平成15年(2003年)9月11日(木)以降、NTT東日本のフレッツ・スクウェアにてIPアドレスの変更が発生します。
(詳細については、NTT東日本ホームページ内の「フレッツ・スクウェア接続方法」のページをご参照ください)
弊社ARシリーズを利用してフレッツ・スクウェアに接続しているお客様は、これにともない設定変更などが必要となる場合がございますので、下記をご一読ください。
目次 |
AR300/AR400/AR700シリーズ |
■ コマンドリファレンス設定例集 #134を応用して、インターネットとフレッツ・スクウェアの同時接続を設定されているお客様は、IPルートの設定を下記のように変更する必要がございます。
変更前(例)
ADD IP ROUTE=0.0.0.0 INT=ppp0 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=172.26.0.0 MASK=255.255.0.0 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 |
変更後
ADD IP ROUTE=0.0.0.0 INT=ppp0 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=172.25.0.0 MASK=255.255.0.0 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=172.26.0.0 MASK=255.255.0.0 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=172.27.0.0 MASK=255.255.0.0 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=220.210.194.0 MASK=255.255.255.128 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=220.210.195.0 MASK=255.255.255.192 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=220.210.195.64 MASK=255.255.255.224 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=220.210.196.0 MASK=255.255.255.0 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=220.210.197.0 MASK=255.255.255.192 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=220.210.197.64 MASK=255.255.255.224 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=220.210.197.96 MASK=255.255.255.224 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=220.210.198.0 MASK=255.255.255.192 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 ADD IP ROUTE=220.210.199.0 MASK=255.255.255.224 INT=ppp1 NEXTHOP=0.0.0.0 |
Note - 上記アドレスについては、平成15年9月5日時点で、NTT東日本のホームページにて公開されているものを記述しております。
最新の情報については、NTT東日本のホームページをご確認ください。
次に、設定変更の手順の一例を示します。詳しくは製品付属の取扱説明書などをご参照ください。
現在使用している設定ファイルの名前を確認します。
Manager > show config Boot configuration file: your.cfg (exists) Current configuration: your.cfg |
テキストエディターを起動し、設定ファイルを編集します。IPルートの設定を前記のように書き換えて、ファイルを保存してください(保存して終了はCtrl/K, Ctrl/X)。
Manager > edit your.cfg |
ISP、および、フレッツ・スクウェアとの接続をいったん切断します(PPPoEの接続が確立されている状態でルーターを再起動すると、網側の仕様により、再起動後、数分間接続ができなくなる場合があります)。
Manager > disable ppp=0 Info (1003003): Operation successful. Manager > disable ppp=1 Info (1003003): Operation successful. |
Note - PPP側(WAN側)からルーターにログインしている場合は、上記コマンドを実行しないでください。必ず、コンソールターミナルからログインするか、Ethernet側(LAN側)からログインした状態で実行してください。
ルーターを再起動し、設定ファイルを再読み込みさせます。
Manager > restart router INFO: Executing configuration script <your.cfg> INFO: Router startup complete login: |
■ フレッツ・スクウェアで利用するDNSサーバーのアドレスを固定的に設定しているお客様は、下記のように設定変更する必要がございます。
(設定例集134のように、DNSサーバーのアドレスを自動取得する設定をしているお客様は下記変更は必要ございません)
変更前
ADD IP DNS DOMAIN=flets PRIMARY=172.26.35.171 SECONDARY=172.26.35.172 |
変更後
ADD IP DNS DOMAIN=flets PRIMARY=220.210.194.67 SECONDARY=220.210.194.68 |
Note - DNSサーバーのアドレスについては、平成15年9月5日時点で、NTT東日本のホームページにて公開されているものを記述しております。
最新の情報については、NTT東日本のホームページをご確認ください。
AR200シリーズ |
■ 設定変更は必要ございません。
ただし、フレッツ・スクウェアにおけるDNSサーバーアドレスの変更をただちに反映させるためにはルーターを再起動してください。
網の仕様により、再起動後、数分間接続ができなくなる場合がございますが、再起動直前に下記手順を実行することにより、本事象を回避できます。
メニューフレームから「詳細設定」「WAN側の設定」をクリックしてください。PPPoEページが表示されます。
状態をクリックしてください。PPPoE管理ページが表示されます。
切断をクリックしてください。
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