイルはカラム数と書式が異なるためそのままではインポートできません。
ユーザー追加
新規ユーザーを追加するためのダイアログです。
ユーザー名
追加するユーザーのユーザー名を入力してください。最大64文字。半角英数字とスペースを除く記号( ! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~
)が使用可能です
パスワード
追加するユーザーのパスワードを入力してください。1~31文字。半角英数字とハイフン(-)、アンダースコア(_)のみ使用可能です
グループ
追加するユーザーの所属先ユーザーグループを選択してください。デフォルトはNone(所属なし)です
キャンセルボタン
ユーザーを追加せずに前の画面に戻ります
適用ボタン
ユーザーを追加して前の画面に戻ります
ユーザー編集
登録済みユーザーを編集するためのダイアログです。
ユーザー名
編集対象のユーザー名が表示されます。変更はできません
新パスワード(省略可能)
ユーザーのパスワードを変更する場合は新しいパスワードを入力してください。変更しない場合は空欄のままにしてください
グループ
ユーザーの所属先ユーザーグループを選択してください
キャンセルボタン
ユーザー情報を変更せずに前の画面に戻ります
適用ボタン
ユーザー情報を変更して前の画面に戻ります
ユーザーキーをエクスポート
登録済みユーザーのユーザー証明書と秘密鍵をPKCS#12形式のファイルとしてエクスポートするためのダイアログです。
ユーザー名
エクスポート対象のユーザー名が表示されます
パスフレーズ
PKCS#12形式ファイルを暗号化して書き出すためのエクスポート用パスフレーズを入力してください。エクスポートしたユーザー証明書/秘密鍵を別のプログラムやシステムにインポートするときは、ここで指定したパスフレーズが必要となります
パスフレーズ(確認用)
確認のためエクスポート用パスフレーズをもう一度入力してください
キャンセルボタン
ユーザー証明書/秘密鍵をエクスポートせずに前の画面に戻ります
適用ボタン
ユーザー証明書/秘密鍵のエクスポート(ダウンロード)を開始します
CSVからグループをインポート
CSVファイル(カンマ区切りテキストファイル)からユーザーグループ情報をインポートするためのダイアログです。
CSVファイル
選択したCSVファイル名が表示されます。クリックすると参照ボタンと同様にファイル選択ダイアログが開きます
参照
インポートするCSVファイルを指定するためのファイル選択ダイアログが開きます
キャンセルボタン
CSVファイルからユーザーグループ情報をインポートせずに前の画面に戻ります
適用ボタン
CSVファイルからユーザーグループ情報をインポートして前の画面に戻ります
ユーザーグループ情報をインポートする場合、CSVファイルの各行は「グループ名,VLAN」の2カラムで構成されている必要があります。
次に例を示します。
groupA,10
groupB,20
グループ名、VLANは省略できません。
VLANカラムはVLAN ID、VLAN名のどちらでも指定できます。
各値を引用符でくくらないでください。
登録済みユーザーグループを含む行を見つけると、該当行でインポート動作が終了しそれ以降の行はインポートされません。
「CSVにエクスポート」ボタンでエクスポートしたユーザーグループ情報のCSVファイルは書式が異なるためそのままではインポートできません。
グループ追加
新規ユーザーグループを追加するためのダイアログです。
グループ名
追加するユーザーグループの名前を入力してください。最大64文字。半角英数字とスペースを除く記号( ! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~
)が使用可能です
VLAN
追加するユーザーグループに割り当てるVLANのVLAN IDかVLAN名を入力してください
キャンセルボタン
ユーザーグループを追加せずに前の画面に戻ります
適用ボタン
ユーザーグループを追加して前の画面に戻ります
グループ編集
登録済みユーザーグループを編集するためのダイアログです。
グループ名
編集対象のユーザーグループ名が表示されます。変更はできません
VLAN
ユーザーグループに割り当てるVLANのVLAN IDかVLAN名を入力してください
キャンセルボタン
ユーザーグループ情報を変更せずに前の画面に戻ります
適用ボタン
ユーザーグループ情報を変更して前の画面に戻ります
NAS追加
新規NASを追加するためのダイアログです。
NAS
追加するNASのIPアドレスを入力してください
共有パスワード
NAS・RADIUSサーバー間の通信に使用する共有パスワードを入力してください。1~31文字。半角英数字とスペースを除く記号( ! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ ] ^ _ ` { | } ~
)が使用可能です
キャンセルボタン
NASを追加せずに前の画面に戻ります
適用ボタン
NASを追加して前の画面に戻ります
