画面リファレンス / 無線モニター / フロアマップ履歴モード




AVM EXと同じサブネット上にAT-VST-APLが存在し、「AWC-VAS」アプリケーションが動作している場合、AWCプラグインの拡張ストレージとして、無線APの管理状態や接続した無線クライアントの状態を記録する、「Vista Appliance Storage」(以下、「VAS」)として利用することができます。
本システムにてVASを使用するには、「Vista Appliance Storage」画面にて、AT-VST-APLを登録しておく必要があります。詳しくは、「Vista Appliance Storage」をご覧ください。
VASが構成されている場合、「フロアマップ一覧」画面上部の「履歴モード」ボタンが有効になります。

履歴期間設定

「フロアマップ一覧」画面上部の「履歴モード」ボタンをクリックすると、フロアマップ詳細 履歴モード画面が表示されます。履歴モード画面は、「システム設定」画面での設定に従って、Webブラウザーの新しいタブ、新しいウィンドウ、または同じウィンドウ(またはタブ)に表示されます。
履歴モード画面を開くと、はじめに「履歴期間設定」ダイアログが表示されます。

表 1:履歴期間設定ダイアログ
項目名 説明
期間 フロアマップ上の無線AP、無線クライアントの履歴を復元する期間(開始・終了日時)をカレンダーコントロールまたは手入力で指定します。
「検索」ボタン 指定した期間の履歴情報を復元し、フロアマップ詳細画面に表示します。

フロアマップ詳細

指定された期間に記録された無線AP、無線クライアントの状態を表示します。

フロアマップには、「フロアマップ」画面における「フロアマップ詳細 [無線ステータス表示]」「フロアマップ詳細 [無線クライアント表示]」と同様の形式で無線AP、無線クライアントの状態が表示されます。
無線ステータス表示は快適度合い、電波強度、チャンネルの各モードのヒートマップ表示にも対応しています。
Note
無線クライアント表示では、すべての無線バンドにわたる無線クライアントの状態を表示します。無線バンド別の無線クライアントの表示と併せて、ヒートマップ表示は未サポートとなります。
Note
無線クライアントの状態は、無線クライアントローミング履歴として閲覧できます。位置推定履歴は未サポートとなります。
Note
AP共通設定で無線送信を無効に設定したAP、無線AP個別設定で無線送信の無効化を「無効化中」に設定したAPは、フロアマップ上では「停止」と表示されますが、フロアマップ履歴では「スタンバイ」と表示されます。
コンテンツ欄左下に、表示中の履歴期間、マップ名、復元時刻が表示されます。各項目をクリックすると、履歴期間を指定し直したり、フロアマップに表示中のマップ名、状態を復元する時刻を選択したりできます。
表 2:履歴期間/マップ名/復元時刻表示
項目名 説明
履歴期間 「履歴期間設定」ダイアログで選択した期間を表示します。
クリックすると、「履歴期間設定」ダイアログが表示されます。
マップ名 指定した履歴期間の履歴のうち、フロアマップ詳細に表示中のフロアマップを表示します。
クリックすると、「フロアマップリスト」ダイアログが表示されます。
復元時刻 指定した履歴期間の履歴のうち、フロアマップ詳細に表示中の履歴の記録時刻を表示します。
クリックすると、「復元時刻一覧」ダイアログが表示されます。

フロアマップリスト

フロアマップ履歴モードの詳細表示に反映するフロアマップを選択します。

表 3:フロアマップリストダイアログ
項目名 説明
X フロアマップ 選択された期間に履歴を記録されたフロアマップの総数を表示します。
フロアマップを検索 記録されたフロアマップの検索を行えます。
現在の表示対象のうち、本フィールドに入力された文字列を「フロア名」に含む項目を表示します。
検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
フロア名 選択された期間に履歴を記録されたフロアマップ名が表示されます。
管理グループ名 フロアマップが所属する管理グループ名が表示されます。
復元時刻 該当のフロアマップについて、選択された期間内に履歴を記録した件数を表示します。
「保存」ボタン フロアマップの選択を保存し、フロアマップ詳細表示に反映します。
「キャンセル」ボタン フロアマップ詳細表示に反映したいフロアマップの変更を中止し、ダイアログを閉じます。

復元時刻一覧

フロアマップ履歴モードの詳細表示に反映する復元時刻(履歴の記録日時)を選択します。

表 4:復元時刻一覧
項目名 説明
X 復元時刻 選択された期間に該当のフロアマップについて記録された履歴の総数を表示します。
復元時刻を検索 記録された復元時刻の検索を行えます。
現在の表示対象のうち、本フィールドに入力された文字列を「復元時刻」に含む項目を表示します。
検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
復元時刻 選択された期間中に記録された履歴の記録日時が表示されます。
「保存」ボタン 復元時刻の選択を保存し、フロアマップ詳細表示に反映します。
「キャンセル」ボタン フロアマップ詳細表示に反映したい復元時刻の変更を中止し、ダイアログを閉じます。