[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:IP / 一般コマンド
PING [[IPADDRESS=]{ipadd|hostname}] [DELAY=seconds] [LENGTH=0..1500] [NUMBER={count|CONTINUOUS}] [PATTERN=value] [SIPADDRESS=ipadd] [SCREENOUTPUT={YES|NO}] [TIMEOUT=1..60] [TOS=0..255]
ipadd: IPアドレス(IPv4またはIPv6)
hostname: ホスト名
seconds: 時間(0〜4294967295秒)
count: 個数(1〜4294967295)
value: バイト列(16進数。最大4バイト)
指定アドレスに対してPINGを実行する。
未指定のパラメーターについては、SET PINGコマンドで設定したデフォルト値が用いられる。
パラメーター |
IPADDRESS: 宛先IPアドレス(IPv4、IPv6)。ホストテーブルに登録されているホスト名も使用可能。また、ADD IP DNSコマンドでDNSサーバーのアドレスを設定している場合はDNSに登録されているホスト名(ドメイン名)も使用可能。
DELAY: PINGパケットの送信間隔。デフォルトは1秒。
LENGTH: PINGパケットのデータ部分の長さ。
NUMBER: PINGパケットの送信個数。CONTINUOUSを指定した場合は、STOP PINGコマンドで停止させられるまでパケットの送信を続ける。
PATTERN: PINGパケットのデータ部分に埋め込む4バイトのバイナリーパターンを16進数で指定する(例:686f6765)。
SIPADDRESS: PINGパケットの始点IPアドレス(IPv4、IPv6)。省略時は送出インターフェースのIPアドレスが使われる。IPv6のリンクローカルアドレスは指定できない。
SCREENOUTPUT: 結果を端末画面に表示するかどうか。
TIMEOUT: 応答待ち時間を指定する。
TOS: 宛先アドレスがIP(IPv4)の場合、TOSオクテットの値を指定する。また、IPv6の場合はTraffic Classフィールドの値を指定する。有効範囲は0〜255。
入力・出力・画面例 |
|
例 |
■ IPノードに対するPING
PING 192.168.10.23
■ IPv6ノードに対するPING
PING 3ffe:b80:3c:10:290:99ff:fe42:f2
■ IPv6ノード(リンクローカルアドレスで指定)に対するPING
PING fe80::290:99ff:fe42:f2%vlan1
関連コマンド |
ADD IP DNS
ADD IP HOST
ADD IPV6 HOST
SET PING
SHOW PING
STOP PING
参考 |
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
RFC2460, Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification
RFC2463, Internet Control Message Protocol (ICMPv6) for the Internet Protocol Version 6 (IPv6) Specification
(C) 2010-2014 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-001314 Rev.G