このリリースノートは、リファレンスマニュアルに記載されていない内容や、ご使用の前にご理解いただきたい注意点など、お客様に最新の情報をお知らせするものです。最初にこのリリースノートをよくお読みになり、本製品を正しくご使用ください。
AT-VST-VRT(本製品)は、ネットワークの統合管理に必要な各種アプリケーションをパッケージ化した仮想化環境対応ソフトウェアです。
パッケージバージョン、AT-VST-VRTのファームウェアバージョン、各種アプリケーションのソフトウェアバージョンを、次の表に示します。
パッケージバージョン | AT-VST-VRTの ファームウェアバージョン | Vista Manager アプリケーションの ソフトウェアバージョン | Wireless Controller アプリケーションの ソフトウェアバージョン | AMF Security アプリケーションの ソフトウェアバージョン | AMF Cloud アプリケーションの ソフトウェアバージョン | SNMP Plug-in アプリケーションの ソフトウェアバージョン |
3.9.1 | 3.9.1 (VST-VRT-3.9.1.iso) | 3.11.1 | 3.11.1 | 2.6.0 | 5.5.3-2.1 | 2.10.1 |
パッケージバージョンごとに、サポートするAT-VST-VRTのファームウェア、各アプリケーションのバージョンが決まっています。アプリケーションご利用の有無によらず、正しい組み合わせでお使いください。
パッケージバージョン 3.9.1 がサポートする各アプリケーションのバージョンと、各バージョンに対応するドキュメント(マニュアル、リリースノート)は以下のとおりです。
パッケージバージョン 3.9.1 へのアップデート時には、AT-VST-VRTのファームウェア、すべてのアプリケーションのバージョンを、下記のサポート対象バージョンにアップデートしてください。アップデート手順は「AT-VST-VRT リファレンスマニュアル」に記載されています。
また、 各アプリケーションの使用方法、変更点や制限事項は、該当アプリケーションのマニュアル、リリースノートに掲載されておりますので、本製品のご使用にあたっては、AT-VST-VRTのドキュメントに加え、使用するアプリケーションのマニュアル、リリースノートもあわせてご参照ください。
これらのドキュメントは弊社ホームページに掲載されています。
http://www.allied-telesis.co.jp/
製品 | ファームウェアバージョン | ドキュメント | パーツ番号 |
AT-VST-VRT | 3.9.1 | ||
AT-VST-VRT リファレンスマニュアル 3.9.1 | 613-002977 Rev.M | ||
AT-VST-VRT リリースノート(本ドキュメント) | 613-002975 Rev.L | ||
パッケージバージョン 3.9.1 がサポートするアプリケーション | |||
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アプリケーション | ソフトウェアバージョン | ドキュメント | パーツ番号 |
Vista Manager | 3.11.1 | AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)ベースリファレンスマニュアル 3.11.1
※Wireless Controllerについては「AWCプラグイン(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 3.11.1」を、SNMPプラグインについては「SNMPプラグイン(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 2.10.1」をご参照ください | 613-002979 Rev.K |
AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)リリースノート (Wireless Controller、SNMPプラグインに関する記述を含みます) | 613-002981 Rev.N | ||
Wireless Controller | 3.11.1 | AWCプラグイン(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 3.11.1 | 613-002980 Rev.K |
※制限事項等は「AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)リリースノート」をご参照ください | |||
SNMP Plug-in | 2.10.1 | SNMPプラグイン(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 2.10.1 | 613-002983 Rev.J |
※制限事項等は「AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)リリースノート」をご参照ください | |||
AMF Security | 2.6.0 | AMF Security(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 2.6.0 | 613-003022 Rev.F |
