[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:フォワーディングデータベース / 一般コマンド
ADD SWITCH MACFILTER SOURCEADDRESS=macadd MASKADDRESS=macadd PORT=port-number ACTION={FORWARD|DISCARD} [ENTRY=entry-id] [LEARN] [VLAN={vlanname|1..4094}]
macadd: MACアドレス(xx-xx-xx-xx-xx-xxの形式)
port-number: スイッチポート番号(1〜)
entry-id: エントリー番号(0〜31)
vlanname: VLAN名(1〜32文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。大文字小文字を区別しない)
スタティックエントリー自動登録機能の登録マッチ条件エントリーを追加する。
FDB上にMACアドレスが学習されたとき、登録マッチ条件のマスクパターンでマスキングし、登録マッチ条件のアドレスパターンと一致すれば、自動的にスタティックエントリーとして登録する。
ポートあたり32個まで作成可能。スタティックエントリーは1ポートあたり320件まで登録可能。
パラメーター |
SOURCEADDRESS: (マッチ条件)送信元MACアドレスのマッチング時に適用されるMACアドレスパターン
MASKADDRESS: (マッチ条件)送信元MACアドレスのマッチング時に適用されるマスクパターン
PORT: (マッチ条件)入力ポート番号
ACTION: (登録条件)スタティック登録時のフレーム処理方法。FORWARD(転送)とDISCARD(破棄)から選択。
ENTRY: (マッチ条件)マッチ条件リストのエントリー番号。省略時はエントリーリストの末尾に追加される。すでにn個のエントリーが存在している場合(0〜n-1が存在)、本パラメーターを省略すると「n」を指定したのと同じ動作になる。「n」より大きなエントリー番号を指定することはできない。既存エントリーと同じ番号を指定した場合は、既存エントリーの前に新規エントリーが追加され、既存エントリー以降は番号が1つずつ後ろにずれる。
LEARN: (登録条件)スタティック登録時に該当エントリーを、ポートセキュリティーの学習済みMACアドレス(learnエントリー)の1つとして数えるようにする。ポートセキュリティー機能は、SET SWITCH PORTコマンドのLEARNパラメーターで設定する。
VLAN: (マッチ条件)VLAN名かVLAN ID(VID)。省略時は該当ポートがタグなしポートとして所属するVLAN ID(VID)となる。そのため、ポートがタグ付きVLANにしか所属していないとき(タグなしVLANに所属していないとき)は省略できない。該当ポートがタグなしの場合は不要。
例 |
■ ベンダーID=00-90-99-xx-xx-xxをスタティック登録する。
ADD SWITCH MACFILTER SOURCEADDRESS=00-90-99-00-00-00 MASKADDRESS=ff-ff-ff-00-00-00 PORT=1 ACTION=FORWARD
備考・注意事項 |
スタティックMACアドレスの最大登録数(1ポートあたり320エントリー)を超えた場合は、自動登録機能は働かず、通常の動作(自動学習機能によりダイナミックに学習し、フォワーディングする)を行う。
FDB上に、ダイナミックエントリーを含めて、8KまでMACアドレスが登録されている状態では、自動登録機能は働かない。エージアウトなどにより、FDBに空きエントリーができると、自動登録機能が働く。
自動登録機能によりスタティックMACアドレスが登録されたとき、ログメッセージが出力される。
関連コマンド |
DELETE SWITCH MACFILTER
SET SWITCH PORT
SHOW SWITCH MACFILTER
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