RADIUSクライアント
RADIUSクライアントの設定変更を行えます。
詳細は「運用・管理」/「RADIUSクライアント」 をご覧ください。
サービス別認証方式リスト
各種サービス(機能)で使用している認証方式リスト(CLIの「aaa authentication 機能名」コマンドの設定)が表示されます
サービス種別
サービス名(機能名)が表示されます
認証方式リスト名
該当サービスで使用している認証方式リスト名が表示されます
認証方式
該当サービスで使用している認証方式が表示されます
グループ名
認証方式としてサーバーグループが指定されている場合に具体的なサーバーグループ名が表示されます
削除ボタン
認証方式リストを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます。Web GUIから削除が可能な認証方式リストにのみ表示されます
認証方式リスト追加ボタン
認証方式リスト追加 ダイアログが開きます
RADIUSサーバー
登録済みRADIUSサーバーの一覧が表示されます
サーバー
RADIUSサーバーのIPアドレスが表示されます
共有パスワード
サーバーとの通信に使う共有パスワードが表示されます
編集ボタン
サーバーを編集します。サーバー編集 ダイアログが開きます
削除ボタン
サーバーを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
サーバー追加ボタン
サーバー追加 ダイアログが開きます
サーバーグループ
登録済み認証サーバーグループの一覧が表示されます
グループ
認証サーバーグループ名が表示されます
サーバー
グループに所属するRADIUSサーバーの一覧が表示されます
削除ボタン
グループを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
グループ追加ボタン
グループ追加 ダイアログが開きます
認証方式リスト追加
サービス別認証方式リストを追加するためのダイアログです。
サービス種別
認証対象サービス(機能)を選択してください。「ダウンロードポータル認証」のみサポートです
グループ
使用する認証サーバーを指定します。キーワード「radius」(登録したすべてのRADIUSサーバー)、キーワード「ldap」(登録したすべてのLDAPサーバー)、または登録済みの認証サーバーグループ名を入力してください
キャンセルボタン
新規認証方式リストを追加せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
新規認証方式リストを追加して一覧画面に戻ります
サーバー追加
RADIUSサーバーを新規登録するためのダイアログです。
RADIUSサーバー
追加するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力してください(ホスト名は未サポート)
共有パスワード(オプション)
RADIUSサーバーとの通信に使う共有パスワードを入力してください。1~64文字。半角英数字とスペースを除く記号( ! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ ] ^ _ ` { | } ~
)が使用可能です。省略時はCLIのradius-server key コマンドで設定したグローバルな共有パスワードが使用されます
認証ポート番号(オプション)
RADIUSサーバーの認証用UDPポート番号(0~65535)。RADIUSサーバーの認証機能を使わないとき(アカウンティング機能だけを使用する場合)は0を指定してください。右端の丸い矢印をクリックすると初期値の1812に戻ります
アカウンティングポート番号(オプション)
RADIUSサーバーのアカウンティング用UDPポート番号(0~65535)。RADIUSサーバーのアカウンティング機能を使わないとき(認証機能だけを使用する場合)は0を指定してください。右端の丸い矢印をクリックすると初期値の1813に戻ります
キャンセルボタン
新規サーバーを追加せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
新規サーバーを追加して一覧画面に戻ります
サーバー編集
登録済みのRADIUSサーバーを編集するためのダイアログです。
RADIUSサーバー
RADIUSサーバーのIPアドレスを入力してください(ホスト名は未サポート)
共有パスワード(オプション)
RADIUSサーバーとの通信に使う共有パスワードを入力してください。省略時はCLIのradius-server key コマンドで設定したグローバルな共有パスワードが使用されます
認証ポート番号(オプション)
RADIUSサーバーの認証用UDPポート番号(0~65535)。RADIUSサーバーの認証機能を使わないとき(アカウンティング機能だけを使用する場合)は0を指定してください。右端の丸い矢印をクリックすると初期値の1812に戻ります
アカウンティングポート番号(オプション)
