インストールガイド / はじめに
本製品は従来のAMF対応製品とは異なり、専用のハードウェアを必要とせずに、仮想マシン上でAMFコントローラーまたはAMFマスター機能を動作させることができます。本製品を仮想マシンへインストールする前に、本章の「動作環境」、「環境別インストールガイド」をご参照ください。
AMF機能の各種設定方法につきましては、本マニュアルの「AMF」をご参照ください。
動作環境
本製品は、物理サーバーにインストールした仮想化環境上の仮想マシン、あるいは、パブリッククラウドサービス上の仮想マシンで動作させることができます。それぞれの動作環境におけるシステム要件は以下のとおりです。
動作環境の選定にあたっては、以下のシステムおよびネットワーク帯域要件をご参照ください。
他の要件に関しては特に制限がありません。本製品のセットアップにあたっては各動作環境のマニュアルなどもご参照ください。
仮想化環境
本製品がサポートする仮想化環境は次のとおりです。それぞれのシステム要件は下記の表をご参照ください。
AMFマルチテナント機能を使用しない場合(シングルモード)と使用する場合(マルチテナントモード)で、CPU、メモリー容量、仮想ディスク容量の要件が異なりますのでご注意ください。
また、マルチテナントモード使用時は、「マルチテナントモードの追加要件」 についてもご確認ください。
VMware vSphere Hypervisor(ESXi)7.0 / 8.0
| CPU メモリー容量 仮想ディスク容量 |
||||
| 1~120ノード | vCPU×2 | 1GB | 32GB | |
| 121~300ノード (1~60 仮想リンク) | vCPU×2 | 1GB | 32GB | |
| 121~300ノード (61~300 仮想リンク) | vCPU×2 | 2GB | 32GB | |
| 301~1000ノード (301~1000 仮想リンク) | vCPU×2 | 4GB | 32GB | |
| ネットワークアダプター(NIC)種別 | ||||
| ネットワークアダプター(NIC)数 | ||||
| CPU メモリー容量 仮想ディスク容量 |
||||
| 1~1200ノード (1~20コンテナ、1~300 仮想リンク) | vCPU×2 | 4GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1~1200ノード (1~20コンテナ、301~1200 仮想リンク) | vCPU×4 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1~1200ノード (21~120コンテナ、21~1200 仮想リンク) | vCPU×4 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1~1200ノード (121~300コンテナ、21~1200 仮想リンク) | vCPU×8 | 32GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1201~10000ノード (5~120コンテナ、5~2000 仮想リンク) | vCPU×8 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1201~10000ノード (5~120コンテナ、2001~10000 仮想リンク) | vCPU×16 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1201~10000ノード (121~300コンテナ、2001~10000 仮想リンク) | vCPU×16 | 48GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 10001~18000ノード (34~60コンテナ、34~18000 仮想リンク) | vCPU×24 | 16GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 10001~18000ノード (61~120コンテナ、34~18000 仮想リンク) | vCPU×24 | 32GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 10001~18000ノード (121~300コンテナ、34~18000 仮想リンク) | vCPU×24 | 48GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| ネットワークアダプター(NIC)種別 | ||||
| ネットワークアダプター(NIC)数 | ||||
| その他 | ネットワーク帯域とバージョン混在に関する要件は、「マルチテナントモードの追加要件」をご参照ください。 | |||
Hyper-V
Hyper-VのホストOSとしては以下をサポートしています。- Windows Server 2025
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
| CPU メモリー容量 仮想ディスク容量 |
||||
| 1~120ノード | vCPU×2 | 1GB | 32GB | |
| 121~300ノード (1~60 仮想リンク) | vCPU×2 | 1GB | 32GB | |
| 121~300ノード (61~300 仮想リンク) | vCPU×2 | 2GB | 32GB | |
| 301~1000ノード (301~1000 仮想リンク) | vCPU×2 | 4GB | 32GB | |
| ネットワークアダプター(NIC)数 | ||||
| CPU メモリー容量 仮想ディスク容量 |
||||
