tunnel dscp

モード: インターフェースモード
カテゴリー: VPN / トンネルインターフェース


(config-if)# tunnel dscp <0-63>

(config-if)# no tunnel dscp


対象トンネルインターフェースから送信するデリバリー(外側)パケットのヘッダーにセットするDSCP値を指定する。
no形式で実行した場合はDSCP値を未設定に戻す。
トンネルインターフェース作成直後は未設定。

本コマンド未設定時は、ペイロード(内側)パケットのDSCP値をデリバリーヘッダーにコピーする。


パラメーター

<0-63> デリバリーヘッダーのDSCP(DiffServ Code Point)フィールド値


使用例

■ トンネルインターフェースtunne0において、デリバリーヘッダーにDSCP値10をセットするよう設定する。

awplus(config)# interface tunnel0
awplus(config-if)# tunnel dscp 10


■ トンネルインターフェースtunnel0において、デリバリーヘッダーのDSCP値を未設定に戻す。この場合、ペイロードヘッダーのDSCP値がデリバリーヘッダーにコピーされる。

awplus(config)# interface tunnel0
awplus(config-if)# no tunnel dscp


注意・補足事項

■ 本コマンドはGREトンネルインターフェースでのみ有効。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- tunnel dscp(インターフェースモード)


関連コマンド

show interface(非特権EXECモード)
tunnel mode gre(インターフェースモード)



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