RADIUSサーバーのアカウンティング用UDPポート番号(0~65535)。RADIUSサーバーのアカウンティング機能を使わないとき(認証機能だけを使用する場合)は0を指定してください。右端の丸い矢印をクリックすると初期値の1813に戻ります
キャンセルボタン
サーバーの設定を変更せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
サーバーの設定を変更して一覧画面に戻ります
グループ追加
認証サーバーグループを新規作成するためのダイアログです。
グループ
追加する認証サーバーグループの名前を入力してください。1~64文字。半角英数字とハイフン(-)、アンダースコア(_)のみ使用可能です
サーバー
登録済みRADIUSサーバーの一覧から最低1台サーバーを選択してください
キャンセルボタン
新規グループを追加せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
新規グループを追加して一覧画面に戻ります
SNMP
SNMPエージェント機能の設定変更を行えます。
本画面はSNMPバージョンに依存しない「全体設定」 、バージョン1および2c向けの「SNMPv1 / SNMPv2c」 、バージョン3向けの「SNMPv3」 の3つで構成されています。
詳細は「運用・管理」/「SNMP」 をご覧ください。
全体設定
SNMPバージョン(v1/v2c、v3)に依存しないSNMPの一般的な設定確認・変更ができます。
始点インターフェース
通知メッセージの始点インターフェースに関する設定が表示されます
インターフェース名
始点インターフェース名が表示されます
通知メッセージの形式
通知メッセージの形式(TrapまたはInform)が表示されます
設定ボタン
始点インターフェース設定 ダイアログが表示されます
管理責任者 (sysContact)
システムの管理責任者を示すMIBオブジェクトsysContactの値が表示されます。同欄の内容を変更して「適用」ボタンを押すことで値を変更できます。 この値は「システム情報の設定」ダイアログ からも編集可能です
適用ボタン
編集可能な「管理責任者 (sysContact)」欄の値をMIBオブジェクトsysContactに反映します
設置場所 (sysLocation)
システムの設置場所を示すMIBオブジェクトsysLocationの値が表示されます。同欄の内容を変更して「適用」ボタンを押すことで値を変更できます。 この値は「システム情報の設定」ダイアログ からも編集可能です
適用ボタン
編集可能な「設置場所 (sysLocation)」欄の値をMIBオブジェクトsysLocationに反映します
SNMPトラップ
各種通知メッセージ(Trap/Inform)の状態(有効・無効)が表示されます。スライドボタンにより有効・無効の切り替えも可能です ※製品やバージョンによって表示される項目は異なります
SNMPビュー
SNMPビューの一覧が表示されます
ビュー追加ボタン
ビュー追加 ダイアログが開きます
削除ボタン
SNMPビューを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
始点インターフェース設定
通知メッセージの始点アドレスとしてどのインターフェースのアドレスを使うかを設定するためのダイアログです。
インターフェース名
始点インターフェースとして使用するインターフェースの名前を入力または選択してください
通知メッセージの形式
通知メッセージの形式をTrap、Informから選択してください
削除ボタン
始点インターフェースの設定を削除して全体設定画面に戻ります
キャンセルボタン
始点インターフェースの設定を変更せずに全体設定画面に戻ります
適用ボタン
始点インターフェースの設定を更新して全体設定画面に戻ります
ビュー追加
アクセス可能なMIBオブジェクトを限定したい場合に使用するSNMPビューを追加するためのダイアログです。
ビュー名
追加するビューの名前を入力してください。1~20文字。半角英数字と記号( ! $ & ' ( ) * + , - / : ; < = > @ [ ] ^ _ ` { | } ~
)が使用可能です
OIDリスト
ビューを構成するOIDエントリーの一覧が表示されます。OIDエントリーを追加するには、右側の下向き矢印をクリックして「+ OIDを追加」をクリックし、ベースとなるOIDとエントリーの種類(含める=アクセスを許可、含めない=アクセスを拒否)を指定してください
キャンセルボタン
ビューを追加せずに全体設定画面に戻ります
適用ボタン
ビューを追加して全体設定画面に戻ります
SNMPv1 / SNMPv2c
SNMPバージョン1および2c向けの設定確認・変更ができます。
コミュニティー
SNMPコミュニティーの一覧が表示されます
コミュニティー
コミュニティー名が表示されます
ビュー名
コミュニティーに関連付けられたビュー名が表示されます
アクセス権
コミュニティーのアクセス権が表示されます
コミュニティー追加ボタン