AMF Security(AT-VST-VRT版)リリースノート | 613-003023 Rev.F | ||
AMF Cloud | 5.5.3-2.1 | AMF Plus Cloud/AMF Cloud(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 5.5.3 | 613-002974 Rev.K |
AMF Plus Cloud/AMF Cloud(AT-VST-VRT版)リリースノート | 613-002973 Rev.K |
構成 | AT-VST-VRT上で動作 | 他の装置で動作 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
Vista Manager | Wireless Controller | SNMP Plug-in | AMF Security | AMF Cloud | AMFマスター | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 (AMFコントローラー) | 〇 (5.5.3-2.1) |
※ AT-VST-VRT上で動作する各アプリケーションのバージョンは、前記「AT-VST-VRT バージョン 3.9.1 がサポートするアプリケーション」に記載しているバージョンです。
パッケージバージョン 3.9.1(AT-VST-VRT ファームウェアバージョン 3.9.1)へのバージョンアップは、パッケージバージョン 3.5.1(AT-VST-VRT ファームウェアバージョン 3.5.1)以降からのみ可能です。
詳しくは、「AT-VST-VRT リファレンスマニュアル 3.9.1」の「付録 / AT-VST-VRTのバージョンアップ」をご参照ください。
なお、各アプリケーションのバージョンアップについての制限事項は、「AT-VST-VRT リファレンスマニュアル 3.9.1」に加え、該当アプリケーションのマニュアル、リリースノートにも掲載されておりますので、あわせてご参照ください。
サポートするアプリケーションに関して、下記の変更が行われました。
各アプリケーションの使用方法、旧バージョンからの変更点や現バージョンでの制限事項については、「対応アプリケーションバージョンとドキュメント」記載のマニュアル、リリースノートをご参照ください。
「監視」画面でストレージの使用状況(読み書き)を確認できるようになりました。
パッケージバージョン 3.8.1 から 3.9.1 へのバージョンアップにおいて、以下の項目が修正されました。
AT-VST-VRT ファームウェアバージョン 3.9.1には、以下の制限事項があります。
アプリケーションの有効化やバージョン更新をする際はファイル管理画面で不要なファイルを削除し、フラッシュメモリー使用量の空きがあることを確認してから行ってください。
ファイル管理画面のフラッシュメモリー使用量の空きが少ない場合、アプリケーションの有効化やバージョン更新をする際にアプリケーションの状態が「エラー」になるときがあります。
一度「エラー」の状態になったアプリケーションは使用できないため、いったん削除する必要がありますが、「削除」ボタンでは完全に削除できないため、以下の手順で削除してください。
大量のデータ受信で仮想マシンが一時的にビジー状態になると下記のようなログが出力されることがありますが、ログのみの問題で動作に影響ありません。
kern err kernel e1000 0000:00:03.0 eth0: Reset adapter kern warning kernel ------------[ cut here ]------------ kern warning kernel WARNING: CPU: 0 PID: 0 at net/sched/sch_generic.c:468 dev_watchdog+0x247/0x250 ...
AT-VST-VRTを2バージョン以上前からアップデートした場合、設定画面にログイン後、「デプロイ済みアプリケーション一覧」の各アプリケーションのイメージ欄に警告メッセージと「鍵に斜線のアイコン」(.appファイルの署名が確認できないことを示す)が表示されます。
アプリケーションをアップデートすると表示は消えますが、Trap Receiver アプリケーションなど以前のパッケージとバージョンが変わらない場合は、旧パッケージのアプリケーションと判定されてしまい「鍵に斜線のアイコン」が表示されたままになることがあります。
この状態でもアプリケーションの動作には影響しません。
表示を消すためにはアプリケーションを削除、再作成してください。
「インターフェース管理」画面でインターフェースを作成したとき、「ログ」画面に下記のようなerrレベルのログメッセージが出力されますが、動作には影響しません。
/etc/systemd/network/eth4.4.network:4: Not a valid MAC address, ignoring assignment:
※ bond1がbr1に所属している場合
AT-VST-VRT、および、各アプリケーションのリファレンスマニュアルに記載されていない機能、コマンドはサポート対象外です。
最新マニュアルの入手先については、「対応アプリケーションバージョンとドキュメント」をご覧ください。