| 1~1200ノード (1~20コンテナ、1~300 仮想リンク) | vCPU×2 | 4GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1~1200ノード (1~20コンテナ、301~1200 仮想リンク) | vCPU×4 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1~1200ノード (21~120コンテナ、21~1200 仮想リンク) | vCPU×4 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1~1200ノード (121~300コンテナ、21~1200 仮想リンク) | vCPU×8 | 32GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1201~10000ノード (5~120コンテナ、5~2000 仮想リンク) | vCPU×8 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1201~10000ノード (5~120コンテナ、2001~10000 仮想リンク) | vCPU×16 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1201~10000ノード (121~300コンテナ、2001~10000 仮想リンク) | vCPU×16 | 48GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 10001~18000ノード (34~60コンテナ、34~18000 仮想リンク) | vCPU×24 | 16GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 10001~18000ノード (61~120コンテナ、34~18000 仮想リンク) | vCPU×24 | 32GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 10001~18000ノード (121~300コンテナ、34~18000 仮想リンク) | vCPU×24 | 48GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| ネットワークアダプター(NIC)数 | ||||
| その他 | ネットワーク帯域とバージョン混在に関する要件は、「マルチテナントモードの追加要件」をご参照ください。 | |||
Nutanix AOS 6.5(AHV)
| CPU メモリー容量 仮想ディスク容量 |
||||
| 1~120ノード | vCPU×2 | 1GB | 32GB | |
| 121~300ノード (1~60 仮想リンク) | vCPU×2 | 1GB | 32GB | |
| 121~300ノード (61~300 仮想リンク) | vCPU×2 | 2GB | 32GB | |
| 301~1000ノード (301~1000 仮想リンク) | vCPU×2 | 4GB | 32GB | |
| ネットワークアダプター(NIC)数 | ||||
| CPU メモリー容量 仮想ディスク容量 |
||||
| 1~1200ノード (1~20コンテナ、1~300 仮想リンク) | vCPU×2 | 4GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1~1200ノード (1~20コンテナ、301~1200 仮想リンク) | vCPU×4 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1~1200ノード (21~120コンテナ、21~1200 仮想リンク) | vCPU×4 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1~1200ノード (121~300コンテナ、21~1200 仮想リンク) | vCPU×8 | 32GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1201~10000ノード (5~120コンテナ、5~2000 仮想リンク) | vCPU×8 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1201~10000ノード (5~120コンテナ、2001~10000 仮想リンク) | vCPU×16 | 8GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 1201~10000ノード (121~300コンテナ、2001~10000 仮想リンク) | vCPU×16 | 48GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 10001~18000ノード (34~60コンテナ、34~18000 仮想リンク) | vCPU×24 | 16GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 10001~18000ノード (61~120コンテナ、34~18000 仮想リンク) | vCPU×24 | 32GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| 10001~18000ノード (121~300コンテナ、34~18000 仮想リンク) | vCPU×24 | 48GB | 5GB + 1ノードにつき64MB | |
| ネットワークアダプター(NIC)数 | ||||
| その他 | ネットワーク帯域とバージョン混在に関する要件は、「マルチテナントモードの追加要件」をご参照ください。 | |||
パブリッククラウドサービス
本製品がサポートするパブリッククラウドサービスは次のとおりです。それぞれのシステム要件は下記の表をご参照ください。
