付録 / AT-VST-VRTのバージョンアップ
ファームウェアバージョン 3.11.1へのバージョンアップについて
AT-VST-VRT ファームウェアバージョン 3.11.1は、以前のバージョンとはサポートする仮想化環境が異なります(参考:AT-VST-VRTの動作環境)。
そのため、ファームウェアバージョン 3.11.1以外からバージョンアップすることはできません。
ファームウェアバージョン 3.10.2以前を使用している場合には、物理サーバーの準備、仮想化環境の構築からの再セットアップが必要になります。
手順を簡潔に示します。
- 既存環境で使用中のすべてのアプリケーションでバックアップを取得
- Virtual Box環境からHyper-V環境へ移行
- Hyper-V環境にAT-VST-VRTをインストール
- 手順1で取得した各アプリケーションのバックアップファイルをリストア
AT-VST-VRTの動作環境やインストールについては「AT-VST-VRTのインストール」を、アプリケーションのバックアップとリストアについては「AT-VST-VRTのバックアップとリストア」を参照してください。
2025年2月現在におけるソフトウェアサポート対象のAT-VST-VRTのファームウェアバージョンは 3.9.1以降です。
最新の情報は弊社ホームページをご確認ください。
AT-VST-VRTの設定ファイル(default.cfg)について
AT-VST-VRTの設定ファイル(default.cfg)は、同一のファームウェアバージョンでのみリストアできます。そのため、異なるファームウェアバージョンで取得した設定ファイルを、ファームウェアバージョン 3.11.1でリストアすることはできません。
再度設定が必要になります。
各アプリケーションについて
バックアップファイルを取得して、設定内容をリストアすることができます。
詳しくは、「AT-VST-VRTのバックアップとリストア」をご覧ください。