[index] AT-AR2050V/AT-AR3050S/AT-AR4050S コマンドリファレンス 5.4.6
モード: OSPFモード
カテゴリー: IPルーティング / 経路制御（OSPF）
(config-router)# summary-address A.B.C.D/M [not-advertise|tag <0-4294967295>]
(config-router)# no summary-address A.B.C.D/M [not-advertise|tag]
（ASBRでのみ有効）AS外部経路（タイプ5/7LSA）の集約設定（集約経路エントリー）を追加する。
no形式でオプションを指定しなかった場合は、集約設定を削除する。
no形式でオプションを指定した場合は、指定したオプションをオフにする。
集約経路エントリーは、指定したネットワークの範囲におさまる、より具体的な外部経路を1つにまとめるもの。たとえば、集約経路エントリー「192.168.0.0/19」（192.168.0.0〜192.168.31.255）を作成すると、この範囲におさまるAS外部経路「192.168.10.0/24」「192.168.20.0/24」「192.168.30.0/24」は、1つのAS外部LSA「192.168.0.0/19」に集約された上でAS内に通知される（広告しない設定も可能）。
A.B.C.D/M |
集約後のネットワークアドレス（プレフィックス）。A.B.C.D/Mに包含される個々の外部経路は1つの経路A.B.C.D/Mに集約される | ||||
not-advertise |
集約経路をAS外部LSAでAS内に通知したくない場合に指定する。本オプションを指定した場合、A.B.C.D/Mに包含される個々の外部経路はAS内に通知されなくなる。no形式で本オプションを指定した場合は、該当集約設定のnot-advertiseオプションが解除されるだけで、該当集約設定は削除されない | ||||
tag <0-4294967295> |
集約経路のAS外部LSAにセットする外部経路タグ。省略時は0。no形式のときは単にtagと指定すればよい | ||||
■ ASBRにおいて、10.0.0.0〜10.255.255.255の範囲に含まれる個々の外部経路を10.0.0.0/8に集約してからAS内に通知するよう設定する。
awplus(config-router)# summary-address 10.0.0.0/8 ↓ |
awplus(config-router)# summary-address 172.17.0.0/16 not-advertise ↓ |
router ospf (グローバルコンフィグモード)
|
+- summary-address（OSPFモード）
area range（OSPFモード）
show ip ospf database external（非特権EXECモード）
show ip ospf route（非特権EXECモード）
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