このリリースノートは、リファレンスマニュアルに記載されていない内容や、ご使用の前にご理解いただきたい注意点など、お客様に最新の情報をお知らせするものです。 最初にこのリリースノートをよくお読みになり、本製品を正しくご使用ください。
AT-VST-VRT(本製品)は、ネットワークの統合管理に必要な各種アプリケーションをパッケージ化した仮想化環境対応ソフトウェアです。
AT-VST-VRTのファームウェアバージョン 3.4.1 がサポートするアプリケーションのバージョンと、各バージョンに対応するドキュメント(マニュアル、リリースノート)は以下のとおりです。
これらのドキュメントは弊社ホームページに掲載されています。
http://www.allied-telesis.co.jp/
製品 | バージョン | ドキュメント | パーツ番号 |
AT-VST-VRT | 3.4.1 | ||
AT-VST-VRT リファレンスマニュアル 3.4.1 | 613-002977 Rev.E | ||
AT-VST-VRT リリースノート(本ドキュメント) | 613-002975 Rev.D | ||
AT-VST-VRT バージョン 3.4.1 がサポートするアプリケーション | |||
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製品 | バージョン | ドキュメント | パーツ番号 |
Vista Manager | 3.8.0 | AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版) ベースリファレンスマニュアル 3.8.0
※Wireless Controllerについては「AWCプラグイン(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 3.8.0」を、Trap Receiverについては「Trap Receiver(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 2.5.0」を、SNMPプラグインについては「SNMPプラグイン(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 2.8.0」をご参照ください | 613-002979 Rev.D |
AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)リリースノート (Wireless Controller、Trap Receiver、SNMPプラグインに関する記述を含みます) | 613-002981 Rev.F | ||
Wireless Controller | 3.8.0 | AWCプラグイン(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 3.8.0 | 613-002980 Rev.D |
※制限事項等は「AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)リリースノート」をご参照ください | |||
Trap Receiver | 2.5.0 | Trap Receiver(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 2.5.0 | 613-002982 Rev.C |
※制限事項等は「AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)リリースノート」をご参照ください | |||
SNMP Plug-in | 2.8.0 | SNMPプラグイン(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 2.8.0 | 613-002983 Rev.D |
※制限事項等は「AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)リリースノート」をご参照ください | |||
AMF Security | 2.3.0 | AMF Security(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 2.3.0 | 613-003022 Rev.A |
AMF Security(AT-VST-VRT版)リリースノート | 613-003023 Rev.A | ||
AMF Cloud | 5.5.1-2.1 | AMF Cloud(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 5.5.1 | 613-002974 Rev.D |
AMF Cloud(AT-VST-VRT版)リリースノート | 613-002973 Rev.D |
構成 | AT-VST-VRT上で動作 | 他の装置で動作 | ||||||
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Vista Manager | Wireless Controller | Trap Receiver | SNMP Plug-in | AMF Security | AMF Cloud | AMF Security | AMFマスター | |
1 | 〇 | 〇 | - | 〇 | - | 〇 | - | - |
2 | 〇 | 〇 | 〇 | - | - | 〇 | - | - |
3 | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | 〇 | 〇 (2.2.0) | - |
4 ※ | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | 〇 | - | 〇 (5.5.1-2.1) |
5 ※ | 〇 | 〇 | - | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 (5.5.1-2.1) |
※ AT-VST-VRT上で動作する各アプリケーションのバージョンは、前記「AT-VST-VRT バージョン 3.4.1 がサポートするアプリケーション」に記載しているバージョンです。
これまではファイルシステムでエラーを検出してもシステムの稼働を優先する仕様でしたが、同エラー検出時はただちに修復を試みる動作に 変更しました。
サポートするアプリケーションに関して、下記の変更が行われました。
各アプリケーションの使用方法、旧バージョンからの変更点や現バージョンでの制限事項については、「対応アプリケーションバージョンとドキュメント」 記載のマニュアル、リリースノートをご参照ください。
アプリケーションのバージョン更新において、更新後のバージョンを選択する際、更新前のバージョンより古いバージョンや、AT-VST-VRTのファームウェアバージョンでサポートしないバージョンなど、未サポートのバージョンが選択できないように改善しました。
無効なアプリケーションイメージ(他のプラットフォーム向けのイメージなど)をアップロードした場合、これまでは自動的に除外され、内部に原因説明のログが残るだけでしたが、本バージョンからは無効なファイルも保持され、イメージバージョンのリストにも選択不可の形式で表示されるようになりました。
また、アプリケーションを有効化した後で該当アプリケーションのイメージファイルを削除した場合、イメージファイルの署名確認ができなくなり「署名なし」のアイコンが表示されていましたが、署名済みのまま表示されるよう改善しました。
ファームウェアバージョン 3.3.1 から 3.4.1 へのバージョンアップにおいて、以下の項目が修正されました。
httpd-unknown_application-ATVSTAPL-0.0.0-xxx.tgz
というコアファイルが生成される場合がありましたが、これを修正しました。
AT-VST-VRT起動後、Bufferedログに下記のようなエラーログが出力されることがありましたが、これを修正しました。
exFAT-fs (sr0): invalid fs_name exFAT-fs (sr0): failed to read boot sector exFAT-fs (sr0): failed to recognize exfat type
ファームウェアバージョン 3.4.1 には、以下の制限事項があります。
大量のデータ受信で仮想マシンが一時的にビジー状態になると下記のようなログが出力されることがありますが、ログのみの問題で動作に影響ありません。
kern err kernel e1000 0000:00:03.0 eth0: Reset adapter kern warning kernel ------------[ cut here ]------------ kern warning kernel WARNING: CPU: 0 PID: 0 at net/sched/sch_generic.c:468 dev_watchdog+0x247/0x250 ...
「インターフェース管理」画面でインターフェースを作成したとき、「ログ」画面に下記のようなerrレベルのログメッセージが出力されますが、動作には影響しません。
/etc/systemd/network/eth4.4.network:4: Not a valid MAC address, ignoring assignment:
※ bond1がbr1に所属している場合
AT-VST-VRT、および各アプリケーションのリファレンスマニュアルに記載されていない機能、コマンドはサポート対象外です。
最新マニュアルの入手先については、対応アプリケーションバージョンとドキュメント をご覧ください。