[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:L2TP / LNS
ADD L2TP IP=ipadd[-ipadd] PPPTEMPLATE=template [NUMBER={ON|OFF|STARTUP}] [PRE13={ON|OFF}] [PROXYAUTH={OFF|ON}]
ipadd: IPアドレス
template: PPPテンプレート番号(0〜31)
LNSにおいて、LACからの着呼時に起動するPPPテンプレートを指定する。
パラメーター |
IP: LACのIPアドレス。ハイフン区切りで範囲指定が可能。ここで指定したアドレスからL2TP経由での着呼があった場合、PPPTEMPLATEパラメーターで指定したPPPテンプレートを用いて、確立されたコールセッション(L2TP仮想呼)上にダイナミックPPPインターフェースを作成する。
PPPTEMPLATE: LACからの接続に応じて作成するダイナミックPPPインターフェースのテンプレート。CREATE PPP TEMPLATEコマンドで作成したもの。
NUMBER: L2TPデータメッセージでシーケンス番号(Ns)を使用するか。ONのときは常に使用、OFFのときはリモート側から要求されたときだけ使用する。STARTUPを指定した場合で、ルーターがLNSとして動作している場合は、PPPネゴシエーション時にのみシーケンス番号を使用する。
PRE13: pre-Internet Draft 13にしたがって実装されたL2TP機器との互換性を確保するかどうか。
PROXYAUTH: ルーターがLNSとして動作している際、LACが認証情報を提供してきた場合に、PPPの代理認証を行うかどうか。ONに設定した場合、代理認証を行う。デフォルトはON。
例 |
■ LAC(200.100.10.100)からL2TP経由での着呼があった場合、PPPテンプレート「0」を使ってダイナミックPPPインターフェースを作成する。
ADD L2TP IP=200.100.10.100 PPPTEMPLATE=0
■ 任意のLACから接続を受けた場合、PPPテンプレート「0」を使ってダイナミックPPPインターフェースを作成する。相手ルーターのアドレスが不定な場合の例。
ADD L2TP IP=0.0.0.0-255.255.255.255 PPPTEMPLATE=0
関連コマンド |
CREATE PPP TEMPLATE
DELETE L2TP IP
SHOW L2TP IP
参考 |
RFC2661, Layer Two Tunnelling Protocol "L2TP"
(C) 2010-2014 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-001314 Rev.G