設定画面へのアクセス / 設定の開始
AMF Security miniを使用するための準備
AMF Security miniを使用するには、お使いのAlliedWare Plus機器のWeb GUIで、AMF Security miniアプリケーションインスタンスの初期設定(イメージ選択、IPアドレス設定など)が必要です。設定方法については、弊社ホームページに掲載されている「コマンドリファレンス」の「Web GUI」/「Vista Manager mini - AMF Security mini」をご参照ください。
AMF Security miniクライアント要件
AMF Security miniに対する設定は、WebブラウザーからGUI(Graphical User Interface)にアクセスして行います。
AMF Security miniは、下記のWebブラウザーでご使用ください。
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
リリース済みの最新のバージョンをご利用ください。
設定画面へのログイン
AMF Security miniの設定画面にログインするには、次の手順に従ってください。
- Webブラウザーを起動し、AMF Security miniに設定されたIPアドレスを入力します。
(ここでは 192.168.1.10 と仮定しています)
https://192.168.1.10
WebブラウザーとAMF Security miniとの間の通信は、HTTPSで行われます。
- AMF Security ログイン画面が表示されますので、「アカウント名」と「パスワード」を入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
入力したパスワードは、「●」で表示されます。
初期設定の「アカウント名」は「manager」、「パスワード」は「friend」です。

セキュリティーの警告画面が表示された場合は、画面の指示に従ってサイトの閲覧を続行してください。
なお、信頼できる認証局が発行したSSLサーバー証明書を取得している場合は、ログイン後、「システム設定」/「ネットワーク設定」画面または「AMF」/「AMF アプリケーションプロキシー 設定」画面の「SSL証明書」で、AMF Security miniにSSLサーバー証明書を登録することができます。
- AMF Security miniのログインに成功すると、「デバイス」/「接続中 デバイス一覧」画面が表示されます。

各画面で何も操作しない状態が10分続くと自動的にログアウトされ、設定画面に操作を加えようとするとログイン画面が表示されます。
AMF Security ログイン画面で「ログイン情報を保持する。」にチェックを入れると、ログインした状態を保持します。
タイムゾーンの設定
AMF Security miniは、お使いのAlliedWare Plus機器のシステム時刻を取得して使用しますが、タイムゾーン(時間帯)の設定を取得することはできません。そのため、例えば日本時間(JST: 協定世界時(UTC)より9時間早い)で使用するには、次の手順で設定してください。
タイムゾーンの設定を変更するとAMF Security miniが再起動しますが、その後にAMF Securityログの時刻にタイムゾーンの設定を反映するためにAW+のWeb GUI / Vista Manager mini - AMF Security mini画面で、AMF Security miniインスタンスの再起動(停止と起動)が必要です。操作方法は、弊社ホームページに掲載されているAW+のコマンドリファレンスをご参照ください。
なお、以後タイムゾーンの設定は保持されます。
- 「システム設定」メニューをクリックし、「時刻設定」サブメニューをクリックします。

- 「システム設定」/「時刻設定」画面が表示されますので、タイムゾーン項目の「編集」ボタンをクリックします。

- 「タイムゾーン選択」ダイアログが表示されますので、ドロップダウンリストから「Asia/Tokyo」を選択して、「登録」ボタンをクリックします。

- メッセージが表示された後、AMF Security miniが再起動し、再度AMF Security ログイン画面が表示されます。
ログイン後、「システム設定」/「時刻設定」画面が表示されます。

- AMF Securityログの時刻にタイムゾーンの設定を反映するために、AW+のWeb GUI / Vista Manager mini - AMF Security mini画面でAMF Security miniインスタンスの再起動(停止と起動)を行います。
AMF Security miniインスタンスの操作方法は、弊社ホームページに掲載されているAW+のコマンドリファレンスをご参照ください。
タイムゾーンの設定は以上です。
ライセンスのインストール
AMF Security miniを利用するには、ライセンスをインストールする必要があります。
AMF Security miniを動作させるために必ず登録する必要があります。
AMF Security miniを新規でインストールした際や、以下の場合にはライセンスの新規発行・再発行が必要になりますので、本バージョンのAMF Security miniの「システム設定」/「システム情報」画面に表示されるシリアル番号を控えて弊社窓口までお問い合わせください。
- AMF Security mini 2.2.x以前のバージョンから本バージョンにバージョン更新(バージョンアップ後)
- AlliedWare Plus機器上でAMF Security miniアプリケーションを削除し、再度AMF Security miniアプリケーションをインストール
- 別の筐体のAlliedWare Plus機器にAMF Security miniアプリケーションをリストア(移行)
ライセンスをインストールするには、次の手順に従ってください。
- 「システム設定」/「時刻設定」画面で、現在日時とタイムゾーンが正しいことを確認します。
- 設定画面の上部に表示されるメッセージ中の「ライセンスページ」をクリックします。