コミュニティー追加 ダイアログが開きます
削除ボタン
コミュニティーを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
トラップホスト
SNMPv1/v2cトラップホストの一覧が表示されます
ホストアドレス
トラップホストのアドレスが表示されます
SNMPバージョン
該当トラップホストに対して使用するSNMPバージョンが表示されます
通知メッセージの形式
該当トラップホストに対して使用する通知メッセージの形式が表示されます
コミュニティー
該当トラップホストに対して使用するコミュニティー名が表示されます
サーバー追加ボタン
サーバー追加 ダイアログが開きます
削除ボタン
トラップホストを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
コミュニティー追加
SNMPv1/v2cで使用するSNMPコミュニティーを追加するためのダイアログです。
コミュニティー
追加するコミュニティー名を入力してください。1~20文字。半角英数字と記号( ! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~
)が使用可能です
ビュー名 (省略可)
コミュニティーがアクセス可能なMIBオブジェクトを限定したい場合、あらかじめ作成しておいたビュー名を入力または選択してください
アクセス権
コミュニティーのアクセス権を「読み書き両方」、「読み出しのみ」から選択してください
キャンセルボタン
コミュニティーを追加せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
コミュニティーを追加して一覧画面に戻ります
サーバー追加
SNMPv1/v2c通知メッセージの送信先(トラップホスト)を追加するためのダイアログです。
ホストアドレス
トラップホストのIPv4/IPv6アドレスを入力してください
SNMPバージョン
通知メッセージのSNMPバージョンを選択してください
通知メッセージの形式
通知メッセージの形式を選択してください
コミュニティー
通知メッセージのコミュニティー名を入力または選択してください
キャンセルボタン
トラップホストを追加せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
トラップホストを追加して一覧画面に戻ります
SNMPv3
SNMPバージョン3向けの設定確認・変更ができます。
グループ
SNMPグループの一覧が表示されます
グループ
グループ名が表示されます
認証タイプ
グループ所属ユーザーに求められるセキュリティーのレベルが表示されます
読み出しビュー名
グループ所属ユーザーが読み出せるMIBオブジェクトの範囲を示すビューの名前が表示されます
書き込みビュー名
グループ所属ユーザーが書き込めるMIBオブジェクトの範囲を示すビューの名前が表示されます
通知ビュー名
グループ所属ユーザーが受け取れる通知MIBオブジェクトの範囲を示すビューの名前が表示されます
グループ追加ボタン
グループ追加 ダイアログが開きます
削除ボタン
グループを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
ユーザー
SNMPユーザーの一覧が表示されます
ユーザー
ユーザー名が表示されます
グループ
グループ名が表示されます
認証プロトコル
通信時の認証に使うプロトコルが表示されます
暗号化プロトコル
通信時の暗号化に使うプロトコルが表示されます
ユーザー追加ボタン
ユーザー追加 ダイアログが開きます
削除ボタン
ユーザーを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
トラップホスト
SNMPv3トラップホストの一覧が表示されます
ホストアドレス
トラップホストのアドレスが表示されます
SNMPバージョン
該当トラップホストに対して使用するSNMPバージョンが表示されます
通知メッセージの形式
該当トラップホストに対して使用する通知メッセージの形式が表示されます
認証タイプ
通知メッセージの認証において求められるセキュリティーレベルが表示されます
ユーザー名
SNMPユーザー名が表示されます
サーバー追加ボタン
サーバー追加 ダイアログが開きます
削除ボタン
トラップホストを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
グループ追加
SNMPv3で使用するSNMPグループを追加するためのダイアログです。
グループ名
追加するグループ名を入力してください。1~20文字。半角英数字と記号( ! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~
)が使用可能です
認証タイプ
グループ所属ユーザーに求められる最低限のセキュリティーレベルを「認証あり・暗号化なし」、「認証なし・暗号化なし」、「認証あり・暗号化あり」から選択してください
読み出しビュー名 (省略可)