AMFマルチテナント機能を使用しない場合(シングルモード)と使用する場合(マルチテナントモード)で、対応仮想マシン(インスタンス)の要件が異なりますのでご注意ください。
また、マルチテナントモード使用時は、「マルチテナントモードの追加要件」 についてもご確認ください。
アマゾン ウェブ サービス(AWS)
| 対応プラットフォーム | |||||||
| 対応仮想化タイプ | |||||||
| 対応インスタンスタイプ | |||||||
| 1~120ノード | 0トンネル | t3.small, t3.medium | |||||
| 1~120ノード | 1~100トンネル | t3.medium | |||||
| 121~300ノード | 0~100トンネル | t3.medium | |||||
| 121~300ノード | 101~300トンネル | c5.large | |||||
| 301~1000ノード | 301~1000トンネル | c5.large | |||||
| 仮想ディスク容量 | 1~300ノード | ||||||
| 301~1000ノード | |||||||
| 対応プラットフォーム | |||||||
| 対応仮想化タイプ | |||||||
| 対応インスタンスタイプ | |||||||
| 1~1200ノード | 1~20コンテナ | 1~300 仮想リンク | 1~100トンネル | t3.large | |||
| 101~300トンネル | t3.large | ||||||
| 301~1200 仮想リンク | 1~100トンネル | c5.xlarge | |||||
| 101~1000トンネル | c5.xlarge | ||||||
| 21~120コンテナ | 21~1200 仮想リンク | 1~100トンネル | m5.4xlarge | ||||
| 101~1000トンネル | m5.4xlarge | ||||||
| 121~300コンテナ | 121~1200 仮想リンク | 1~1000トンネル | m5.4xlarge | ||||
| 1201~10000ノード | 5~120コンテナ | 5~2000 仮想リンク | 1~100トンネル | m5.4xlarge | |||
| 101~1000トンネル | m5.4xlarge | ||||||
| 1~1000トンネル | m5.4xlarge | ||||||
| 121~300コンテナ | 121~10000 仮想リンク | 1~1000トンネル | m5.4xlarge | ||||
| 10001~18000ノード | 34~60コンテナ | 34~18000 仮想リンク | 1~1000トンネル | c5.8xlarge | |||
| 61~120コンテナ | c5.8xlarge | ||||||
| 121~300コンテナ | c5.8xlarge | ||||||
| 仮想ディスク容量 | |||||||
| その他 | ネットワーク帯域とバージョン混在に関する要件は、「マルチテナントモードの追加要件」をご参照ください。 | ||||||
Microsoft Azure
| 対応プラットフォーム | |||||||
| 対応仮想マシンOSタイプ | |||||||
| 対応仮想マシンサイズ | |||||||
| 1~120ノード | 0トンネル | A1v2 | |||||
| 1~120ノード | 1~100トンネル | A2v2 | |||||
| 121~300ノード | 0~100トンネル | A2v2 | |||||
| 121~300ノード | 101~300トンネル | F2 | |||||
| 301~1000ノード | 301~1000トンネル | F2, F2s, F2s v2 | |||||
| 仮想ディスク容量 | 1~300ノード | ||||||
| 301~1000ノード | |||||||
| 対応プラットフォーム | |||||||
| 対応仮想マシンOSタイプ | |||||||
| 対応インスタンスタイプ | |||||||
| 1~1200ノード | 1~20コンテナ | 1~300 仮想リンク | 0トンネル | A2v2, D1v2 | |||
| 1~100トンネル | F2 | ||||||
| 101~300トンネル | F4 | ||||||
| 301~1200 仮想リンク | 0~100トンネル | A4v2, D11v2 | |||||
| 101~1000トンネル | F4 | ||||||
| 21~120コンテナ | 21~1200 仮想リンク | 0~100トンネル | A4v2, D11v2 | ||||
| 101~1000トンネル | F4 | ||||||
| 121~300コンテナ | 121~1200 仮想リンク | 1~1000トンネル | D8 | ||||
| 1201~10000ノード | 5~120コンテナ | 5~2000 仮想リンク | 0~100トンネル | F8 | |||
| 101~1000トンネル | F16 | ||||||
| 2001~10000 仮想リンク | 0~1000トンネル | F16 | |||||
| 121~300コンテナ | 121~10000 仮想リンク | 0~1000トンネル | D16 | ||||
| 10001~18000ノード | 34~60コンテナ | 34~18000 仮想リンク | 0~1000トンネル | F32 | |||
| 61~120コンテナ | F32 | ||||||
| 121~300コンテナ | F32 | ||||||
| 仮想ディスク容量 | |||||||
| その他 | ネットワーク帯域とバージョン混在に関する要件は、「マルチテナントモードの追加要件」をご参照ください。 | ||||||
マルチテナントモードの追加要件
マルチテナントモードでは、仮想マシンの必要動作環境に加え、以下の条件を満たす必要があります。ネットワーク帯域
