[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9

ADD WANLB RESOURCE

カテゴリー:WANロードバランス / 一般コマンド


ADD WANLB RESOURCE=interface [HEALTHCHECKSIPADDRESS=ipadd] [WEIGHT={0..10000000|AUTOMATIC|PERFECTAUTOMATIC}]

interface: IPインターフェース名(ethX、pppX)
ipadd: IPアドレス


指定したIPインターフェースを、WANロードバランス機能による負荷分散の対象にする。



パラメーター

RESOURCE: WAN側IPインターフェース。指定できるのは、Ethernetインターフェース(ethX)とPPPインターフェース(pppX)のみ。

HEALTHCHECKSIPADDRESS: ヘルスチェック機能の送信元ホストのIPアドレスを指定する。省略すると、インターフェースのIPアドレスが使用される。

WEIGHT: インターフェースの優先度(重み付け値)。Weighted Lotteryモードでは、本パラメーターの値が相対的に大きいインターフェースほど送信に使用される可能性が高くなる(各インターフェースの WEIGHT値の比率でトラフィックが分散される)。また、Weighted least connectモードでは本パラメータに1000以上で、かつできるだけ大きい値(特に想定される実際のセッション数以上)を設定することが望ましい。なお、WEIGHT=0は負荷分散にそのインターフェースを使わないの意味だが、負荷分散の対象でないパケットの送信には使用される。また、他のインターフェースがリンクダウンした場合はWEIGHT=0のインターフェースも使用される。一方、 Round Robinモードでは本パラメーターは意味を持たない。AUTOMATICを指定すると、ポートリンク速度に応じて優先度を自動設定する。PERFECTAUTOMATICを指定すると、速度の実測値に応じて優先度を自動設定する。省略時は10000。



10M xDSL回線上の「ppp0」と100M FTTH回線上の「ppp1」を負荷分散の対象にする。ここでは、Weighted Lotteryモードを使うことを前提に、優先度をppp0 = 10、ppp1 = 100とする。
ADD WANLB RESOURCE=ppp0 WEIGHT=10
ADD WANLB RESOURCE=ppp1 WEIGHT=100



関連コマンド

DELETE WANLB RESOURCE
SET WANLB
SET WANLB RESOURCE
SHOW WANLB RESOURCE




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