グループ所属ユーザーが読み出せるMIBオブジェクトの範囲を示すビューの名前が表示されます
書き込みビュー名 (省略可)
グループ所属ユーザーが書き込めるMIBオブジェクトの範囲を示すビューの名前が表示されます
通知ビュー名 (省略可)
グループ所属ユーザーが受け取れる通知MIBオブジェクトの範囲を示すビューの名前が表示されます
キャンセルボタン
グループを追加せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
グループを追加して一覧画面に戻ります
ユーザー追加
SNMPv3で使用するSNMPユーザーを追加するためのダイアログです。
ユーザー名
追加するユーザー名を入力してください。1~20文字。半角英数字と記号( ! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~
)が使用可能です
グループ
ユーザーが所属するSNMPグループ名を入力または選択してください
認証プロトコル
通信時の認証に使うプロトコルを選択してください。「認証なし」以外を選択すると次の「パスワード」欄と「暗号化プロトコル」欄が現れます
パスワード
認証用のパスワードを8~20文字で入力してください。本項目は「認証プロトコル」で「認証なし」以外を選択したときだけ表示されます
暗号化プロトコル
通信時の暗号化に使うプロトコルを選択してください。「暗号化なし」以外を選択すると次の「パスワード」欄が現れます。本項目は「認証プロトコル」で「認証なし」以外を選択したときだけ表示されます
パスワード
暗号化用のパスワードを8~20文字で入力してください。本項目は「認証プロトコル」で「認証なし」以外を選択し、さらに「暗号化プロトコル」で「暗号化なし」以外を選択したときだけ表示されます
キャンセルボタン
ユーザーを追加せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
ユーザーを追加して一覧画面に戻ります
サーバー追加
SNMPv3通知メッセージの送信先(トラップホスト)を追加するためのダイアログです。
ホストアドレス
トラップホストのIPv4/IPv6アドレスを入力してください
通知メッセージの形式
通知メッセージの形式を選択してください
認証タイプ
通知メッセージの認証において求められるセキュリティーレベルを選択してください
ユーザー名
SNMPユーザー名を入力または選択してください
キャンセルボタン
トラップホストを追加せずに一覧画面に戻ります
適用ボタン
トラップホストを追加して一覧画面に戻ります
ダウンロードポータル
VPNクライアントソフトウェアや設定ファイルの配布を想定した認証付きHTTPS Webサイト「ダウンロードポータル」の設定を行えます。
ダウンロードポータルは設定用のWeb GUIとは独立したWebサイトであり、認証をパスしたユーザーに対して下記のコンテンツを提供できます。
共有ファイル(公開設定した本製品上のローカルファイル)
外部リンク集(外部URI)
認証には以下のいずれかを使用できます。
ユーザー認証データベース
認証サーバー(RADIUSまたはLDAP)
有効
ダウンロードポータルが有効なことを示します
無効
ダウンロードポータルが無効なことを示します
設定ボタン
ダウンロードポータルの有効・無効を切り替えます。切り替え前には確認のダイアログが表示されます
※ダウンロードポータルの有効・無効を切り替えるとWeb GUIの接続がいったん切断されます
HTTPS待ち受けアドレス/ポート
ダウンロードポータルのHTTPS待ち受けIPアドレス/TCPポートが表示されます
アドレス
待ち受けIPアドレスが表示されます
ポート
待ち受けTCPポートが表示されます
HTTPSアドレス/ポート追加ボタン
HTTPSアドレス/ポート追加 ダイアログが表示されます
削除ボタン
HTTPS待ち受けアドレス/ポートを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
※待ち受けアドレス/ポートの追加や削除を行うとWeb GUIの接続がいったん切断されます
リソース
ダウンロードポータルで公開する共有ファイルとリンク(URI)の一覧が表示されます
パス
リンクのURI、ファイルのローカルパスが表示されます
説明
リンクやファイルの説明文が表示されます
SHA256ハッシュ
共有ファイルのSHA256ハッシュ値(ファイル追加時に指定したもの)が表示されます
リンクを追加ボタン
ダウンロードポータルの「リンク集」に掲載するURIを追加するためのリソース追加 ダイアログが表示されます
リソースを追加ボタン
ダウンロードポータルの「共有ファイルのダウンロード」欄で公開するファイルを追加するためのリソース追加 ダイアログが表示されます
詳細を見るボタン
リンクやファイルのリソース詳細 ダイアログが表示されます
削除ボタン
リンクやファイルを公開対象から削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます
