[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9

ENABLE Q931 DEBUG

カテゴリー:ISDN / Q.931


ENABLE Q931=interface DEBUG={MDECODE|MRAW|SDLC|SINTERFACE|SSPID|SSPIDFILE|STATE|TRACE}

interface: BRI、PRIインターフェース名(bri0、pri0など)またはスロット型インターフェース番号(0、1、2...)


Q.931インターフェースのデバッグオプションを有効にする。



パラメーター

Q931: BRIまたはPRIインターフェース名

DEBUG: 有効にするデバッグオプション



表 1:Q.931デバッグオプション
MDECODE Q.931メッセージをデコードして表示する。メッセージヘッダーとメッセージに含まれる情報要素(IE)の種別を表示する。各IEの内容は16進数ダンプで表示されるが、IEによっては詳細なデコードが行われるものもある。デバッグオプションMRAWが有効になっていた場合、MRAWオプションは無効となり、つねにデコード表示が行われるようになる
MRAW Q.931メッセージを16進数ダンプで表示する
SDLC DLCの状態遷移を表示する
SINTERFACE インターフェースの状態遷移を表示する
SSPID SPIDの状態遷移を表示する
SSPIDFILE SPIDファイルの状態遷移を表示する
STATE 呼の状態遷移を表示する
TRACE Q.931モジュールのサブルーチン呼び出し情報を表示する。本デバッグオプションは特定のインターフェースに依存しないため、すべてのQ931パラメーターで有効になる



備考・注意事項

本コマンドは、トラブルシューティング時など、内部情報の確認が必要な場合を想定したものですので、ご使用に際しては弊社技術担当にご相談ください。



関連コマンド

DISABLE ISDN LOG
DISABLE Q931 DEBUG
ENABLE ISDN LOG
SET ISDN LOG
SHOW ISDN LOG




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