- 「システム設定」/「ライセンス」画面が表示されますので、「追加」ボタンをクリックします。

- 「ライセンス インストール」ダイアログが表示されます。「ファイルを選択」ボタンをクリックしてライセンスファイルを選択し、「登録」ボタンをクリックします。

- 「OK」ボタンをクリックします。

- 「システム設定」/「ライセンス」画面に、登録したライセンスの「名称」、「有効期限」などが表示されれば、インストールは成功です(下記は例です)。

有効期限の開始日時前のライセンスは「状況」に「契約期間前」と表示されます。
インストールしたライセンスが期限内で「状況」が「有効」にならない場合には、「更新」ボタンをクリックしてください。
ライセンスのインストールは以上です。AMF Security miniを利用することができるようになります。
ライセンスの表示
「システム設定」/「ライセンス」画面のライセンスの表示例を示します。
本画面ではライセンスの「名称」「有効期限」「状況」が確認できます。
「最大 OpenFlow スイッチ同時接続数」と「スイッチ数」に表示されている数は本バージョンでは対象外の表示です。AMFアプリケーションプロキシー機能で管理するAMFノードの台数は、AMF/AMF Plusマスターライセンスの管理可能数に依存します。

上記で表示されている内容は説明のためのサンプルのため、実際のライセンスとは異なる可能性があります。
ライセンスの有効期間
本製品のライセンスには有効期間があります。
本バージョンでインストールしたライセンスの期限日から28日前、21日前、14日前、7日前、1日前に、期限の警告メッセージがログに表示されます。
「システム設定」/「メール通知設定」画面で以下の設定を行うことで、期限の警告メッセージをメールで送信することができます。
・「メール通知を有効にします。」チェックボックスにチェックを入れる
・SMTPサーバー設定
ライセンスの期限が切れた後は、AMFアプリケーションプロキシー機能が無効になり、設定画面の上部にメッセージが表示されます。
また「システム設定」/「ライセンス」画面でライセンスは表示されなくなります。
ライセンスを再インストールすると、自動的に機能が有効になります。
なお、更新用ライセンスをインストールした場合でも、現在有効になっているライセンスの期限の警告メッセージは表示されます。
メール通知設定の設定が行われている場合にはメールも送信されます。
更新用ライセンスのインストール
ライセンス終了日時より前に更新用ライセンスをインストールすると、今までのライセンスと更新用ライセンスが「システム設定」/「ライセンス」画面に表示されます。
有効期限の開始日になっていないライセンスは「状況」に「契約期間前」と表示されます。

有効期限の表示は説明のためのサンプルです。また、名称なども実際のライセンスとは異なる可能性があります。
上記のように有効期限が継続している場合にはAMFアプリケーションプロキシーの機能は停止されることなく継続して使用できます。
ライセンスの有効期限チェック
ライセンスの有効期限チェックは、AMF Security miniのシステム時刻00:00:00~00:05:59に行われます。
インストール済みのライセンスが期限内で有効にならない場合には、「システム設定」/「ライセンス」画面で「更新」ボタンをクリックしてください。
ライセンスの再発行
発行したライセンスはAMF Security miniのシリアル番号と紐付けされています。
以下の場合では、AMF Security miniのシリアル番号が変更になるため発行済みのライセンスは使用できなくなり再発行が必要になりますので、「システム設定」/「システム情報」画面に表示されるシリアル番号を控えて弊社窓口までお問い合わせください。
- AMF Security miniソフトウェアバージョン 2.2.x以前から本バージョンに更新してライセンスを適用後、AlliedWare Plus機器のWeb GUI上で本バージョンのAMF Security miniを削除・再インストール
- AlliedWare Plus機器のWeb GUI上でAMF Security miniアプリケーションを削除し、再度AMF Security miniアプリケーションをインストール
- 別の筐体のAlliedWare Plus機器にAMF Security miniアプリケーションをリストア(移行)