※ファイルが公開されなくなるだけで、ファイルそのものは削除されません
HTTPSアドレス/ポート追加
ダウンロードポータルがHTTPS接続を待ち受けるIPアドレス/ポートを追加するためのダイアログです。
デフォルトでは待ち受けアドレス/ポートは設定されていません。ダウンロードポータルを使用するには必ず1つ以上待ち受けアドレス/ポートを設定してください。
アドレス
本製品に設定されているIPアドレスを入力してください
ポート
TCPポート番号を入力してください
キャンセルボタン
待ち受けアドレス/ポートを追加せずに前の画面 に戻ります
適用ボタン
待ち受けアドレス/ポートを追加して前の画面 に戻ります
ダウンロードポータルの待ち受けアドレス/ポート(アドレスとポートの組)は設定用Web GUI(HTTPサービス)と重複しないよう設定する必要があります。詳しくは「事前に検討すべきこと」 をご覧ください。
待ち受けアドレス/ポートを追加するとWeb GUIの接続がいったん切断されます。
リソース追加(リンク)
ダウンロードポータルの「リンク集」に掲載するリンク(URI)を追加するためのダイアログです。
リソース
URI(リンク)文字列を入力してください。「http://」、「https://」など「スキーム://」で始まる文字列のみ有効です
説明
URIの説明文を入力してください。省略可能です
キャンセルボタン
URLを追加せずに前の画面 に戻ります
適用ボタン
URLを追加して前の画面 に戻ります
リソース追加(ファイル)
ダウンロードポータルの「共有ファイルのダウンロード」欄で公開するファイル(共有ファイル)を追加するためのダイアログです。
公開可能なファイルは、本製品のローカルデバイス(内蔵フラッシュメモリー、USBメモリー、SD/SDHCカード)上にあるファイルです。
リソース
ドロップダウンのローカルファイル一覧から公開対象のファイルを選択してください
説明
公開ファイルの説明文を入力してください。省略可能です
SHA256ハッシュ
公開ファイルのSHA256ダイジェストを16進数文字列で入力してください。省略可能です。本項目を入力している場合、ダウンロードポータルは公開ファイルのSHA256ダイジェストを自ら計算して、本パラメーターの指定値と一致している場合のみ実際にファイルを公開します。一致しない場合は公開されない(ポータルページに表示されない)ため、改ざんされたファイルの配布を防ぐことができます
キャンセルボタン
公開ファイルを追加せずに前の画面 に戻ります
適用ボタン
公開ファイルを追加して前の画面 に戻ります
リソース詳細
リンク(URI)や共有ファイルの詳細情報を表示するダイアログです。
リンク(URI)の場合
共有ファイルの場合
ダウンロードポータルの初期設定
初期状態ではダウンロードポータルは無効です。
ダウンロードポータルを有効にするには以下の手順で初期設定を行ってください。
事前に検討すべきこと
ダウンロードポータルの設定を行うにあたっては、あらかじめ以下の事項を検討してください。
待ち受けアドレス/ポート
設定用Web GUIとダウンロードポータルのHTTPS待ち受けアドレス/ポートは重複しないように設定する必要があります。
初期状態では設定用Web GUIが製品に設定されているすべてのアドレスでHTTP(TCP 80番ポート)、HTTPS(TCP 443番ポート)の接続を待ち受けているため、ダウンロードポータルを使用する場合は最初にこれらを変更する必要があります。
たとえば、Web GUIはLAN側からのみ、ダウンロードポータルはWAN側からのみアクセスするという前提であれば、それぞれの待ち受けアドレスを次のように設定することが考えられます。
Web GUI: LAN側IPアドレス ポート443
ダウンロードポータル: WAN側IPアドレス ポート443
ファイアウォールなどのセキュリティー機能を使用している場合は、クライアントからダウンロードポータルのHTTPS待ち受けアドレス/ポートへのHTTPS通信が許可されるよう適切に設定してください。
ログイン認証方式
ダウンロードポータルへのログイン認証は次のいずれかの方式で行います。
ユーザー認証データベース(username コマンド)
認証サーバー(RADIUSまたはLDAP)
ユーザー認証データベースに登録したユーザーは本製品の管理インターフェース(CLIやWeb GUI)にもアクセスできる可能性があるため、通常は認証サーバーの利用をおすすめします。
ダウンロードポータルの利用者がOpenVPNユーザーの場合、OpenVPNの接続認証に使用する認証サーバーをダウンロードポータルの認証にも流用できます。
CLIからの設定手順
ここでは、次に示すコンフィグのように、ローカルRADIUSサーバーにOpenVPNユーザーが登録済みであり、同サーバーを利用するためのRADIUSクライアント設定も済んでいるものとします。
radius-server host localhost key awplus-local-radius-server
!
