[index] CentreCOM 9424T コマンドリファレンス 2.11

SET SWITCH PORT LOOPDETECTION

カテゴリー:スイッチング / ポート


SET SWITCH PORT={port-list|ALL} LOOPDETECTION [ACTION={LINKDOWN|BCASTDISCARD|NONE}] [INTERVAL=1..1000000] [SECURE={ON|OFF}] [BLOCKTIMEOUT={10..86400|NONE}]

port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)


LDF検出機能のパラメーターを設定する。



パラメーター

PORT: ポート番号またはALLを指定する

ACTION: LDFを検出した場合のアクション。NONE(何もしない)、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる)、BCASTDISCARD(ポートのブロードキャストフレームの受信を止める)から選択する。デフォルトはLINKDOWN。アクション実行中に、このパラメーターによって別のアクションを設定した場合は、次回アクション実行時から適用する

INTERVAL: LDFの送信間隔。単位は秒。デフォルト120秒。INTERVALを変更した直後に、LDFが送信される

SECURE: セキュアなLDFの受信をするかどうか。ONの場合、LDFに含まれるIDコードのチェックを行いIDが異なる場合はLDFを破棄する。 IDコードはLDFの送信ごとに変更されるため、送出したLDFの有効時間はLDFの送出間隔(INTERVAL)の時間となる。デフォルトON

BLOCKTIMEOUT: ACTIONパラメーターで指定した動作が実行された後、自動的に実行前の状態に戻るまでの時間。単位は秒。NONEを指定した場合、自動的に実行前の状態には戻らない。デフォルト300秒



ポート2の、LDFを検出した場合のアクションをリンクダウン、LDFの送信間隔を60秒、実行前の状態に戻るまでの時間を3600秒に設定する。
SET SWITCH PORT=2 LOOPDETECTION ACTION=LINKDOWN INTERVAL=60 BLOCKTIMEOUT=3600



備考・注意事項

LDF検出有効時は、各ポートのLDF検出の有効/無効にかかわらず、すべてのポートで受信したLDFがLDF検出の対象になる。

STP、Rapid STP、Multiple STP、EPSR Snoopingを併用する場合、アクションにはLINKDOWNを指定することを推奨。

LINKDOWN、BCASTDISCARDアクションが実行中のとき、BLOCKTIMEOUTが経過する以外に、次のコマンドを実行するとアクションから復旧する(アクションの実行を中断する)。ENABLE SWITCH PORTコマンド、DISABLE SWITCH PORTコマンド、DISABLE SWITCH PORT LOOPDETECTIONコマンド。

BCASTDISCARDアクションが実行中のとき、BLOCKTIMEOUTが経過する以外に次のコマンドを実行、または動作を行うとアクションから復旧する(アクションの実行を中断する)。SET SWITCH PORTコマンドのBCASTFILTERINGパラメーター、ポートを物理的にリンクダウンする(ポートからケーブルを抜く)。



関連コマンド

DISABLE SWITCH PORT LOOPDETECTION
ENABLE SWITCH PORT LOOPDETECTION
RESET SWITCH PORT LOOPDETECTION COUNTER
SHOW SWITCH PORT LOOPDETECTION




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