ACC CONGO コマンドリファレンス追加情報 (Call Back Command)
Set dial port callback status
- 機能
- このコマンドは、接続時における課金をどちらか(または複数ある CONGO の任意のひとつ)に集中させることができます。コールバックを設定する CONGO は、対向に接続された片方の CONGO になり、該当番号からの着信時に限り確立されたコネクションを切断し、改めてその番号への発呼を行ないます。
このコマンドの動作の確認は、のコンソールに表示される状態遷移により確認することができます。
- 書式
- set dial port callback status dial_port_id [disable | enable]
- 引数
- パラメータ及びオプションの定義を次に示します。
- dial_port_id は、指定の物理ポートへの仮想インターフェースチャネルを表します。この値の範囲は D1 〜 D10 です。この数字の前には必ず D がつきます。1桁の数字の前の 0 を省略することができます。
- call は、指定されたダイアルポートでのダイアル操作を開始するよう、CONGO に要求します。
- callback は、着信した相手先がコールバックを必要とする電話番号先ということが分かり次第、着信したコネクションをいったん切断し、改めて該当の電話番号に発信するよう動作します。
- 使用例
- set dial port callback status d1 enable
ダイアルポート D1 に設定した電話番号からの着信時には、その番号に対しコールバックを行なうよう CONGO に指示します。
- 注意
- コールバックの設定は、どちらか片方の CONGO に設定します。誤って対向接続されている CONGO に共に設定を行なった場合には、双方の CONGO が WAN 回線への発呼と切断を繰り返し通信することができなくなりますので、ご注意ください。
- 参考
- 本ページは、コマンドリファレンスマニュアル「第1章 コマンドの使い方」の表記ルールに準じていますので、そちらをご参照ください。