[index] AT-MCF2000 コマンドリファレンス

CONFIG SET

カテゴリー: コンフィグレーション / 概要


CONFIG SET FILESYSTEM=system://chassis/slot/filename


起動時に読み込まれるアクティブマスターコンフィグファイルを指定する

本コマンドを実行すると、各ラインカードの外部コンフィグファイルは新しく指定したアクティブマスターコンフィグファイルの設定で上書きされる(ランニングコンフィグは変更されない)


パラメーター

FILESYSTEM 「system://」に続けてアクティブマスターコンフィグファイルの保存先とファイル名を指定する
chassis シャーシID(0を指定)
slot ファイルの保存先モジュールのスロットID。マネージメントモジュール(m)を指定する
filename コンフィグファイル名。拡張子を含めて最大25文字までの英数字を指定する。大文字・小文字を区別する。空白を含む場合はダブルクォートで囲む。大文字の「MM」および「BM」で始まるファイル名はシステムによって予約されているため、指定できない


使用例

■ アクティブマスターコンフィグファイルを指定する

# CONFIG SET FILESYSTEM=system://0/m/mcf2000.cfg 


注意・補足事項

■ 本コマンドではアクティブマスターコンフィグファイルを初期設定に戻すことはできない。初期設定に戻したい場合、SYSTEM RESET CLUSTER(ADMIN)コマンドで対象にALLを指定してシステム全体を初期化する。ただし、SYSTEM RESET CLUSTER(ADMIN)コマンドを実行すると、本システム内のファイルはすべて削除されるため、ファイルをバックアップしたい場合は、初期化を実行する前にFILE UPLOADコマンドでTFTPサーバーへアップロードしておく

■ コンフィグの上書き設定が無効のラインカードの外部コンフィグファイルにも、アクティブマスターコンフィグの内容が反映される


関連コマンド

CONFIG OVERWRITE
CONFIG RUN
CONFIG SAVE
CONFIG SAVE FILESYSTEM
CONFIG SHOW



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