[index] CentreCOM 8724XL/8748XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:スイッチング / スパニングツリープロトコル(STP/RSTP)
SET STP[={stpname|ALL}] PORT={port-list|ALL} [PATHCOST={1..1000000|1..200000000}] [PORTPRIORITY=0..255] [EDGEPORT={YES|NO}] [PTP={AUTO|YES|NO}] [DEFAULT]
stpname: STPドメイン名(1〜15文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。大文字小文字を区別しない)
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
指定ポートのスパニングツリーパラメーターを変更する。
パラメーター |
STP: STPドメイン名。ドメインを指定しなかった場合、および、ALLを指定した場合はすべてのSTPドメインが対象となる。
PORT: ポート番号。複数指定が可能。ALLを指定した場合はすべてのポートが対象となる。
PATHCOST: パスコスト。該当ポートを通過する際のコストを示すもので、一般的にはポートの通信速度に応じて設定する。通信速度ごとのデフォルト値と推奨値範囲は別表を参照。なお、SET STPコマンドのMODEパラメーターでSTPの動作モードを変更すると、PATHCOSTも自動的に変更される。
PORTPRIORITY: ポートプライオリティー。小さいほど優先度が高く、ルートポートになる可能性が高くなる。MODEがRAPIDのときは16の倍数で指定する(16の倍数でない値を指定したときは、指定値より小さい直近の倍数に変換される)。デフォルトは128。
EDGEPORT: MODEがRAPIDのとき、該当ポートがエッジポートかどうかを指定する。エッジポートとは、他のブリッジが存在しない末端(エッジ)のLANに接続されているポートのこと。ただし、EDGEPORT=YESを指定した場合でも、同ポートでRSTP BPDUを受信した場合はエッジポートとしては扱われなくなる。デフォルトはNO。
PTP: MODEがRAPIDのとき、該当ポートが他のブリッジとポイントツーポイントで接続されているかどうかを指定する。AUTOを指定した場合は、本製品が自動判別する。デフォルトはAUTO。
DEFAULT: PATHCOST、PORTPRIORITYパラメーターをデフォルト値に戻したいときに指定する。PORT以外のパラメーターと同時に指定することはできない。
10Mbps | 50〜600 | 100 |
100Mbps | 10〜60 | 19 |
1000Mbps | 3〜10 | 4 |
10Mbps | 200000〜2000000 | 2000000 |
100Mbps | 20000〜200000 | 200000 |
1000Mbps | 2000〜20000 | 20000 |
関連コマンド |
PURGE STP
RESET STP
SET STP
SHOW STP
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