radius-server local
server enable
nas 127.0.0.1 key awplus-local-radius-server
group userA
attribute Framed-IP-Address 192.168.20.2
attribute Framed-IP-Netmask 255.255.255.0
attribute Framed-Route "192.168.10.0/24 192.168.20.1"
user userA password passwdA group userA
また、本製品のLAN側IPアドレスが192.168.1.1、WAN側IPアドレスが10.0.0.1であるものと仮定し、設定用Web GUIはLAN側IPアドレス、ダウンロードポータルはWAN側IPアドレス上の443番ポートで待ち受けるよう設定するものとします。
設定用Web GUIの待ち受けアドレスを「すべてのアドレス」から「LAN側IPアドレスのみ」に変更します。
またHTTPでの接続は無効にしてHTTPS接続のみを標準のTCP 443番ポートで受け付けるよう設定します。
これにはhttp secure-listen 、http secure-port 、http port の各コマンドを使います。
awplus(config)# http secure-listen 192.168.1.1 443 ↓
awplus(config)# http secure-port none ↓
awplus(config)# http port none ↓
ダウンロードポータルのHTTPS待ち受けアドレス/ポートをWAN側IPアドレスのTCP 443番ポートに設定し、ダウンロードポータルを有効にします。
download-portal コマンドでダウンロードポータルモードに入り、secure-listen コマンドで待ち受けアドレス/ポートを設定し、enable コマンドでダウンロードポータルを有効化します。
awplus(config)# download-portal ↓
awplus(config-download-portal)# secure-listen 10.0.0.1 443 ↓
awplus(config-download-portal)# enable ↓
awplus(config-download-portal)# exit ↓
ダウンロードポータルの初期設定では、ユーザー認証データベース に登録されている情報にしたがって認証が行われます。認証サーバーを使って認証を行いたい場合はaaa authentication download-portal コマンドで使用するサーバーを指定します。
たとえば、radius-server host コマンドで指定したRADIUSサーバーで認証を行うには次のように設定します。
awplus(config)# aaa authentication download-portal default group radius ↓
以上でCLIによるダウンロードポータルの初期設定は完了です。
Web GUIからの設定手順
ここでは、次に示すコンフィグのように、ローカルRADIUSサーバーにOpenVPNユーザーが登録済みであり、同サーバーを利用するためのRADIUSクライアント設定も済んでいるものとします。
radius-server host localhost key awplus-local-radius-server
!