マルチテナントモードでAMFネットワークを安定して運用するためには、本製品を接続するネットワークに最低限以下の帯域が必要です。| 1~150ノード | 1~10000リンク | 500 Mbps |
| 10001~18000リンク | 600 Mbps | |
| 151~350ノード | 1~2000リンク | 200 Mbps |
| 2001~6000リンク | 600 Mbps | |
| 6001~10000リンク | 800 Mbps | |
| 10001~18000リンク | 1000 Mbps |
AMFノードのファームウェアバージョン
マルチテナントモードでノード数 1200 を超えるAMFネットワークを運用する場合は、以下の点にご注意ください。- ノード数 1200 を超えるAMFネットワークでは、すべてのノードでファームウェアバージョン 5.4.7-2.x 以降を使用する必要があります。
- ノード数 10000 を超えるAMFネットワークでは、すべてのノードでファームウェアバージョン 5.4.8-0.x 以降を使用する必要があります。
- ただし、x610、x210 シリーズのようにバージョン 5.4.7-2.x/5.4.8-0.x 以降のファームウェアでサポートされない機種については、それ以前のバージョンでもAMFメンバーとしての動作をサポートしますが、その場合でも前述したノード数ごとの要件よりも古いファームウェアの機器は数台程度までとしてください。要件より古いファームウェアの機器が多数存在する場合、AMFネットワークが不安定になる可能性があります。
ファームウェアイメージファイルの入手
本製品の仮想マシン作成時(初期設定時)およびバージョン更新時には対象バージョンのファームウェアイメージファイルが必要です。各環境向けのファームウェアイメージファイルは弊社ホームページからZIP形式で一括ダウンロードできます(製品CDにも収録されています)。
ダウンロードしたZIP形式ファイル(および製品CD)には以下のファイルが含まれています(「X.Y.Z-A.B」の部分にはバージョンが入ります)。
どのファイルを使用するかは動作環境や用途によって異なりますので、詳しくは環境別インストールガイドをご参照ください。
- vaa-X.Y.Z-A.B.iso
- vaa-X.Y.Z-A.B.vhd
- vaa_azure-X.Y.Z-A.B.vhd.gz
- upload_vhd.py
環境別インストールガイド
本製品をインストールする際は、インストール先の環境によってインストール方法が異なりますので、以下の環境別インストールガイドをご覧ください。- VMware vSphere
「VMware vSphere編」を参照
- Hyper-V
「Hyper-V編」を参照
- Nutanix (AHV)
「Nutanix (AHV)編」を参照
- アマゾン ウェブ サービス(AWS)
「アマゾン ウェブ サービス(AWS)編」を参照
- Microsoft Azure
「Microsoft Azure編」を参照
ライセンスのインストールと確認
AMFライセンスのインストール
各環境別に本製品のインストールが完了しましたら、必要に応じてライセンスをインストールしてください。AMFライセンスファイルは、バイナリー形式のファイル(拡張子「.bin」または「.lic」)です。
ライセンスファイルを本製品にインストールするためには、ファイルを本製品に転送し、以下の手順でインストールします(ファイルの転送方法については、copyコマンドや「運用・管理 / ファイル操作」などを参照して、Flashに保存してください)。
- 本製品のCLIでdirコマンドを入力し、ライセンスキー(バイナリー形式ファイル)が、ディレクトリーに存在することを確認します。
awplus# dir 907 -rw- Nov 5 2015 15:20:47 Mast20-response.bin 826 -rw- Nov 5 2015 15:18:16 default.cfg 270 -rw- Nov 5 2015 13:42:35 reboot.log 4096 drwx Oct 30 2015 03:00:00 atmf/
- license update fileコマンドを入力し、パラメーターにライセンスキーを指定します。
バイナリー形式ファイル名が「Mast20-response.bin」の例
awplus# license update file Mast20-response.bin awplus# 15:21:15 awplus ATMF[667]: The number of nodes allowed on this ATMF network is 20
- show license externalコマンドで、ライセンスが適用されていることを確認します。
awplus# show license external Licensed features: AMF Master Start date : 05-Nov-2015 12:00AM Expiry date : 03-Nov-2016 11:59PM Total Nodes Allowed : 20
AMFライセンスの有効期間
本製品のAMFライセンスには有効期間があります。ライセンスの期限日から28日前、21日前、14日前、7日と1日前に、期限の警告メッセージがログに表示されます。
また、これらのメッセージを見つけるために、syslogを監視する設定が可能です。
(ログについては、本マニュアルの「運用・管理 / ログ」をご参照ください)
期限が切れた後は、show running-config上にはAMF関連のconfigが残っていますが、機能が無効になります。
また、このまま運用し続けると、警告メッセージが1時間毎に出るため、追加ライセンスを購入ください。
ライセンスを再入力すると、自動的に機能が有効になります。