概要 / SNMPプラグインについて




SNMPプラグインは、AT-VST-VRTで動作するVista Manager アプリケーションと連携して、SNMP(Simple Network Management Protocol)を利用してネットワーク管理を行うアプリケーションです。
インテリジェントなネットワーク機器のほとんどはSNMPに対応しているため、SNMPプラグインを使うことで、機器を効率よくネットワークを管理できます。
SNMPプラグインを使用すると、Vista Manager アプリケーションで管理できるAMFネットワークに加えて、SNMPによるAMFネットワーク機器や非AMFネットワーク機器もネットワークマップに表示させ、管理できるようになります。
Note
本バージョンのSNMPプラグインでは、SNMP v1/v2c/v3をサポートしています。
なお、AT-VST-VRTの設定画面では「SNMP Plug-in」と表示されますが、SNMPプラグインを示します。

管理可能数

SNMPプラグインで管理可能な監視デバイスの数は以下の通りです。
Note
管理可能数はSNMPプラグインで管理可能な最大数を示したものです。プラグインや機器の構成によっては、監視デバイスを多数登録した場合、充分な性能を発揮できないことがあります。
Note
管理台数が多い程、各ページの表示に時間がかかる可能性があります。

アカウントの種類

SNMPプラグインのアカウント情報は、AVM EXと共通したデータベースを使用します。
表 1:アカウントの種類
種類 概要
管理者アカウント すべてのSNMP管理機能を使用できます。
ノード情報の閲覧・作成・更新・削除、サブネットの自動探索の実行、ユーザーアカウントの閲覧・作成・更新・削除、システム設定(バージョン表示)
一般ユーザーアカウント 一部のSNMP管理機能の設定、閲覧ができます。
ノード情報の閲覧、サブネットの自動探索の実行
詳細は「AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)ベースリファレンスマニュアル」の「ユーザー管理」をご覧ください。

SNMPプラグインを使用するために必要な製品

SNMPプラグインを使用するために必要なAT-VST-VRTおよび各アプリケーションの参照するドキュメント、制限事項などについて説明します。

AT-VST-VRT

製品名、参照するドキュメント

表 2:AT-VST-VRT
製品名 AT-VST-VRT
ドキュメント AT-VST-VRT リファレンスマニュアル
AT-VST-VRT リリースノート
Note
SNMPプラグインを使用できるAT-VST-VRT ファームウェアバージョンおよびVista Manager アプリケーションのソフトウェアバージョンとの組み合わせは、弊社ホームページに掲載されている「AT-VST-VRT リファレンスマニュアル」の「クイックツアー / AT-VST-VRTの概要 / AT-VST-VRTで使用できるアプリケーション」をご覧ください。

Vista Manager

AT-VST-VRTで動作するSNMPプラグインは、同じAT-VST-VRTで動作するVista Manager アプリケーションでのみ連携できます。Windows版のAT-Vista Manager EX(AVM EX)とは連携できません。

製品名、参照するドキュメント

表 3:Vista Manager
製品名 AT-Vista Manager EX
ドキュメント AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)ベースリファレンスマニュアル
AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)リリースノート
Note
SNMPプラグインを使用できるAT-VST-VRT ファームウェアバージョンおよびVista Manager アプリケーションのソフトウェアバージョンとの組み合わせは、弊社ホームページに掲載されている「AT-VST-VRT リファレンスマニュアル」の「クイックツアー / AT-VST-VRTの概要 / AT-VST-VRTで使用できるアプリケーション」をご覧ください。