radius-server local
server enable
nas 127.0.0.1 key awplus-local-radius-server
group userA
attribute Framed-IP-Address 192.168.20.2
attribute Framed-IP-Netmask 255.255.255.0
attribute Framed-Route "192.168.10.0/24 192.168.20.1"
user userA password passwdA group userA
また、本製品のLAN側IPアドレスが192.168.1.1、WAN側IPアドレスが10.0.0.1であるものと仮定し、設定用Web GUIはLAN側IPアドレス、ダウンロードポータルはWAN側IPアドレス上の443番ポートで待ち受けるよう設定するものとします。
設定用Web GUIの待ち受けアドレスを「すべてのアドレス」から「LAN側IPアドレスのみ」に変更します。
またHTTPでの接続は無効にしてHTTPS接続のみを標準のTCP 443番ポートで受け付けるよう設定します。
システム > サービス管理画面 の「HTTPS待ち受けアドレス/ポート」で「HTTPSアドレス/ポート追加」ボタンをクリックします。
HTTPSアドレス/ポート追加 ダイアログでLAN側アドレス「192.168.1.1」、ポート「443」を入力して「適用」ボタンをクリックします。「適用」ボタンをクリックするとWeb GUIが再起動します。
Web GUIに再度ログインし、システム > サービス管理画面 の「HTTP/HTTPSサービス」にある「HTTPSポート」のスライドボタンを無効側にスライドします。
次の警告ダイアログが表示されたら「OK」を押してWeb GUIを再起動します。
Web GUIに再度ログインし、システム > サービス管理画面 の「HTTP/HTTPSサービス」にある「HTTPポート」のスライドボタンを無効側にスライドします。
次の警告ダイアログが表示されたら「OK」を押してWeb GUIを再起動します。
Web GUIに再度ログインし、システム > サービス管理画面 が次のようになったことを確認します。
この例では「HTTPS待ち受けアドレス/ポート」にアドレス「172.31.0.150」、ポート「443」の項目が表示されていますが、これはAMF機能が内部的に使用するマネージメント用アドレスで、必要に応じて自動的に追加されるものです。このアドレスは環境によって異なります。
ダウンロードポータルのHTTPS待ち受けアドレス/ポートをWAN側IPアドレスのTCP 443番ポートに設定し、ダウンロードポータルを有効にします。
ネットワークサービス > ダウンロードポータル画面を開き、「HTTPS待ち受けアドレス/ポート」の「HTTPSアドレス/ポート追加」ボタンをクリックします。
HTTPSアドレス/ポート追加 ダイアログでWAN側アドレス「10.0.0.1」、ポート「443」を入力して「適用」ボタンをクリックします。「適用」をクリックするとWeb GUIとの接続が一時的に切断され、その後再接続されます。
再接続したら、ネットワークサービス > ダウンロードポータル画面の右上にある「設定」ボタンをクリックします。
次のダイアログが表示されたら「再起動」を押してWeb GUIを再起動します。
Web GUIに再度ログインし、ネットワークサービス > ダウンロードポータル画面が次のようになったことを確認します。
ダウンロードポータルの初期設定では、ユーザー認証データベース に登録されている情報にしたがって認証が行われます。
認証サーバーを使って認証を行いたい場合は「RADIUSクライアント」 画面の「サービス別認証方式リスト」で使用するサーバーを指定します。
ネットワーク > RADIUSクライアント画面 を開き、「認証方式リスト追加」ボタンをクリックします。
認証方式リスト追加 ダイアログで「サービス種別」から「ダウンロードポータル認証」を選択し、「グループ」に「radius」と入力してから「適用」ボタンをクリックします。
「サービス別認証方式リスト」に「ダウンロードポータル認証」の行が追加されたことを確認します。
以上でWeb GUIによるダウンロードポータルの初期設定は完了です。
公開するファイル、リンクの設定
ダウンロードポータルで公開するファイル(共有ファイル)やリンク(URI)の設定はWeb GUIの「ダウンロードポータル」 画面から行えます。
■ リンクの追加
「リンク追加」ボタンをクリックすると表示されるリソース追加 ダイアログでURIを入力します。
■ ファイルの公開設定
「リソース追加」ボタンをクリックすると表示されるリソース追加 ダイアログで公開対象のローカルファイルを指定します。
■ リンクの削除
「リソース」一覧表で対象リンクの右にある「削除」ボタンをクリックします
■ ファイルの公開取りやめ
「リソース」一覧表で対象ファイルの右にある「削除」ボタンをクリックします
また、CLIのuri コマンドとfile コマンドでも同じことが可能です。
■ リンクの追加
awplus(config-download-portal)# uri https://example.com/doc ↓
■ ファイルの公開設定
awplus(config-download-portal)# file flash:/public/installer.exe ↓
■ リンクの削除
awplus(config-download-portal)# no uri https://example.com/doc ↓
■ ファイルの公開取りやめ
awplus(config-download-portal)# no file flash:/public/installer.exe ↓
ダウンロードポータルの利用方法
Webブラウザーでダウンロードポータルの待ち受けアドレス/ポートにアクセスすると次のログイン画面が表示されます。
ユーザー認証データベースまたは認証サーバーに登録したユーザー名、パスワードでログインしてください。
ログインするとダウンロードポータルが表示されます。
「共有ファイルのダウンロード」に一覧表示されているファイルは右側の「ダウンロード」ボタンをクリックすることでダウンロードできます。
「ログアウト」をクリックするとログイン画面に戻ります。
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