クイックツアー / AMF Securityのバージョンアップ
AMF Securityのバージョンアップ方法を説明します。
本バージョンへのバージョンアップは、AT-SESC 1.8.xから、または本バージョンよりも前のAMF Security 2.x.xからのみサポートしています
AT-SESC 1.7.x以前をお使いで、本バージョンにバージョンアップする場合は、まずAT-SESC 1.8.xにバージョンアップしてから行ってください。
なお、いずれの場合もバージョンアップの作業を行う前に「データベースログ削除ツール」を実行する必要があります。データベースログ削除ツールについては、クイックツアー「AMF Securityのバージョンアップ」/「データベースログ削除ツールの準備」をご参照ください。
また、本バージョンで利用可能なライセンスについては、リリースノートの「利用期限なしのライセンスについての注意」をご参照ください。
AMF Security 2.2.2以降から本バージョンにバージョンアップする場合は、「データベースログ削除ツール」の実行は不要です(「データベースログ削除ツール」を実行しても問題はありません)。
データベースログ削除ツールの準備
バージョンアップの作業を行う前に、データベースのログを削除するために「データベースログ削除ツール」を実行する必要があります。弊社ホームページから「データベースログ削除ツール」をダウンロードしてください。
「データベースログ削除ツール」についての詳細は、ダウンロードした圧縮ファイルを解凍後に作成されるReadmeファイルをお読みください。
データベースログ削除ツールのReadmeファイルには、作業前のAT-SESC/AMF Securityの状態(認証データベースの同期の使用有無や、同期使用時の同期の状態)に応じた手順が記載されています。記載のご参照先は、以降の各手順に記載しています。
AT-SESC 1.7.x以前から本バージョンへのバージョンアップ
AT-SESC 1.7.x以前をお使いの場合は、以下の順でバージョンアップを行います。
データベースログ削除ツールの実行 → AT-SESC 1.8.xにバージョンアップ → 本バージョンにバージョンアップ
なお、AT-SESCを冗長化して認証データベースの同期を使用している場合と、使用していない場合で手順が異なります。
本手順ではAT-SESC 1.7.0からのバージョンアップを想定します。
また、AT-SESC 1.8.xはAT-SESC 1.8.0とします。
認証データベースの同期を使用していない場合
- 「データベースログ削除ツール」でデータベースのログを削除します。
データベースログ削除ツールのReadmeファイルの「①認証データベースの同期が「未使用」の場合」の手順で、データベースのログを削除してください。
- データベースのログの削除が完了したらバージョン 1.8.0へバージョンアップを行います。
AT-SESCの「システム設定」 / 「システム情報」画面の「ソフトウェア バージョンアップ」の「ファイルを選択」ボタンをクリックし、バージョン 1.8.0のファイルを選択後に「更新」→「OK」ボタンをクリックします。
ファームウェアのバージョンアップが完了して再起動が行われるまでに、10分~20分ほど掛かります。
- 本バージョンへバージョンアップを行います。再度AT-SESCにログインし、「システム設定」 / 「システム情報」画面の「ソフトウェア バージョンアップ」の「ファイルを選択」ボタンをクリックし、本バージョンのファイルを選択後に「更新」→「OK」ボタンをクリックします。
ファームウェアのバージョンアップが完了して再起動が行われるまでに、10分~20分ほど掛かります。
本バージョンへのバージョンアップは以上です。
認証データベースの同期を使用している場合
認証データベースの同期の状態が「同期中」と「切断中」の場合で、データベースのログを削除する手順が異なります。認証データベースの同期の状態は、AT-SESCにログインすると画面右上のホスト名に続いて表示されます。
認証データベースの同期の状態による各手順は、「データベースログ削除ツール」のReadmeファイルに記載がありますのでご参照ください。
- 2台のAT-SESCの画面右上に「同期中」と表示されている場合:「②認証データベースの同期が「同期中」の場合」
- 2台のAT-SESCのどちらかの画面右上に「切断中」と表示されている場合:「③認証データベースの同期が「切断中」の場合」
- 「データベースログ削除ツール」でデータベースのログを削除します。
認証データベースの同期の状態に従って、「データベースログ削除ツール」のReadmeファイルの手順をご参照ください。
上記の手順中で取得した認証データは、手順9で使用します。
- データベースのログの削除が完了したら認証データベースの同期を無効にします。
プライマリとして稼働中のAT-SESCの「システム設定」 / 「ネットワーク設定」画面を表示します。
