[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9

SET LAPD

カテゴリー:ISDN / LAPD


SET LAPD=interface DEBUG={OFF|STATE|PACKET}

SET LAPD=interface MODE={AUTOMATIC|NONAUTOMATIC}

SET LAPD=interface SAP=sap K=count

SET LAPD=interface SAP=sap {N200|N201|N202}=time...

SET LAPD=interface SAP=sap {T200|T201|T202|T203}=time...

SET LAPD=interface {ATTACH=sap|CONNECT=sap|DATA=sap CES=ces|ESTABLISH=sap CES=ces|MDATA=sap CES=ces|MUNIT=sap CES=ces|RELEASE=sap CES=ces|UNIT=sap CES=ces}

interface: スロット型インターフェース番号(0、1、2...)
sap: SAPI値(サービスアクセスポイント識別子)
count: 個数
time: タイマー値(0.1秒単位)
ces: CES値(コネクションエンドポイントサフィックス)


LAPDインターフェースの設定を変更する。

使用するパラメーターによって多用な設定が可能。以下におもなものを挙げる。ただし、通常運用では、本コマンドで設定を変更する必要はない。

・デバッグモードの変更
・TEI値(端末終端点識別子)割り当てモード(自動、非自動)の変更
・各種タイマー値の設定



パラメーター

LAPD: LAPDインターフェース番号。スロット型インターフェース番号(ISDNモードのBRI、PRIインターフェースに対して0から順に割り当てられる番号)で指定する。

DEBUG: デバッグモード。OFFはデバッグメッセージを表示しない。STATEはLAPDインターフェースの状態遷移発生時にデバッグメッセージを表示する。PACKETはLAPDインターフェースで受信したすべてのパケットをデコードして表示する。

MODE: TEI値(端末終端点識別子)割り当てモード。AUTOMATIC(自動割り当て)、NOAUTOMATIC(非自動割り当て)から選択する。デフォルトはAUTOMATIC

SAP: 設定を変更するSAPのSAPI値(サービスアクセスポイント識別子)

K: LAPDのシステムパラメーターk(確認待ちIフレームの最大数)。

N200: LAPDのシステムパラメーターN200(LAPDフレームの最大再送回数)。デフォルトは3。

N201: LAPDのシステムパラメーターN201(LAPDフレームの情報フィールドに格納される最大オクテット数)。デフォルトは260。

N202: LAPDのシステムパラメーターN202(ID要求メッセージの最大送信回数)。デフォルトは3。

T200: LAPDのシステムパラメーターT200(Iフレームの再送間隔)。0.1秒単位で指定する。デフォルトは10(1秒)。

T201: LAPDのシステムパラメーターT201(IDチェック要求メッセージの最小再送間隔)。0.1秒単位で指定する。デフォルトは10(1秒)。

T202: LAPDのシステムパラメーターT202(ID要求メッセージの最小再送間隔)。0.1秒単位で指定する。デフォルトは20(2秒)。

T203: LAPDのシステムパラメーターT203(フレームがやりとりされない最大時間)。0.1秒単位で指定する。デフォルトは100(10秒)。

ATTACH: LAPDインターフェースに追加するSAPのSAPI値を指定する。

CONNECT: SAPに追加するDLCを追加する。

DATA: Iフレームを1個送信する。

CES: SAP上のDLCを識別する値。

ESTABLISH: ATTACH コマンドで返ってきたces値を使ってDLCを確立する

MDATA: Iフレームを16個送信する。

MUNIT: UIフレームを16個送信する。

RELEASE: DLCを解放する。

UNIT: UIフレームを1個送信する。



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SHOW LAPD




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