[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9

CREATE VLAN

カテゴリー:スイッチング / バーチャルLAN


CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094 [{PROTECTED|PRIVATE}]

vlanname: VLAN名(1〜32文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。ただし、数字だけの文字列と「default」、「ALL」は指定できない。大文字小文字は区別しない)


VLANを作成する。



パラメーター

VLAN: VLAN名。半角英数字とアンダースコア、ハイフンからなる1〜32文字の文字列で指定する。ただし、数字だけの文字列と、予約済みの文字列「default」、「ALL」は指定できない。また、「vlanXXXX」(XXXXは数字)形式の名前を指定する場合は、XXXXの部分がVID(VLAN ID)と一致していなくてはならない。VLAN名の大文字小文字は区別されないが、SHOW VLANコマンドなどの表示では、VLAN作成時に指定した大文字小文字の違いが反映される。VLAN名は製品内部における管理用の識別子であり、外部に送信されることはない。

VID: VLAN ID。タグ付きポートでは、送信フレームにこの値を含んだタグが付加される。1はVLAN defaultに割り当て済みなので指定できない。

PROTECTED: 所属ポート間のレイヤー2通信を禁止するときに指定するオプション(Protected VLAN)。レイヤー3通信は可能。本オプション付きでVLANを作成した場合、所属ポートは必ずタグなし(Untagged)に設定すること。タグ付き(Tagged)に設定してはならない。また、本オプション付きで作成したVLAN内では、IGMP Snoopingを使用できない。PRIVATEオプション(マルチプルVLAN)との併用は不可。

PRIVATE: マルチプルVLAN(Private VLAN)を作成するときに指定する。PROTECTEDオプションとの併用は不可。



VLAN orange(VLAN ID=20)を作成する。
CREATE VLAN=orange VID=20



備考・注意事項

VLANは254個(VLAN defaultを除く)まで新規作成できるが、IPアドレスを設定できるのは32個のVLANまで。



関連コマンド

ADD VLAN PORT
DESTROY VLAN
SHOW VLAN




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