- 「認証データベースの同期を有効にします。」チェックボックスのチェックを外して「登録」→「OK」ボタンをクリックします。
- もう1台のセカンダリとして稼働していたAT-SESCの「システム設定」 / 「ネットワーク設定」画面を表示します。
- 「認証データベースの同期を有効にします。」チェックボックスのチェックを外して「登録」→「OK」ボタンをクリックします。
- バージョン 1.8.0へバージョンアップを行います。
再度それぞれのAT-SESCにログインし、「システム設定」 / 「システム情報」画面の「ソフトウェア バージョンアップ」の「ファイルを選択」ボタンをクリックし、バージョン 1.8.0のファイルを選択後に「更新」→「OK」ボタンをクリックします。
ファームウェアのバージョンアップが完了して再起動が行われるまでに、10分~20分ほど掛かります。
- 本バージョンへバージョンアップを行います。
再度それぞれのAT-SESCにログインし、「システム設定」 / 「システム情報」画面の「ソフトウェア バージョンアップ」の「ファイルを選択」ボタンをクリックし、本バージョンのファイルを選択後に「更新」→「OK」ボタンをクリックします。
ファームウェアのバージョンアップが完了して再起動が行われるまでに、10分~20分ほど掛かります。
- 本バージョンへのバージョンアップが完了したら、認証データベースの同期を有効にします。
有効にする手順は、クイックツアー「AMF Securityの同期」/「同期の設定」をご参照ください。
- 手順1でバックアップした認証データをインポートします。
プライマリとして稼働中のAMF Securityの「システム設定」/「システム情報」画面を表示します。
- 認証データの「インポート」→「ファイルを選択」ボタンをクリックし、バックアップした認証データ(CSV形式)のファイルを選択して「登録」ボタンをクリックします。
本バージョンへのバージョンアップは以上です。
AT-SESC 1.8.xから本バージョンへのバージョンアップ
AT-SESC 1.8.xをお使いの場合は、以下の順でバージョンアップを行います。
データベースログ削除ツールの実行 → 本バージョンにバージョンアップ
なお、AT-SESCを冗長化して認証データベースの同期を使用している場合と、使用していない場合で手順が異なります。
本手順ではAT-SESC 1.8.0からのバージョンアップを想定します。
認証データベースの同期を使用していない場合
- 「データベースログ削除ツール」でデータベースのログを削除します。
データベースログ削除ツールのReadmeファイルの「①認証データベースの同期が「未使用」の場合」の手順で、データベースのログを削除してください。
- データベースのログの削除が完了したら、本バージョンへバージョンアップを行います。
AT-SESCの「システム設定」 / 「システム情報」画面の「ソフトウェア バージョンアップ」の「ファイルを選択」ボタンをクリックし、本バージョンのファイルを選択後に「更新」→「OK」ボタンをクリックします。
ファームウェアのバージョンアップが完了して再起動が行われるまでに、10分~20分ほど掛かります。
本バージョンへのバージョンアップは以上です。
認証データベースの同期を使用している場合
認証データベースの同期の状態が「同期中」と「切断中」の場合で、データベースのログを削除する手順が異なります。認証データベースの同期の状態は、AT-SESCにログインすると画面右上のホスト名に続いて表示されます。
認証データベースの同期の状態による各手順は、「データベースログ削除ツール」のReadmeファイルに記載がありますのでご参照ください。
- 2台のAT-SESCの画面右上に「同期中」と表示されている場合:「②認証データベースの同期が「同期中」の場合」
- 2台のAT-SESCのどちらかの画面右上に「切断中」と表示されている場合:「③認証データベースの同期が「切断中」の場合」
- 「データベースログ削除ツール」でデータベースのログを削除します。
認証データベースの同期の状態に従って、「データベースログ削除ツール」のReadmeファイルの手順をご参照ください。
上記の手順中で取得した認証データは、手順8で使用します。
- データベースのログの削除が完了したら、認証データベースの同期を無効にします。
プライマリとして稼働中のAT-SESCの「システム設定」 / 「ネットワーク設定」画面を表示します。
- 「認証データベースの同期を有効にします。」チェックボックスのチェックを外して「登録」→「OK」ボタンをクリックします。
- もう1台のセカンダリとして稼働していたAT-SESCの「システム設定」 / 「ネットワーク設定」画面を表示します。
- 「認証データベースの同期を有効にします。」チェックボックスのチェックを外して「登録」→「OK」ボタンをクリックします。
- 本バージョンへバージョンアップを行います。
再度それぞれのAT-SESCにログインし、「システム設定」 / 「システム情報」画面の「ソフトウェア バージョンアップ」の「ファイルを選択」ボタンをクリックし、本バージョンのファイルを選択後に「更新」→「OK」ボタンをクリックします。
ファームウェアのバージョンアップが完了して再起動が行われるまでに、10分~20分ほど掛かります。
- 本バージョンへのバージョンアップが完了したら、認証データベースの同期を有効にします。
有効にする手順は、クイックツアー「AMF Securityの同期」/「同期の設定」をご参照ください。
- 手順1でバックアップした認証データをインポートします。
プライマリとして稼働中のAMF Securityの「システム設定」/「システム情報」画面を表示します。
- 認証データの「インポート」→「ファイルを選択」ボタンをクリックし、バックアップした認証データ(CSV形式)のファイルを選択して「登録」ボタンをクリックします。
本バージョンへのバージョンアップは以上です。
AMF Security 2.x.xから本バージョンへのバージョンアップ
本バージョンよりも前のAMF Security 2.x.xをお使いの場合は、以下の順でバージョンアップを行います。
データベースログ削除ツールの実行 → 本バージョンにバージョンアップ
なお、AMF Securityを冗長化して認証データベースの同期を使用している場合と、使用していない場合で手順が異なります。
本手順ではAMF Security 2.0.0からのバージョンアップを想定します。
AMF Security 2.2.2以降から本バージョンにバージョンアップする場合は、「データベースログ削除ツール」の実行は不要です(「データベースログ削除ツール」を実行しても問題はありません)。
認証データベースの同期を使用していない場合
- 「データベースログ削除ツール」でデータベースのログを削除します。
データベースログ削除ツールのReadmeファイルの「①認証データベースの同期が「未使用」の場合」の手順で、データベースのログを削除してください。
- データベースのログの削除が完了したら、本バージョンへバージョンアップを行います。
AMF Securityの「システム設定」 / 「システム情報」画面の「ソフトウェア バージョンアップ」の「更新」→「ファイルを選択」ボタンをクリックし、本バージョンのファイルを選択後に「登録」→「OK」ボタンをクリックします。
ファームウェアのバージョンアップが完了して再起動が行われるまでに、10分~20分ほど掛かります。
本バージョンへのバージョンアップは以上です。
認証データベースの同期を使用している場合
認証データベースの同期の状態が「同期中」と「切断中」の場合で、データベースのログを削除する手順が異なります。認証データベースの同期の状態は、AMF Securityにログインすると画面右上のホスト名に続いて表示されます。
認証データベースの同期の状態による各手順は、「データベースログ削除ツール」のReadmeファイルに記載がありますのでご参照ください。
- 2台のAMF Securityの画面右上に「同期中」と表示されている場合:「②認証データベースの同期が「同期中」の場合」
- 2台のAMF Securityのどちらかの画面右上に「切断中」と表示されている場合:「③認証データベースの同期が「切断中」の場合」
- 「データベースログ削除ツール」でデータベースのログを削除します。
認証データベースの同期の状態に従って、「データベースログ削除ツール」のReadmeファイルの手順をご参照ください。
上記の手順中で取得した認証データは、手順5で使用します。
- データベースのログの削除が完了したら、認証データベースの同期を無効にします。
無効にする手順は、クイックツアー「AMF Securityの同期」/「同期の設定の無効化」をご参照ください。
- 本バージョンへバージョンアップを行います。
再度それぞれのAMF Securityにログインし、「システム設定」 / 「システム情報」画面の「ソフトウェア バージョンアップ」の「更新」→「ファイルを選択」ボタンをクリックし、本バージョンのファイルを選択後に「登録」→「OK」ボタンをクリックします。
ファームウェアのバージョンアップが完了して再起動が行われるまでに、10分~20分ほど掛かります。
- 認証データベースの同期を有効にします。
有効にする手順は、クイックツアー「AMF Securityの同期」/「同期の設定」をご参照ください。
- 手順1でバックアップした認証データをインポートします。
プライマリとして稼働中のAMF Securityの「システム設定」/「システム情報」画面を表示します。
- 認証データの「インポート」→「ファイルを選択」ボタンをクリックし、バックアップした認証データ(CSV形式)のファイルを選択して「登録」ボタンをクリックします。
本バージョンへのバージョンアップは以上です。